奇跡の出会い 人生あみだくじ

昨日の続きになります。
私は、運が良いと思えた出会いの話をしたいと思う。

毎日毎日子供の幼稚園を送り迎えし、幼稚園帰りは必ず公園に寄り道をして、ママ友と話す。
そして帰ってから早めに晩御飯を作って、写真を撮っては
『#本日の子供晩御飯 #載せるほどでもない』
と決まり文句を添えて投稿をしていた。

そんな平凡な日々の私に、食べ歩きをするダンディーな侍が私をフォローをしてくれた。
その人の投稿は、常に言葉の語尾に、
御座る。や、御座りまする~。
このあんかけ悪代官が人参姫にからむので、ささっと成敗しといたで御座る。など、
食べ物を時代劇に出てくる登場人物にするなど、絶妙な言い回しをする、面白い人だった。
私はその侍の投稿にドハマリし、
コメント迄もを毎回細かく読んでは、
『この人のコメントの言い回しが上手いな~。』など、審査員になったような気持ちで私は見ていた。

ある日、そのダンディー侍の投稿に絶妙な言い回しで上手くコメントしている人を
『この人面白そう!』と、
私の方から軽い気持ちでその方をフォローさせて貰った事がきっかけだった。

その方は『藤 竜也』と言う方で、
投稿は一見全て食べ歩きのインスタをしている方だった。
その人の投稿を読んだら
『ヤクザたるもの……』『ヤクザは……』など、
自身がヤクザであると隠す感じも全く無く、堂々と書かれていた。

『!?この人、ヤクザかぁ~。面白いなぁ。』
と私は思っていた。
ある日の父の日のプレゼントに、
娘達と主人のネクタイを選びに行った日の写真を投稿した。
『パパにプレゼントかい?喜ぶだろうね。』確か
その人からの初コメントはそんな感じだったと思う。
『ありがとうございます!娘達が選んだのできっと喜んでくれますね!』
そんなやり取りから始まった。




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