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対シーバス戦 1回目 内灘放水路

季節: 6月
時間帯: 夕マズメ~深夜
天気: 晴れ
気温: 寒い ★★☆ 暑い
風: 弱い ★☆☆ 強い
濁り: 澄んでる ★★★ 濁ってる

キャスティング回数: 30回くらい
アタリ回数: 0回
釣果: 0匹
釣果0の連続回数: 1回
シーバスが釣れる確率: 0/1 → 0%

釣り方:

  • ジグヘッドに魚型ワーム

  • ダウンショットリグにロングワーム

特記したい出来事:

  • 内灘放水路という場所を初めて体験した

  • 初めて挨拶された


西岸から東岸(内灘マリーナ)を見た方向

シーバスを1匹釣るまでの
試行錯誤をリポートしようと思った

私が読む側だったら、こんな情報がほしい
という項目を考えていった


1年間たったけど、1度も釣れたことがありません
みたいな記事を見たことあるので

挑戦を初めてから、何日目なのか
は、大事だと思った

ただ、釣りに行くペースは人ぞれぞれなので
何回目の釣行なのか
も、載せることにした

私の場合
シーバスの釣り方を、1通りは読んだ状態になって
初めてルアーを投げたのが2023-06-24なので

その日が始点になる


何分間投げたか

何回投げたか

飛距離

なども、超重要だと思う

魚のいない場所に投げても釣れないけど
100回投げてるうちに、魚が来て釣れることは
あるのかもしれない

70m先に入れ食いの場所があるけど
50mだと0匹みたいな環境では
飛距離の情報がないと、再現できないわけで

再現に貢献しない情報は
釣れた場合は単なる自慢、釣れなかった場合は単なる自虐


仕掛けの情報も大事

「すれている」、「見切られている」
という状態はオカルトでなく

釣り堀でエサ釣りするだけも
言葉でなく心で理解できる

ルアーでなく、エサなのだから
それでも食べないということは

  • 針の存在を「見切られている」

  • お腹がいっぱい

  • 暑いとか寒いとかで、食べる気分じゃない

の3択しかない

総合して、「すれている」と表現するのだろう


実際の釣り場では
魚は見えないので、4択目として

「そもそも魚がいない」
があり、それがオチだと
あまりに救いがないので

せめて魚はいるんだ
ということを確定したくて

ほかの釣り人が釣れてるかを調べたり
ベイトを観察したりする


釣り場に着いて
バイブレーションだけ試してあきらめました

バイブレーションは1回も投げずに

フローティングミノーで上層を
サスペンドのシンペンで中層を
ワームでボトムを

30°ごとずらして
5回ずつ投げて
全体を探ったけど、アタリは1回もありませんでした

では、情報量が違う


何回連続で坊主か
の公開も大事だと思う

1匹も釣れなかったことを秘密にする
インセンティブが多すぎる

釣り仲間がいる人ならば、周りからヘタだと思われること

釣り道具への投資を非難されてる人ならば、お金のムダだと思われること

有効な時間の使い方を期待されてる人ならば、時間のムダだと思われること


釣りブログなどで
中級者を脱したくらいのキャラ付けになった人とか

釣れてる動画以外をアップしたら
人気が下がるという強迫観念を持った人とか

立場ができるほど、0匹は隠したいことになり

ムチャクチャ上手いプロまで行けば
あの人でも釣れないのか!
みたいになるから、隠す必要がなくなる


超初心者と超上級者だけが
ボウズでノーダメージな立場で、中間が違うというのは

スプラトゥーンで、やったらダメとされてる立ち回りが
C帯では、初心者だから仕方ないとなり
B~Sでは、基本を守れヘタクソとなり
S+以上では、裏をかいてて上手いとなる

のと似てる


初めての釣り場として
内灘放水路を選んだ理由は

水門
というものを見てみたかったから

なんか
すっごい釣れそうなイメージがあったので


けど
水門は開いてなかった

とゆーか

分かりやすく
水面の上までガッシャーンと開くものでは、ないのかも……?

