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ビカクシダは、家庭用の天井LED照明と、肥料なしの水でも育つ

アガベは
安物でもイイから至近距離でのLEDがないと、徒長する

でも、ビカクシダには専用の光は必要ない

珍奇植物が珍しいのは外観であって
育て方としては、珍しいもの(特殊な設備が必要なもの)と
超簡単なものに分かれる

ビカクシダは水やりが面倒なだけで
簡単なほうに含まれる


「植物育成ライト」という言葉が
デファクトスタンダードっぽい

私はそれを「促成ライト」と同じものだと思ってた

Copilotにきいたら、別のものだそうで
「促成ライト」は農業のプロ用
「植物育成ライト」は小規模な栽培や家庭用

「促成ライト」の目的は、成長速度を上げること
「植物育成ライト」の目的は、太陽を再現して健康をキープすること

つまり……?
「促成ライト」は太陽以上の光でドーピングすること……?

セル編でのパワーに偏りすぎたトランクスのように
ちょっと無理をした状態と理解しました


植物育成ライトについて
「あったほうが良い」と書いてるサイトが多かった

私もそう思う

1株1ライトを割り当てるほど、こだわらなくても
全部の株を1ライトで照らすだけでも、安心感が違う

ただ、もし「植物育成ライトが必要だ」と書いてるサイトがあったら
それは、証拠なしの伝聞が広まった結果じゃないの、と思う

だって、普通に育ってるもん


これはP. hillii 'Sattahip'

hipにおしりは関係なくて
Sattahipはタイのリゾート地

作出したYotさんはタイ人なので
カルフォルニアのAppleが、OSに近所の地名をつけるのと同じ遊びだろう

ヒリーの強さは、格好いいビフルカツムって感じで
調子を落とさないので、速度計測しやすい

天井のLEDは植物用じゃないし
2m上だし、真上でないし、夜中は消えてる

腰水で、乾いたら水道水を足してるだけ

増えた葉は半年で2~3枚


これはP. Maserati

以前、関東を旅行した時に
埼玉のSAに3000万円くらいのMaseratiが停まってて感激して
それは買えないので、こっちを育ててる

競馬っぽく書くと

系統: ジャワ-オーストラリア系
父: P. hillii 'PaoPao'
母: P. Mt. Lewis
母父: ?

な交配種で、丈夫さ最強の地域同士の配合で
調子を落とさないので、速度計測しやすい

環境、結果は
P. hillii 'Sattahip'と同じ


ほかにも実験用の株はあるけど
ジャワ-オーストラリア系に偏っちゃってる

P. willinckiiのようなトリコームがある品種で
トリコーム量が0になるようなこともなかった

これらならば、育て方は水を貯めておくだけだし
あげすぎで枯れるということもないし

アサガオやサボテンより簡単で
自動的に育つヒヤシンス並なので、子供でも育てられる

1年ごとに球根がリセットされる面倒さもないので
小さいP. hillii鉢を室内に置くのは、かなりオススメ


丈夫じゃないマレー半島-アジア系、アフリカ-アメリカ系が
ライトなしで行けるかは、まだ詳しくない

少なくとも
マレー半島-アジア系に多い、巣葉メインの品種とか
P. alcicorne、P. madagascarienseは行けてる

P. quadridichotomum、P. ridleyiは
すぐ調子を落とすので、実験すらできない……

それらにライトが必須なら
「植物育成ライトが必要だ」は真、といえるけど
それらが特殊なのは温度と水分の管理だけで、光ではない気がしてる

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