おうち料理を格上げしてくれる調味料3選

わたしたち夫婦の共通の趣味は「一緒に買い出しして料理を作って食べる」ことだ。ここ数ヶ月で夫の料理スキルが爆上がりし、わたしも激務をやめたことで参加できるようになり、自炊頻度が上がるなかで気づいたことは「調味料がめっちゃ大切」ということ。

わたしたちが出会って感激した、「これがあるとないとじゃ全然違う!!!」というアイテム3つを紹介する。

大塚オリーブファームのオリーブオイル

オリーブオイルは調味料の中でも価格レンジが広い。西友で300円台から買えるし、成城石井などに行けば1000〜5000円のものが豊富に並んでいる。我が家でも少し高級なオリーブオイルをいくつか試したが、すっかりこれに落ち着いて、もう4本目に突入。

はじめて出会ったのはルミネの臨時店舗の試食だった。優しい雰囲気の欧米系のおじさん(代表のフアドさんだった)が「騙されたと思って食べてみてください」と言いながら、豆腐にオリーブオイルをかけたのものを自ら試食に出していた。ふつうはオリーブオイルの試食ってバケットじゃないの…?と思いつつ、騙されながら食べてみると、衝撃が走った。味が濃くて深みがあり、大袈裟でなくオリーブオイルの概念が変わる美味しさだったのだ。

既存ユーザーらしきおばさまが隣にやってきて、「前に買ったときはこんなにすごいって知らなくて、小さの買っちゃったのよね〜。最初から大きいやつ買えばよかった!」と言いながら500mlの瓶を颯爽と買って行った。如何せん当時使っていたオイルと価格帯が大きく違うため、とりあえず120ml 1500円を購入して帰った。しかしすぐに、(タイミングが良すぎてサクラ疑惑のあった)おばさまの言うことを素直に聞かなかったことを後悔することに。それからはAmazon定期便や店舗出店時(最近3500円になってる!)を狙って500ml瓶を購入している。

冷奴にこのオリーブオイルと塩だけかければ完成度の高いおかずになるし、ポン酢と混ぜてサラダのドレッシングにするのも手軽で美味しい。

最近、同ブランドのざくろビネガーも購入してみたが、これもオリーブオイルと混ぜてドレッシングにしたり、蜂蜜と一緒にヨーグルトにかけると抜群に美味しい。

エヌ・ハーベストのカレースパイス

西荻窪のオーガニックスパイス・紅茶の専門店。散歩をしているときにふらっと立ち寄ってから、何度も通い詰め、大変お世話になっている。

フンザ・スリランカ・インド・トルコからやってきた本格的なスパイスを、日本の一般的な家庭で手軽に使えるように粉末調合し、カレー(辛さ選べる)、お肉、魚、ワイン、チャイなどの用途別で500円〜の手頃な価格で購入することができる。これで作ったカレーは格段にレベルが上がる…!

代表の鈴木さんが月1で開催する料理教室にも夫婦で参加してみた。ネパールの家庭料理を、現地訪問時のお話を聞きながら、本格的ながらも家でも真似できる調理方法で作って食べて、めちゃくちゃ楽しかった。

ゴールデンウィーク期間はオンラインストアでStay Home Sale開催中のようです。

燻製シート

厳密には調味料ではないが、最後にこちら。去年の冬に「自宅で燻製がしたい!」と思い立って、なるべく手軽にできるグッズはないかと東急ハンズ探したときに出会った。

材料に塩をふって、適切な大きさに切った包んで1-2日置く。嵩張る道具も要らないし、部屋も臭くならない。(シートを触った手に臭いは付くが。)

チーズ、半熟卵、サーモン、ソーセージなど色々と試したが、想像以上にしっかり燻製の味になり、とてもテンションが上がる。個人的には硬めのチーズ、サーモンの刺身が好き。

◇◇◇

スーパーに行ったら小麦粉が売り切れていて驚いた。みんなゴールデンウィークの予定がなくなり、自宅でお好み焼きやクッキーを焼いているのか? 不謹慎なのかもしれないけど、想像するとめちゃくちゃピースフルな光景。

いずれにせよ、自粛期間に入ってから急に自炊が増えた人は多いだろう。また、あらゆる娯楽が制限された中で、「食」を楽しむことの価値は相対的に上がっているだろう。どうせなら、SNSで小麦粉の転売にキレて疲弊するより、少しでもハッピーな時間が増えるためのヒントを共有しあいたい。


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