水深3mくらいの位置で、水が行き来してる
とかだと、上からは区別つかない……


地図だと
川の西岸と東岸は、あまり区別する必要がないように見える

どっちも防波堤があって
砂浜と隣り合ってる

けど
東岸のマリーナは通り抜け不可なので
東岸の防波堤は、物理的にも心理的にも遠い

釣り人は
西岸に偏ってた


護岸の高さも
地図では分からないけど

水門のあたりは、むちゃくちゃ高く
5mくらいあるし、柵もない

足元に草が生えてるけど
砂丘の端なので、基本的には砂

グリップ感ゼロ

しかも、護岸に向かって
だんだん坂になってる、という

命を刈り取る地形


防波堤のほうが
安心して釣れるけど

防波堤は
両側にテトラがあるタイプで

テトラに高さがある箇所(西向き)では
テトラに乗れる人でないと

テトラが邪魔で投げられない

テトラに高さがない箇所(東向き)では
テトラを超えて投げられるけど

リールで引いてくる時に
テトラに根掛かりする率が50%くらい


つまり、テトラをいかに攻略するかなのだけど

私はダウンショットリグを作って
東側にだけ投げることにした

ワームの良いところは
ノーシンカーなフックに直接付ける場合に

シンカーの位置を自分で変更できる特権だと思う


だから、私はジグヘッドが苦手で
ジグヘッドでは、アジとセイゴ以外を釣れたことがない

シンカーを付ける位置にも
精神衛生上の好みがあって

キャロライナリグ、スプリットショットリグのような
針よりもロッド側にオモリを付ける仕掛けが

好きじゃないので
使ったことない


根掛かりしないように
ボトムに接地するのがフック以外になる必要があり

シンカーが身代わりになることで
フックを数センチ浮かせる

という仕組みは共通なのだけど

ダウンショットリグ以外は
ボトムから浮いてる長さが保証されない気がする


ダウンショットリグならば
フックから10cmを、下方向にぶら下げれば

ボトムを探った直後に
ボトムから10cmの位置に、ワームがあることが保証されてる実感があるし

それを20cmに変えれば、20cmが保証されるので

レンジを変えることが
釣り場で1回クリンチノットをする時間で可能


ほかのオモリが
テトラとテトラの間に引っかかる中で

スイベルシンカーだけが
通り抜けるのを観察できたのは、今回の収穫

ダウンショットリグ用に

  • 10cmの切れやすいラインと、スイベルシンカーを結んだもの

  • 20cmの切れやすいラインと、スイベルシンカーを結んだもの

  • 30cmの切れやすいラインと、スイベルシンカーを結んだもの

を作り貯めておくと良さそう

ロスト時にフックを残すためには
スイベルシンカーのラインは細いほうが良さそう


初めて挨拶された

釣り指南サイトには
釣り場ではお互いに挨拶しましょう
って書かれてたけど

挨拶されたことなかったので
そんなものかと思ってた

けど
少年は素直だ

私もこれからは
目があったら挨拶しよう


西側防波堤から、さらに西側を見た方向

夕方になって
初めて電気ウキを見た

赤かったので
ケミホタルではなさそう?

そういう仕掛けもあるっぽい?

エサ釣りだろうから
エサを買う時間、雨が降ってきて打ち切りのリスク……

地元のベテランの仕掛けっぽい印象


ウキをしっかり見とけよー
みたいに指導してたので

釣らせるための確率が最大になる方法を
選んだのだろうけど、釣れてはいなかった

ベテラン、かつ、エサ釣りという
私の正反対のような属性だけど
それでも釣れない

ならば、たぶん私が真横で
同じ仕掛けを再現できたとしても

この場では、たぶん釣れなかったのだろう

釣り場での両隣の人って
自分が別の世界線でやりたかった可能性を、代わりに試してくれてる存在

情報を3倍に増やしてくれる


防波堤にいる20人くらいが

小物狙いの仕掛け以外は
誰もアタリすら来てない状態のまま
2時間すぎて夜になった

誰も焦った様子がないし
今日は釣れないね……みたいなセリフすら言わないので
これが普通っぽい

軽い仕掛けを試してる
親子連れだけが釣れて

ベテランっぽい人は釣れない

という図は、釣り漫画とかの逆なので
現実ってやっぱり現実なんだ、って感じがする


この日に得られた最大の収穫は
この夕マズメに来た

防波堤の先端に長時間いた男の人が
ついに1匹をフックした

電気ウキのおじさん家族が
先端に寄ってったので気づけた

シーバス狙いっぽいルアーだったので
取り込み方に興味あって、私も観察したのだけど……


防波堤の高さは3mくらい

私は以前、ブラックバス用のロッドで
60cmくらいのコイを釣ったときの経験として

水面から魚を出したら
ロッドが折れそうで怖くて、10cmも持ち上げられない
と知ってたので

ほかの人の筋力でなら可能なのか?
に興味あった


もう魚はテトラのところまで寄せられたっぽい

タモを使うのか……?
できれば使わないで、引っこ抜くところを見たい……

使う様子がないので、使わないっぽい

やった!

っていうか、誰もタモを持ってない

電気ウキのおじさんも持ってない


引っこ抜こうとする動作の前に
ラインが切れてしまった

動きとしては
なんの参考にもならなかった

けど
防波堤の先端を確保するほど
早く来て、熱心な人でも

電気ウキを家族ぶん用意してる
ガチな人でも

タモを持ってきてない
という、強烈な情報だけが残った


水門の近くで5mの護岸を見た時に

ここで釣ってる人たちは
釣れたらどうするつもりなのだろう……

とは思ってたけど
ホントにその状況になってしまった

防波堤は高さ3mくらいしかないけど
それでも引っこ抜くのはムリぽ

そもそも、引っこ抜きは水面から魚体が出た瞬間に
可否が決まってしまい
高低差は関係ない気がする……


今回の収穫は
絶対にタモは必要という経験

そして、めちゃめちゃプロっぽい(黒い)格好をしてる人でも

ベテランっぽい釣り方をしてる人でも

す……すごいオーラだ……!と怖がる必要はなく
その人がタモを持ってない場合は

チャパ王とかパンプットくらいに思っとけばイイ
という経験





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