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「星の王子さまミュージアム」に行ってきました

 2023年1月26日(木)、サン=テグジュペリの『星の王子さま』を読み終えた私は、箱根にある「星の王子さまミュージアム」に行ってきました。
 以下、メモと感想です。

■感想

 結論から書きます。行って良かったです。以下のような点が、心に残りました。

(1)『星の王子さま』について

 展示は、背景や解釈が付加されているため、違った角度から作品を捉えることが出来ました。一人で本を読むのとはまた違って、作者や登場人物などなど、生き生きと動き出すような感じを受けました。

(2)サン=テグジュペリについて

 一言でいうと、「かっこいい!」です。
 展示室には、同氏の子ども時代からの写真や手紙、住んだり、勤めたりした部屋の再現など、様々な物が展示されていました。
 私は、飛行士としての人生・苦悩、出会った同僚や奥さん、そして小説の出版といった流れを追いながら、同氏が、戦時中、特定の思想を持っていたというより、飛行士・小説家として、夢を広げていった人なのだと感じました。
 そして、サン=テグジュペリの他の作品も読んでみたいと思うようになりました。

(3)ミュージアムの閉園について

 コロナの影響で入場者が減り、2023年3月末をもって閉園するそうです。
 私も初めての来館で恐縮なのですが、もったいない、残念だと思います。何より、これだけ集められた資料が、どこにいくのか、不安・心配になりました。

■レストラン 「ル・プチ・フランス」について

 混雑していましたが、入って食べて来ました。『星の王子さま』や「サン=テグジュペリ」になぞらえたメニューが多く、メモに残しておきたいと思います。まだまだあるかもしれませんが。

・実業屋のディナー(ポークフィレ肉のオルロフ風)
・小惑星(ほし)の火山のデミグラスハンバーグ
・ウワバミのオムライス
・砂漠の井戸のスパイシーカレー
・黄色いヘビのパスタ(毒はありませんとの注意書きあり)
・コンスエロの宝石箱 季節のパフェ
・王子さまのふわふわパンケーキ
・キツネのしっぽのフルーツサンド
・地理学者の机の上
・仕事人間の眠気覚まし(エスプレッソ)
・気むずかしやのローズティー
・バオバブの実のグリーンカラー(スムージー)

■最後に

 他にも、私は参加しませんでしたが、謎解きがあったり、ミュージアムショップがあったりしました。
 他の美術館にも寄ったので、半日で帰ったのですが、レストランなども含めると、私個人としては、一日いても飽きなかったように思います。もっと楽しみたかったです。
 これからも、文学作品に触れて行きたいと思える時間を過ごせました。

以上です。


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