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世界はすべてバラエティになる

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cakesで連載の「世界はすべてバラエティになる」12回よりこちらでやっています。基本無料、ときどき有料です。 「どんどん世界は多様化(Variety)する」という意味と願望と… もっと読む
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2018年8月の記事一覧

第48段「ネットオリジンは存在するのか?」

第48段「ネットオリジンは存在するのか?」

ネットの記事ってテレビのワイドショーのコメンテーターが、ある事件にこう見解したとかすごく多いんだけど、いつ頃からだろう?
多分テレビ見てれば書けるから記事にしやすいし著名人の名前をキャッチに使えるし効率が良いのだろう。
でもそのコメント自体がどーだろうが、その事件の問題に比べれば、ほんとどーでもいいのではないだろうか?

あるネタをコンテンツにすることにはそれ相応の労力と時間と作り手のセンスがいる

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第47段「世界を眺めていたい」

第47段「世界を眺めていたい」

なんとなく誕生日に伊勢にいて、想ったこと。

昨年に続き、全国高校生SBP交流フェアの審査員をさせていただき、8月17日の48歳戌年歳男の誕生日を伊勢で迎えて、若き高校生の皆さんと交流して、その歳を加えての審査員という最初の仕事を伊勢でして、翌日、伊勢神宮に御参詣できる喜び。
御縁を感じる。

で、なんとなく想ったのは、
世界の深い深い真理、というか、
世界の長い長い成り立ち、
を知りたいなって想

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第46段「広島原爆の日に想う」

第46段「広島原爆の日に想う」

昨年の2017年8月6日の原爆の日に、思ったこと感じたことを、ブログに書いた文章です。

「攻めない、攻められた方の傷は消えないから」

これを書いて、facebookとTwitterでリンクを貼ったら、たくさんの人から共感のいいね!をいただいた。

一方で、ものすごいアンチのコメントももらった。

でも、そのアンチのコメントは全部、僕がこの文章の冒頭に書いたネットとテレビ局のことへの反感だった。

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第45段「美味しい水を飲みたい」

第45段「美味しい水を飲みたい」

排他的exclusiveな組織や集合体はその中で考え方も統一しやすいし秘密も守られやすくビジネス的にも効率がいい。
なのでSNSでも会社でも排他的な組織を作りがち。
でもそれって外部への接続が希薄になって情報も秘匿化&特権化しがちで自分達をカリスマ化しがち。
井の中の蛙を生み出していく気がする。

排他的な会社や組織や集団の井戸の中の人は、
その中の人事の話ばっかしてる。
その業界の話ばっかし

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第44段「褒めてごらんよ。」

第44段「褒めてごらんよ。」

ある若い人への手紙(フィクションです)

あれからかなり真剣に色々考えたよ。
そしてわかりました。

それが、仮に本当のことであれ、相手をくさす言葉を相手に投げることは、、、本当に意味が無い、と言うことを。
それは、なぜか?
それを文章に書いた↓

「よく企画の話になると、
『ターゲットは何か?』
とか聞かれるのですが、僕は思うのです。
もうそんなものはないんですよね。
というかそれを

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第43段「すごいアピールはすごくない」

第43段「すごいアピールはすごくない」

すごい人はすごくてすごく無い人はすごく無いならいいんだけど、すごく無いのにすごいをすごくアピールする人って面倒くさい。
それが過剰アピールだと気付いて無いから。
つまりすごい人はアピールなんかしなくてもすごいが勝手に伝わるから、すごい人もそうで無い人もすごいアピール結局要らない。

このすごいの過剰アピールの無意味さ人だけでなく、会社も商品もエンタメも学校も社会も政治もだいたいそう。
つまりすごい

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