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第8章~結果の出る宣伝広告の仕方とは?①

ゴミ箱直行?


□工夫のないDMもチラシもFAXも、すべてゴミ箱直行!


 商品力以上に、商品を売る力が重要です。
 売る力のひとつに、広告宣伝力が挙げられます。


 良い商品を作る、持つことと、それをアピールして買ってもらうこととはまったく別の行動です。


 良い商品であっても、良いことを繰り返し繰り返ししつこいぐらいにアピールしないと、誰も購入しません。


 控えめにしていて売れる時代ではなくなりました。



 また、アピール手段のーつである広告宣伝については、広告媒体がどんどん進歩しています。


 今や時代が大きく変わってしまいました。 

 変わりつつあるのではなく、既に大きく変わりました。



 例えば、主婦層に健康食品を販売するとします。


 従来であれば、主婦層にアピールするためには、例えば新聞の折込チラシを入れます。


 名古屋の中心部へ配ろうと思えば60万枚の折込チラシが必要になります。


 その莫大な配布先から、主婦層がチラシを目にする確立は10%もあるでしょうか。


 さらに、健康食品に興味のある人はその10%、そして実際に健康食品を買おうという反応を示す人は、さらに10%。


 実際にはもっとはるかに小さい数字になるような気がしますが、結局最終的に購買しようとする人の反応率は0.0何とか%といった非常にわずかな数字になってしまいます。


 これが従来の広告宣伝です。


 ところが今では、広告宣伝手法は様変わりしました。


 インターネットやSNSを使って、ターゲットとする消費者層にピンポイントで広告宣伝することができるようになりました。今や、テレビコマーシャルよりも注目されているのがインターネット上での広告宣伝です。


 健康食品を販売したいターゲットは、女性で、20代から50代、健康志向の人、地域は例えば、名古屋の中心部居住者であるとすれば、インターネットを使って、その条件にあった消費者層にのみ広告宣伝をすることができるのです。


 すなわち、膨大なロスを発生させることなく、確実に希望の消費者層ヘアピールができるわけです。


 こんなことは、テレビコマーシャルですら全く不可能です。



 近い将来、テレビコマーシャルも新聞広告も消滅していくかもしれません。


 情報通信技術は様変わりしつつあり、それに平行して広告宣伝のみならず、ビジネスそのものが大変貌を遂げつつあります。

 第3章でも述べましたが、広告宣伝手法に関しては、十分な知識と知恵とアイデアを駆使し、戦略的に行なわないと効果的な結果は出てきません。


 従来の新聞広告、折込チラシ、DM、FAX等まだまだ実際に使われていますが、これらも内容を十分に考慮した上で利用しない限り、コストに見合った結果は期待できません。



 アピール力のないチラシ、つまらないDM等、すべてゴミ箱へ直行です。

分かりやすく経営に対する思いを伝えたい