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第3章~儲けの元③

経営の5本柱のついて、肝心なところを追っていきましょう!


④数字管理がない(データがないと行動が出せない)


必要な「数字」をきちっと把握できていない。何となく感覚で舵取りをしている。月次決算書を見てもよくわからない。

→社長は、会社の必要な数字を把握していますか? 会社の明暗を分けるのは社長に90%責任があると言われています。

従って、会社の舵取りをする者として社長が数字を抑えていることが絶対に必要です。ただし、必要な数字というのはごくごく限定されており、多くはありません。

御社では、毎月会計事務所から受取る月次決算書をビジネスに十分活用できていますか?コンピューターから打ち出したままの数字の羅列の資料、あれを理解できますでしょうか?

わかりづらい資料、一目で理解できない資料は、経営には決して使えません。

毎月の会計データが税金計算、すなわち申告書を作るためだけにしか利用されていないとすれば、余りに馬鹿げた話です。税務署のために会計をしているわけではありません!商売に活かすための会計でなければ意味がありません!


⑤広告宣伝(アピール力)に工夫がない


新聞広告、折込チラシ、DM、FAX・・・
いろいろな媒体を使い、多額のコストをかけて広告宣伝しているが、思い通りの効果が出ていない。

→十分知恵とアイデアを練り、考えた上で戦略的に広告宣伝していますか?

 例えば、チラシを出す時でも、「キャッチコピー」ひとつで消費者の反応は驚くほど変わります。

「名古屋港水族館、〇月〇日オープン!」よりも、「〇月〇日、シャチが来る!」の方がよほどインパクトがあります。

「そばランチ、1000円」 よりも、「信州戸隠の十割そば、1000円」の方が具体的イメージがわきやすく、おいしい想像力を引き出しいのは明らかです。


やるべきことはどの会社もまだまだたくさんあります。


経営者の方々が、減少する売上・利益を前に欝々とした日々を過ごしている原因は ただーつ、「行動」を打ち出せないからです。

やるべき「行動」が見えてこないために、エネルギーを開放できないのです。 

そんな経営者の方々も、具体的になすべき「行動」が見えてくれば、一日で見違えるほど元気になられます。「行動」が見えてくれば、立ち止まって悩んでいる暇はなくなります。その「行動」に集中できるわけです。

「深刻」になるかわりに、「真剣」 に打ち込んでもらえるわけです。


「深刻」と「真剣」では、状況は天国と地獄ほどの差があります。やるべきこと、行動が見えてくれば、会社にも見違えるほど活気が出てきます。


分かりやすく経営に対する思いを伝えたい