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長野県×信濃毎日新聞×Huuuuのプロジェクトが始まります

長野に移住して4年目。

石の上にも三年なんて諺もありますが、新しい環境に戸惑いながらも、シンカイという店舗を始めたり、ラジオ生放送のレギュラー番組を持ってみたり、小さな仕事をコツコツ積み上げた結果…ようやく大きなプロジェクトに関わらせてもらうことになりました。人間関係のサイクルがいい感じにまわっていくためには、やはり三年の時間は必要だったのかもしれません。

長野県のメディア「SuuHaa(スーハー)」誕生

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自然がつくる空気がきれいなのはもちろん、
集う人たちがつくる空気もとっても豊か。
長野は、そんな場所。

2021年3月、
きれいで豊かな長野の空気を深く吸い込むためのメディアが生まれます。
名前は「SuuHaa(スーハー)」。

慌ただしくて呼吸が浅くなりがちな現代だからこそ、
地域に根をはって自分らしさを耕している人たちの姿が
これからの暮らしを考えるヒントになるかもしれない。
忘れかけていた深呼吸の感覚を思い出すきっかけになるかもしれない。

移住したい県No.1の「長野県」に、
約150年、地域に根ざして情報発信を続けてきた「信濃毎日新聞社」、
全国各地に眠るローカルの価値を届けてきたコンテンツ編集集団「Huuuu」が協力して、長野で暮らす、働く、つながる人を増やすため、情報を発信していきます。
https://suu-haa.jp/

長野県全体の「移住」をテーマにしたウェブメディアの企画・編集含め全体のディレクションをHuuuuでやらせていただきました。ジモコロ、BAMP、Gyoppy!など、ゼロイチの立ち上げ経験を総動員しながら、ありとあらゆるプロに声をかけて自分の思う「いい」を詰め込みました。

メディアの指針となるタグラインは『長野の空気を深く吸い込もう』にしました。社会や世の中を捉える意味での空気、移住してみたいなという欲望的な空気、より自分が求める情報的な意味での空気など、いろんな意味合いを込めています。

そして身体的にも深く吸い込まないとしっかり吐くことができません。吐く=行動と捉えれば、まずは『SuuHaa(スーハー)』を通していい空気を深く吸い込んでもらえたら嬉しいなぁと。長野県は町中からでも山が見えるし、車で数十分走らせたら大自然に身体を放り込めるんですよね。リアルな深呼吸は、長野県に遊びに来てもらったら体感できるはずなので。

この座組を全国の”いい前例”にしたい

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今回、信濃毎日新聞が事業体となりながら、長野県の移住関連プロモーションの受け皿となるウェブメディア『SuuHaa(スーハー)』を運営。コンセプト立案からウェブ制作、メディア記事制作、動画制作まで。頭を向けて眠れないようなすばらしいパートナーさんたちの力を借りて、Huuuuが編集・ディレクションを担っています。

行政×地元新聞社×編集プロダクション

この3つの座組自体が意外とありそうでなかったのでは? むしろ、この座組は他県でもやった方がいいんじゃないのかと強く感じています。Huuuuのような小さな会社の知名度は全然「地元(=長野県民)」には届いていません。逆に信濃毎日新聞さんのことは全県民が知っています。歴史ある企業としての信頼は、他の追随を許しません。毎日40万部以上、販売してますからね。

ウェブ文脈の記事づくりや情報発信は、専門的に取り組んできたHuuuuの方がまだ明るいので、お互いの強みや弱みを補いあいながら、信濃毎日新聞の記者さんの記事も積極的に作っていく予定です。第一弾は信濃毎日新聞のベテラン記者にお願いした「長野オリンピックの裏側座談会」。東京オリンピックの開催是非が叫ばれている今だからこそ、1998年に開催された長野オリンピックの経緯や残した功績、当時の裏話などをお届けしたいと思っています。

というわけでローンチは明日3月17日予定!乞うご期待!

以下、noteで記事の先出しをしているのでよかったら読んでみてください。


1982年生まれ。全国47都道府県のローカル領域を編集している株式会社Huuuuの代表取締役。「ジモコロ」編集長、「Gyoppy!」監修、「Dooo」司会とかやってます。わからないことに編集で立ち向かうぞ!