覚之輔

定年が近いサラリーマンです。今後の人生を楽しむことを目的に、おもしろそうと感じたことに…

覚之輔

定年が近いサラリーマンです。今後の人生を楽しむことを目的に、おもしろそうと感じたことにチャレンジしています。私のチャレンジを見ていただいた方が少しでもポジティブな気持ちになっていただけると嬉しく思います。 HPもやってます。https://kakunosuke.jp/

マガジン

  • ラビリンスワールド

    ラビリンスワールドというSF小説をつくりました。 主人公の ショウがラビリンスワールドという世界に紛れ込んでしまいました。ラビリンスワールドとは、ロールプレイングゲーム(RPG)のダンジョンのようなところです。RPGのダンジョンとはいっても、モンスターはでてきません。ラビリンスワールドにいるのは、ラビリンスワールドを体験しに来た多くのプレーヤーと少数のラビリンスワールドの運営スタッフのみです。ラビリンスワールドに来たプレーヤーは全ての記憶を失います。主人公のショウも自分が誰だかわからないところから物語は始まります。そこにはすでに先輩プレーヤーがプレーをしており、その中に入っていっていろなことを体験します。さて、ショウはこのラビリンスワールドから脱出することはできるのでしょうか。お楽しみください。

記事一覧

輝く明日_仮歌

00:00 | 00:00

自分で納得いく曲ができたので投稿することにしました。 この曲を投稿することにした理由は2つです。 まず、自分ではとてもいい曲ができたと思っていて皆様にも共有したか…

覚之輔
7か月前
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呼びかける歌_仮歌_豪華ver

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昨年つくった「呼びかける歌」の楽器の数を増やした豪華バージョンをつくりました。この豪華バージョンにも仮歌をいれましたので投稿することにしました。

覚之輔
1年前
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呼びかける歌_仮歌_シンプルver

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昨年つくった「呼びかける歌」はボーカロイドで歌を入れていましたが、仮歌をいれましたので投稿することにしました。 やはり、人の声の方が機械の声より癒されます。

覚之輔
1年前
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秋の五重塔

覚之輔
1年前

ラビリンスワールド【連続小説】(その28著者あとがき)

 最後まで小説を読んでいただきありがとうございました。連載のはじめの頃からモシマと申します@小説さんはじめいろいろな方に応援いただき、とても励みになりました。最…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その27最終回)

 ショウは楽しんでガーデニングを行い、1年後には交配で珍しい色の花をつくったり、栽培が難しいハーブを育てたりして、ガーデニングを楽しんでいた。 そんなある日、い…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その26)

第六章:卒業  ラビリンスワールドに来てから今までの3年間で小さな家なら買えるぐらいのゴールドは溜まっていた。家を買うつもりはなかったので、思い切って広めのガー…

覚之輔
1年前
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呼びかける歌

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作詞・作曲は覚之輔です。歌があまり得意ではないのでボーカロイド(歌声合成技術)で作成しました。曲は推しの女性シンガーをイメージして作りました。詞は今一番伝えたい…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その25)

マコトは安らぎの場所を探すための説明をしだした。 「ショウさんは今そそり立つ崖のふもとにいると想像してください。この崖を登らなければなりません。崖を登り始めてく…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その24)

 仕事終わりにカフェに行って、マコトに話しかけた。 「ブルーな気持ちになった時に手放しのワークをすると、気分が軽くなりとてもいいのですが、しばらくするとまた同じ…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その23)

 カプセルホテルで試してみたがあまりうまくいかなかった。 毎日続けていると少しずつ呼吸している感覚を感じることに集中できるようになってきた。 1週間ぐらい練習して1…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その22)

 カプセルホテルに戻り、マコトの言ったことをよく考えてみた。自分の周りで起こっていることは、自分が原因で起こっているという意味のことを言っていたよな。そういうこ…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その21)

 ラビリンスワールドの出口も見つからず、トラブルに巻き込まれ、気分は最悪で頭が痛く少し吐き気もしてきた。悔しくて泣きながら歩いてカフェに向かった。 カフェでボー…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その20)

 やめた次の日から裏山に登って鉱石を探してはインゴットにする仕事を始めた。これまで、数年間、やってきただけあってどこに行けば鉱石が取れるかはわかっていた。また、…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その19)

