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「就活をしているそこの君へ!見直すことはないか?」21卒早期内定者永岡さんが考える“就活の本質”

今回は、21卒早期内定者にインタビューしてみたシリーズ①です!

【インタビュー協力 永岡拓実さん】

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【永岡拓実】九州大学教育学部4年生。21卒。Leverages内定者。Goodfindでキャリア支援を行う。Goodfind九州エリア統括者。



永岡さんの就活に対する考え方


かこまる 就活を終えた今、振り返ってみて、永岡さんは就活に対してどんな考えを持っていますか?

永岡さん 就職活動は、仕事を探すってことではなくて、自分が何をしたいかを見つけることだと思っています。

自分は、“誰もが自分らしく生きる世界を作りたいな”と思って、その手段を就活の期間を利用して探していきました。

僕は、働くことを通して、何か負を抱えている人に対して選択肢を与えて、可能性を広げたいなと思っているし、僕のマインドとしてずっとあります。

かこまる その“誰もが自分らしく生きる世界を作りたい”というのは、何がきっかけで思うようになったんですか?

永岡さん 僕は人間皆芸術家だと思っていて、何かしら自分のこだわりや熱中してることがあると思います。Instagramの投稿とかもいい例ですね。
でも何故か現実世界となると、窮屈そうで、「自分が何をしたいのかわからない」って思ってる人が多いなって思ったのがきっかけですね。

(↓永岡さんのInstagram!素敵なイラストを描いています🐻)


かこまる なるほど。ここまで考えられている22卒は少ない気がします。どう考えていくべきですか?

永岡さん 確かに、いきなり社会を変えたい!とは思わないと思うんだよね。いくつか段階があって、視野が広がり、視座が高くなって、社会を変えたいとなる。その段階は、

①自分がどうありたいのか考える 
②何を為したいか考える
③行動する

で、思考と行動を繰り返していくことかな。


①自分がどうありたいのかを考える

そのために例えば、「働くってなんだっけ?」と考えてみる。

僕の場合、働くとは、他社貢献を通して、自己実現、自己成長を行うことだと思っています。

仕事は、報酬、成果、成長の3つに分かれていて、報酬は成果と成長に比例している。「働くとはお金を稼ぐことです」は間違ってはいないけど、本質的ではない。報酬は成果成長を収めることで自動的に上がる。だから目指すべきなのは、より多くのお金を稼ぐことではなくて、働くことを通して、成果と成長を実現することです。

報酬=成果×成長


②何を為したいか考える

自分がどうありたいかと考えた後は、自分がこれから何を為したいのか考えるといいです。

①で働く目的や理由が明確になっているので、それをもとに具体の行動に落とし込んでいくイメージ。

何を為したいからを考えることによって、それを実現する手段がもしかしたら就活じゃないと気づくかもしれない。

①②を自分の中で定義しないと、仕事に就くに目的が置かれてしまうことになります。


③行動する

まず、行動することによって、最初に得られるのは、“考え方”かなと思っていて、自分より先に生きている人や、例えばサマーインターンで出会った人の考え方を学び、サンプル数が集まったら、自分事として解釈していくと、自分は何かを判断するときにどういう判断基準で判断しているのか、どんな判断基準を大事にしているのかが分かります。

行動と成長を結びつけるなら、人との出会いや自分が経験したことがないような大変な成長をしている人との出会いだと思っていて、その手段の一つとして、サマーインターンもあるのかなと思っています。

つまり行動とは、経験が蓄積されて、自分の知識になり、今後の人生の枠組みになる。もっと具体的に言うと、選択肢が広がって、今後の行動の判断基準が明確になります。


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就活初めから内定まで何をやっていたの?


