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NLPのお話

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ランニングとは関係のないお話ですがまとめてみました。 よろしければご覧ください。
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#NLP

失敗からの切り替え方

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 人は思い通りの結果が得られなかった時に「失敗した」という表現を使います。 「失敗」には良くないイメージがついていて「失敗をする」=「悪い事」と多くの方が捉えてしまうと思います。 しかしNLPの世界では「失敗」という概念はなく、すべては「フィードバック」であるという捉え方をします。 今日はこの考え方をベースとした「TOTE(トート)モデル」をご紹介したいと思います。 TOTE

自分の優位な感覚を知りましょう

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 人は五感を通して物事を捉えたり、記憶したり、表現したりします。 五感とは、視覚、聴覚、体感覚、嗅覚、味覚のことをいいます。 この五感の中でも、人によって優位になる感覚は異なってきます。 NLPでは、優位感覚を判断する時は、嗅覚、味覚を体感覚に含み、視覚、聴覚、体感覚の3つの傾向に分けて考えます。 優位感覚というのは、例えば「海」という言葉を聞いて何をイメージするかで判断でき

他人と過去は変えられない2

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 前回は、変えられない他人に対して、自分自身の受け取り方を変えるというお話をしました。 今日は変えられない過去にどう対応していくかというお話をしたいと思います。 過去の出来事で、とても後悔の残ることや失敗したことなど、今の自分に強く影響を与えていることはありませんか。 良い影響であればよいのですが、「トラウマ」と言われるような悪い影響を与えている場合は過去を変えてしまいたくなり

他人と過去は変えられない1

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 皆さんは普段、「あの人のここが苦手だな」と感じたことはありませんか。 いつも怒ったような態度だったり、距離感が異常に近かったり、何とか変えることはできないだろうかというケースは色々あるかと思います。 しかし「他人と過去は変えられない」と言われている通り、相手を変えようとすることはとても難しいです。 そんな時は自分自身の受け取り方を変えていきましょう。 NLPでは五感の要素の

「言ってくれないとわからない」からの脱出

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 以前、相手の言葉以外の情報を観察することによって読み取る「キャリブレーション」についてお話しました。 今日は「キャリブレーション」のお話をもう少ししてみたいと思います。 キャリブレーションは勘や先入観ではありません。 相手の微妙な変化を読み取ることによって言葉以外の情報を受け取るテクニックです。 大丈夫と言っているのに、大丈夫ではなさそうに感じたり、楽しいと言っているのに

自分なんて、、、と思ったときには

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 人は起こった出来事を色々な見方や視点でとらえますが、この見方や視点のことを「フレーム」といい、「リフレーミング」とはその見方や視点を変えることいいます。 前回は「リフレーミング」をピンチな時に使うお話をしました。 今回は、「リフレーミング」を自分自身に使うというお話をしたいと思います。 すぐに「自分なんて、、、」と思ってしまう、自己肯定感の低い方は少なくないと思います。 自己

なぜという質問に気を付けましょう

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 人は言葉によってコミュニケーションを取っています。 しかし、言葉によるコミュニケーションは完全ではありません。 個人のフィルターを通すことによって、省略、歪曲、一般化などの変化が起こり、ミスコミュニケーションが起こります。 その省略、歪曲、一般化された情報を質問によって回復し解決に向かわせることをNLPではメタモデルと呼んでいます。 メタモデルでは効果的な質問をすることで、省

夢に向かって前進する方法

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 何となく叶えたいなという夢を持っているけど具体的に行動はできていないという方におすすめのお話です。 NLPの手法に「ディズニーストラテジー」というものがあります。 自分の中に「夢想家」「現実家」「批評家」の3つのポジションを使い分けて、夢やアイデアを現実化させていく手法です。 まずは、3つの椅子を用意します。 順番に「夢想家」「現実家」「批評家」のポジションを割り当てます。

達人に変身する方法

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 皆さんは克服したい苦手な事はありますか。 今日はそんな苦手を感覚的に改善するためのお話です。 NLPにはモデリングという考え方があります。 自分がこうなりたいという具体的な人をイメージして その人になりきることで自分自身を変化させる方法です。 モデリングでは「なぜ上手くできるか」ではなく「どのようにすれば上手くできるか」にフォーカスします。 例えば、これから大切な発表をす

やり方を変えると結果が変わる

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 普段、わかっているけどなかなかできない事はありませんか。 例えば、綺麗にしたいけどいつも机周りが散らかっているというような出来そうで出来ていないことです。 NLPではある結果を得るための過程の思考や行動の順序と流れの事を戦略=ストラテジーといいます。 人は何かを決定する時に思考や行動の順序のパターンがあります。 このパターンを上手くいっている人のパターンや自分が上手くできて

視点を変えて良い人間関係を

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 いきなりですが、僕の好きな芥川龍之介の作品に「藪の中」という小説があります。 「真相は藪の中」などという表現に使われるもとになったお話で、今昔物語を原典としています。 盗賊、若武者、その妻の間で起こった殺人事件をそれぞれの証言で構成するという独特な雰囲気の話ですが、起こった事実は1つなのに、それぞれの人物の主観が入ると全く違う3つの話のように感じられます。 前置きが長くなり

習慣化を邪魔する力に勝つ方法

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと直接関係のないお話です。 皆さんは、習慣化したい事は何かありますか? ダイエットや読書、早寝早起きなど、習慣化が出来たらいいなと思うことが色々あると思います。 しかし、実際には習慣化するのはとても大変なことが多いです。 変化することによって発生するストレスから自身を守るために現状維持しようという力が働くからです。 その力に打ち勝つためには2つのことに気をつけることが大切です。 まず、1つ目は目的意識

相手に伝わりやすい言葉の選び方4

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 今週も「相手に伝わりやすい言葉の選び方」の続きです。 人は大きく分けて視覚、聴覚、感覚(味覚、嗅覚を含む)の 3つの感覚傾向に分けることができます。 今日は感覚優位の人の傾向と見分け方、理解してもらいやすいポイント、 用いると良い表現などを紹介していきたいと思います。 感覚優位の人の特徴は 姿勢は下を向きがちで、目が下に良く動きます。 感じながら話すのでスピードはゆっくりな

相手に伝わりやすい言葉の選び方3

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。 週末はランニングと関係のないNLPのお話です。 今週も「相手に伝わりやすい言葉の選び方」の続きです。 人は大きく分けて視覚、聴覚、感覚(味覚、嗅覚を含む)の 3つの感覚傾向に分けることができます。 今日は聴覚優位の人の傾向と見分け方、理解してもらいやすいポイント、 用いると良い表現などを紹介していきたいと思います。 聴覚優位の人の特徴は 姿勢は普通で、話すスピードは早くもなく遅くもなく程よいスピードです。 独り言を言いな