空雨傘
本日はマナビジネスのお話より。
空雨傘、です。
コンサルティング業界のお話でよく出てくる理論に、空雨傘理論があります。
空を見て=事実を見て
雨が降ると予想して=予想して
傘を持って行く=実行する
凄くシンプルな理論ですが、実はこれ、解釈の仕方で最後の傘の部分が大きく変容します。空と雨の解釈は決してひとつではなく、もっと深く考えないといけないということです。
例えば、2人の靴のセールスマンが、こんな事実を見たとします。
Aという国では、靴を履く習慣がなく、人は皆裸足で歩いている。
1人のセールスマンは、この国の人は靴を履くという習慣がないので、靴は売れない。
もう1人のセールスマンは、この国の人は誰も靴の便利さを知らない。だからそれを伝えれば靴は爆発的に売れる。
どちらも空=事実を見て、雨=予想を立てているんですが、傘=行動が全く違う結果になることがわかりますよね?
空=事実の捉え方って、本当に大事です。
リマインドしておこう。