高橋一生というカメレオン

前回るろうに剣心についての記事を書いたので

The Beginningに出演される高橋一生さんについての記事を書こうと思う

今回は彼の近年のドラマ作品から俳優高橋一生の凄さを見ていく事とする

皆さんがご覧になったことないの作品の可能性もありますので、内容はあらすじ程度に…


2019年夏クールドラマ「凪のお暇」から

高橋一生の役所は簡単に説明すると主人公の元彼

容姿端麗な営業部のエース、いわゆる「ハイスペック男」

しかし、好意を寄せている相手には支配的にな態度をとってしまう「こじらせ男」

という二面性を持つ男を演じている

この作品では、彼の喜怒哀楽の表現の凄さを実感することができる

彼には三つの顔がある

一つ目は、営業部での顔

爽やかな笑顔を振り撒き、期待され、仕事をこなしていく

誰もが一度は夢に見る華やかな世界を生きる顔だ

二つ目は、恋愛での顔

毎朝早く起きて髪の手入れをする凪の健気な姿に心惹かれる

しかし、小学生の男子によく見られることだが、思っていることと正反対の行動をとってしまう

思ったことと異なる行動をとった時には、帰り道では人知れず男泣き

不器用な男の顔だ

三つ目は家族間での顔

公務員の父と美人な母という理想的な家族を装うが

兄である慎一の中学受験失敗以来、家族関係は崩壊

父には多くの愛人がおり、母は整形にのめりんでいる

さらに兄は音信不通

それでも理想的な家族を装う両親に対して疲弊している

不遇な次男の顔

高橋一生を思う存分楽しめる「凪のお暇」お時間ある方はぜひ


次に2021年冬クール「天国と地獄〜サイコな2人〜」

この作品を見た私の印象は

「サイコパスな高橋一生最高じゃね!?」「高橋一生って女性だったっけ!?」

詳しく説明していこう

高橋一生が演じるのはベンチャー企業の社長

これは表の顔で彼には裏の顔がある

それは、類まれな頭脳と知識を生かしたサイコパスな殺人鬼

物語の冒頭で綾瀬はるか演じる望月綾子とひょんなことから入れ替わってしまう

ここで注目したいのは二つ

まず、サイコパス一生について

凪のお暇とも被るのだが、彼の笑顔の裏には何かあるのではと感じさせる演技

裏を持つ役をやらせたら右に出る者がいないではと思う。

二つ目は、女一生

言葉で説明するのが難しいが、1・2話で入れ替わりが起きるのだが、

中身は女設定、外見は男設定

「君の名は」に近いが

アニメは声を乗せる、つまり仕草まで男らしく、女らしくは求められない

しかし、ドラマは「ぽい仕草」が求められる

走り方、話し方、食べ方、すべて仕草に女ぽっさが求められる

それを体現することのできる演技力はもちろんのこと、

何より、高橋一生の観察力の高さに賞賛を与えたい

高い観察力があっての演技力

惚れ惚れしてしまう

こちらの作品は脚本家として数々のヒット作を送り出してきた森下佳子のオリジナル脚本作品である

見て損は絶対させない作品ですのでお時間ある方はぜひ


最後に、今回紹介した二つの作品に共通しているのは

「何らかの影を持っている」人間を演じていることである

確かな演技力を持つ高橋一生がカメレオン俳優と言われる由縁はここに帰着すると思う


では、また


※芸能人の写真を勝手に使っていいものかと悩み、使わない決断をしたが、いつかそんなこと気にせず記事を書ける日が来るといいな


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