改善中の仕事術

最近、一週間が始まると、決まって少しだけ不安になる。

その週の仕事のことを考えると、少しだけストレスを覚えるのだ。

そんな状況はなんだか嫌だなと思いながら色々考えると、原因はすぐわかった。その仕事に対する不安は、準備不足から来るものであった。

自分がその週に何をすべきか、次の週までに何ができていなければならないのか。そんなスケジュールに基づく「計画」が不透明だったりする。今までは仕事をなんとなくでこなしてきたが、最近はいかに効率よくかつ気持ちよく仕事を回していくかが個人的な課題だ。

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この課題を突破すべく、つい先々週くらいから取り組んでいるのが、

「タスクの細分化」

である。

一見一つのタスクに見えるものでも、よくよく考えると完遂までにいくつかのステップがあったりする。例えば「どこかのお店を予約する」という課題があったとしたら、その課題には、

1. 今回お店を予約する目的を明確にする

2. いつお店に行くのかを決める

3. 誰が何人参加するのか把握する

4. 参加する人のアレルギーや好みを調査する

5. お店の候補を5つに絞る

6. その候補からいかに一つに決めるかを考える

7. お店を一つに決める

なんて、何個ものタスクが内包されているものだ。これらを明確化することによって、自分が次どのような動きをすれば良いのかがわかりやすくなる。そしてスモールステップで課題をクリアしていくため、一つタスクが消えるたびに課題が一歩前進していると実感できる。

先々週からこの「タスクの細分化」を実践しているが、なかなか自分に合っていると思った。事実、しっかりと以前よりもやるべきことが確実に、勝つ自信を持って進められていて、気持ちよく仕事ができていると感じる。

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タスクの細分化が自分の仕事スタイルに合っていることはわかったが、まだ少しだけ仕事に対する不安が残る。それはなぜかというと、その細分化の作業を週の初めにやってしまうからなのだ。

週の初めにタスクの細分化をしてしまうと、その週が始まるときが近づくにつれて「今週は何をしなければならないのだろう」というちょっとした不安に襲われる。タスクの細分化をしてしまえばある程度ステップが見えて、仕事に自信を持てるのだが、そのタスクの細分化をするまでがプチストレスなのだ。このプチストレスを乗り越える方法は、ただ一つ。

１週間分のタスクの細分化を先週に終わらせてしまう

ということである。

先にタスクを細分化させてしまえば、また新たに月曜日が来たときにそのタスクを見るだけで自分の課題が見えるものである。順番までつけてしまえば何も考えずともスムーズに仕事に取り組める。この「スムーズさ」が仕事の快適さを決定する一つの重要な要素であり、ストレスフリーを得られるかどうかに大きく関係する。

タスクの細分化によってだいぶストレスは緩和されたかのように思えるが、まだまだ改善点があるようだ。今週はしっかりと週の終わりに新たなタスクの細分化を終わらせて、来週はスムーズに仕事を始められるようにしたいものである。

そのためにも、今日はとりあえず今週のタスクの細分化から始まる。

この作業を先週に終わらせておけば、いかに今日の朝が気持ちいいことか…

反省を踏まえて、今週も頑張ろう。

2022.09.20
書きかけの手帖