かこまる 永岡さんの就活の具体的な話を聞きたいです。

永岡さん 就活を始めたきっかけは、大学3年4月に、某就活支援団体のイベントに仲のいいKさんと行ったことです。初めは、就活ってきつくて嫌なものと思ってたけどイベントに行ってみたら、「もしかしたら面白いかもしれない」と感じて、その仮説を確かめるために行動していたかな。「何か楽しいかもしれない」という期待がモチベーションにもなっていました。

具体的にしていたことは、自分が目にしたインターンシップはすべて応募していました。なぜかというと、何が必要か不必要かは考えていなくて、「経験と人との出会いが大事だろうな」と考えていたからです。授業の合間とかにもエントリーしたり、面接練習もしたりしていました。結局、サマーインターンは20社参加しました。

かこまる 20社も参加したんですね!20社参加してみて何を感じましたか?

永岡さん 自分を成長させるのは、経験であり、その経験を得るには、人との出会いで自分以外の価値観を得ることと、全く使ったことがない頭の使い方をするということに挑み続けることかなと思いました。

サマーインターンに参加したら、特別ルートが用意されていて、そこから秋のインターンとか選考に参加したり、とにかく会社が設けてくれた機会を活用していたら、11月に初内定が出ました。

僕は量が質を生むと思っているし、初めから絞って、手札が減るのはもったいないなとも思っています。夏までしか広げられられないから、本当に行きたいところも抑えつつ、手札を多く持つことを意識してもいいと思います。


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かこまる 確かに、自分の興味の有無で確かめもせずに絞ってしまっている気がします。実際、選考に受かるにはスキルも必要だと思うのですが、意識していたことはありますか?

永岡さん サマーインターンの選考で聞かれることは、自分の経験についてで、その経験でその人がどんな人なのか、言っていることが筋が通ってるか?ということなんだけど、まとめると

①論理的思考力
②人間性(素直さ)
③思考耐力(面接官の質問に対して明確に答え続けられるか)



①については、自分の行動を整理するという意味での自己分析を徹底的しました。これについては、初対面の面接官にいかに完結に、分かりやすく、相手の頭に自分の行動がイメージできるか?というところまで整理しました。

②については、面接官は、その人の経験と発言でその人のことが大体分かるから、自分が思っていることを整理したうえでそのまま言うべきです。

③については、サマーインターンの選考では、例えば、なぜ教育学部を選んだのか?とか自分がやった経験に対して、あなたがやる必要はあったのか?とか考えたことないことを聞かれることは多くて、それに対していかに立ち向かえるか?質問に対して食らいつけられるか?ということです。

具体的にしていたことは、面接の録音をして、聞かれたことや答えたことをまとめていました。そして答えられなかったところや、もっと深く考えるべきところは、次受ける面接までにできるようになるために振り返りをしていました。



面接の極意


かこまる なるほど。22卒はサマーインターンの選考が始まっていて、やっぱり受かることも大事だと思うので、面接について意識するべきことを聞きたいです。

永岡さん 質問の意図本質を見抜くまで、反射的に答えるのはやめることが大事。「質問は何を聞かれているのか?背景は?その質問の意図は?」まで考える癖をつける必要があります。

学生時代に頑張ったことについては、多く売り上げたこと、組織で1位になったことは本質ではなくて、自分の価値観によって、どういう行動を起こしたか?どういう変化を組織にもたらしたか?を聞きたいんです。

学生時代に頑張ったこと=自分の価値観でどういう変化を組織にもたらしたか?

就活の時によく会長とかバイトリーダーになりたがる人が多い気がするんだけど、「会長になりました」「バイトリーダーになりました」はあんまり意味なくて。

報酬は成長と成果に比例するので、組織にもたらした変化で自分が成長したことを周りに認められたことによって、役職という報酬を得たということ。だから報酬(会長になった)が本質ではない。

あと補足すると、どこでその経験をしたか?<Where> (サークルで会長をしていました)を話す人が多い気がするので、それよりも、何をしていたのか?<What>のほうが大事です。

だから就職活動は「自分がしたいことを見つける活動」と言ったのは、「どこで働くか?」というよりも「何をしたいか?」を探したほうがいいというのに繋がります。

かこまる なるほど。就活に対する考え方から具体的な選考対策まで、なぜ?の部分まで理解することができました!ありがとうございました!

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