第五章:転換点  ユウカの指定する場所に行き、ユウカの指示に従って仕事をし、給料をもらうという生活を数年続けたある日の昼にカフェの窓側の席で外を見ながら休憩して…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その18)

 少しの給料でユウカにさんざんこき使われて、早く出口を見つけてこの世界から脱出してやる。行けるところはほとんど行って、唯一見つけた出口は鍵がかかっているって、い…

覚之輔
1年前
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輝く明日_仮歌

自分で納得いく曲ができたので投稿することにしました。 この曲を投稿することにした理由は2つです。 まず、自分ではとてもいい曲ができたと思っていて皆様にも共有したかったこと、もう一つは小学生の頃の音楽の成績は悪く、楽譜も読めない、ほとんど楽器も弾けない私でもこのくらいの曲であれば作詞作曲できるということを皆様にも知っていただき、それなら私にもできるかもしれないと作曲することへのためらいを減らして作曲の楽しさを知っていただきたいと思っています。 少しでも皆様の楽しさにつながればと願っています。

呼びかける歌_仮歌_豪華ver

昨年つくった「呼びかける歌」の楽器の数を増やした豪華バージョンをつくりました。この豪華バージョンにも仮歌をいれましたので投稿することにしました。

呼びかける歌_仮歌_シンプルver

昨年つくった「呼びかける歌」はボーカロイドで歌を入れていましたが、仮歌をいれましたので投稿することにしました。 やはり、人の声の方が機械の声より癒されます。

秋の五重塔

ラビリンスワールド【連続小説】(その28著者あとがき)

 最後まで小説を読んでいただきありがとうございました。連載のはじめの頃からモシマと申します@小説さんはじめいろいろな方に応援いただき、とても励みになりました。最後まで連載を続けることができたのも読者の方の応援があったからだととても感謝しております。 わたしは10年ほど前に精神的な病気となり、会社を3ヶ月ほど休まなければならない状態となってしまいました。その際にはだいぶつらい思いをし、10年かけて少しずつ回復しつつあります。 そんなわたしの経験がすこしでも世の中で同じような

ラビリンスワールド【連続小説】(その27最終回)

 ショウは楽しんでガーデニングを行い、1年後には交配で珍しい色の花をつくったり、栽培が難しいハーブを育てたりして、ガーデニングを楽しんでいた。 そんなある日、いつものカフェは飽きたので、気分転換にラビリンスワールドに来た時に説明を聞いた受付の近くに置いてある椅子に座ってくつろいでいた。そうするといつものようにカプセルホテルの清掃員の女性が 「カプセルホテルの清掃が終わりましたので、ご使用できます」と言ってきたので、 「ありがとうございました」とお礼をいった。 その後、その女

ラビリンスワールド【連続小説】(その26)

第六章:卒業  ラビリンスワールドに来てから今までの3年間で小さな家なら買えるぐらいのゴールドは溜まっていた。家を買うつもりはなかったので、思い切って広めのガーデニング区画を借りることにした。 花屋に行って店員に花やハーブのことを聞いて、気に入った花やハーブの苗を購入した。購入した苗をガーデニングの区画に植え、水をあげた。気のせいか水をあげた苗は喜んでいるようだった。 「どんな花が咲くのかな。楽しみだ」と思わずひとりごとがもれていた。 ハーブが成長してゴールドに変わるま

呼びかける歌

作詞・作曲は覚之輔です。歌があまり得意ではないのでボーカロイド(歌声合成技術)で作成しました。曲は推しの女性シンガーをイメージして作りました。詞は今一番伝えたいと思った、連続小説ラビリンスワールドの内容に沿ったものにしました。この曲を連続小説のの挿入歌としました。

ラビリンスワールド【連続小説】(その25)

マコトは安らぎの場所を探すための説明をしだした。 「ショウさんは今そそり立つ崖のふもとにいると想像してください。この崖を登らなければなりません。崖を登り始めてください。手はゴツゴツした岩をつかみ足は岩と岩の間のわずかなスペースを探して、つま先をかけて登ります。岩は固く、登っていると指が痛くなってきました。それでも我慢して登ります。時には腕力だけで上がらなければならないこところもあり、腕の筋肉がとても疲れてきました。少し休んでは崖の頂上を目指して登ります。 頂上までどのくらい

ラビリンスワールド【連続小説】(その24)

