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思い出と種明かし

うちは山の中にあります。
今日は父の調子がよかったので、山をいくつか下って海沿いの親戚の家へ遊びに行きました。
手土産は、大根、人参、白菜、ブロッコリー(しつこいですが私が種や苗を植えました!!)、しいたけ、米、餅です。

45分ほどくねくね道を下っていきます。
昔は狭くて、対向車が来るとドキドキしました。
だって路肩の先は谷なのです。
落ちたらひとたまりもありません。

今ではだいぶ道が整備され、私でも走りやすくなっていました。

たどり着いたところは私の従姉妹いとこの家。
従姉妹と言っても年齢は母と同じぐらいなので、私は従姉妹の子どもたちと仲良しでした。
母は兄弟が10人いたので、こういうことになっています。

何十年ぶりに来ると、従姉妹は数年前になくなり、今はその夫(94歳)とその娘(60代)の二人暮らし。
似たような環境です。

夏休みはここに遊びに来るのがとても楽しみでした。
だって家の前は海です。
貝をとって茹でて食べたり、魚釣りしたり、泳いだり、日常では体験できないことばかり。
しかもお店もすぐそばで、ハイカラなお菓子やアイスが食べられるのです。
とても羨ましかったなぁ。

でもそんな昔話をすると、実情はまったく違って、ずいぶん苦労したんだとわかりました。
子どもの目には見えなかった影の部分を50年ぶりぐらいに聞いて、人生いろいろだなぁと思うことでした。
単に隣の芝生だったというわけです。
思い出と種明かしが交差して複雑な気持ちで帰路につきました。

***

行きは下ったのですから、帰りは登るのです。
見上げると山ばかり。
「うちはあの山の向こうだ。」と父が指さします。
ふぇ~、あんな山の中なんだ!(何を今更!ですが)

ところで、うちって標高どれぐらいなのかな?と疑問が湧きました。
早速、今年一発目の「愚G利」です。

 国土地理院のウェブ地図「地理院地図」で、現在地の標高がスマートフォンなどで瞬時にわかるようになりました。
例えば、津波から身を守るためにはより高いところへ迅速に避難することが重要です。本機能を使えば、土地勘のない場所にいる時でも現在地の標高を手元で確認することができます。

現在地の標高を確認する
スマートフォンやタブレットで地理院地図を開き、画面右下のアイコンをクリックすると、地図が現在地に移動するので、今いる場所がわかります。
画面下部にある黒い帯にその場所の標高(地面の標高)が表示されます。

国土交通省「国土地理院

なるほど、こんなサービスもあるんですね。
(・・・津波のときに見る余裕があるかしら??)

ちなみにうちの標高は320mでした。
東京タワーが333mだから、似たようなものですね。
これって高い? 意外と高くない??
なんかピント来ませんね。


タイトル画像は”いらすとやさん”の画像をお借りしてCanvaで作りました。


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