 仕事終わりにカフェに行って、マコトに話しかけた。 「ブルーな気持ちになった時に手放しのワークをすると、気分が軽くなりとてもいいのですが、しばらくするとまた同じようにブルーになるんです」 「そうですね。それでは次に進みましょうか」 「よろしくお願いします」 「とは言っても、やることは同じなんですよ。同じようなワークをするだけです」 「同じことをしても、繰り返しになるだけじゃあないですか」 「同じと言っても、対象を広げるのです」 「対象を広げる?」 「そうです。いままではブルー

ラビリンスワールド【連続小説】(その23)

 カプセルホテルで試してみたがあまりうまくいかなかった。 毎日続けていると少しずつ呼吸している感覚を感じることに集中できるようになってきた。 1週間ぐらい練習して15秒ぐらいは呼吸に集中できるようになった。 前回マコトに会ってから1週間後にまたカフェに行った。 「少しは呼吸に集中できるようになりました」 それはよかったですね。頭の中は思考でいっぱいだということがわかりましたね」 「よくわかりました」 「その思考が現状を作っているのだとしたら、その思考を変えればいいですよね」

ラビリンスワールド【連続小説】(その22)

 カプセルホテルに戻り、マコトの言ったことをよく考えてみた。自分の周りで起こっていることは、自分が原因で起こっているという意味のことを言っていたよな。そういうことにするということは分かったが、こんな、最悪な人生を自分で創った記憶はないんだけどなぁ。それに悪口を言う奴はそいつが悪いに決まっているじゃないか。マコトさんは何を言っているんだ、と考えていた。  次の日も同じようにインゴットづくりを行っていたが、気分はおもく1日を過ごすのがとても苦痛であった。仕事終わりにカフェに寄る

ラビリンスワールド【連続小説】(その21)

 ラビリンスワールドの出口も見つからず、トラブルに巻き込まれ、気分は最悪で頭が痛く少し吐き気もしてきた。悔しくて泣きながら歩いてカフェに向かった。 カフェでボーとしながら窓の外を見つめていると、隣に座っていた白髪混じりの中年男性が話しかけてきた。 中年男性「落ち込んでいるようですが、どうかされましたか」 ショウ「はい。いやなことがいろいろありまして」 中年男性「そうですかそれは大変ですね」 ショウ「聞いてくださいよ」 中年男性「今回は話をしてくれるのですね」 ショウ「今回?」

ラビリンスワールド【連続小説】(その20)

 やめた次の日から裏山に登って鉱石を探してはインゴットにする仕事を始めた。これまで、数年間、やってきただけあってどこに行けば鉱石が取れるかはわかっていた。また、ユウカのところで何回もやってきたのでインゴットにする作業も失敗しないで作れた。しかし、高く売れるインゴットの原料となる鉱石は思ったほど取れず、ユウカのところで毎日もらっていたゴールドよりも少ない稼ぎだった。まあ、ユウカのところであの人ひと達と働くよりましだと思った。 そんな生活を数か月していたある日、石を集めている最中

ラビリンスワールド【連続小説】(その19)

第五章:転換点  ユウカの指定する場所に行き、ユウカの指示に従って仕事をし、給料をもらうという生活を数年続けたある日の昼にカフェの窓側の席で外を見ながら休憩していた。 しかし、ユウカの奴は相変わらず人使いが荒いな、これだけの給料じゃ割に合わないな、などといつものように考えていた。そこに、最近ユウカのところに来たナナとミサキが大きな声でしゃべりながらカフェの前を通り過ぎていった。 ナナ「なにあの、ショウってひと。暗いんですけど」 ミサキ「そうそう。暗くて気持ち悪い。それに臭い

ラビリンスワールド【連続小説】(その18)

 少しの給料でユウカにさんざんこき使われて、早く出口を見つけてこの世界から脱出してやる。行けるところはほとんど行って、唯一見つけた出口は鍵がかかっているって、いったいどういうことなんだ。出られる出口なんてないんじゃないか、と考えていた。待てよ、まだ行っていないところがあるな。そういえばレベル18以下は入場禁止(L18禁)のエリアにはまだ、行けていないぞ。絶対L18禁のエリアに出口があるに違いない。早くレベルを上げよう。今のレベルはいくらだ。スマホで自分のレベルを調べてみた。レ