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「安定してるから」って理由で看護師になると「こんなはずじゃなかった」ってなる。

こんにちは!ぴーなっつです。

ぼくは普段、美容クリニックで働きたい看護師を専門にキャリアサポートをしています。

先日、看護学生向けにtweetしたやつへたくさんのリアクションをいただきました。

てことは、実際にこのパターンで看護師を目指している人とか、もしくはにこのパターンで既に看護師になってて後悔してます、、って方が多いということなんだと思います。

なので今回は、この話題について少し深掘ってみたいなと思います。

前半では「そもそも安定の条件とは?」というとこを明らかにしつつ、後半では「どうしたら安定して働けるのか」を考えます。

それでは、行ってみましょう。

「安定」ってのは雇用だけの話じゃない

「安定した仕事」の判断って、単純に「ずっと働き続けれられるかどうか」ってところだけで見られることが多いんですけど、そもそも日本の企業で普通に働いてれば「続けたいのに続けさせてもらえない」なんてことにはそうそうありません。

それよりも、「ここで働き続けよう」っていう自分の気持ちを維持できるかどうかの方が全然大事。モチベーションというやつです。

で、それを維持できるためには「好き」「得意」「大事」があるんですが、そういうのよりもっと根本的なところで「仕事と上手く付き合っていけそう」みたいな安心感が必要です。

具体的には・・

  • 体力的に無理が溜まりすぎない。

  • 悩みを抱えることにならない。

  • その仕事をしてる自分が嫌にならない。

みたいな要素なんですが、看護師はそういうのと真逆の環境が整ってしまってる傾向が実態としてあるから「安定した仕事」とは言い難いんですよね。

看護師≠自分

あと、「業界的に給料がいい」ってのも安定していると言われることのエビデンスかもしれないけど、それって「=自分も平均以上の給料がもらえる」ってことにはならないです。

なぜなら、給与は「看護師」という職業に対して保証されているわけじゃなくて、あくまで病棟(職場)が独自に設定するものだから。

自分=看護師だけど、看護師≠自分。ということですね。

だから高給を狙うなら給料が高い職場を自分で選ばないといけないんですけど、看護学校の仕組み上、資本関係のある病棟とかの関係で就職先が半自動的に決まる傾向があるので、結果「自分の給与を自分で決めにくい」という特徴があります。

結局どうすればいいの?

ここまでで、「そうは言ってももうすぐ就職するんだし、今更進路変更なんてできないから!」という人もたくさんいますよね。

なのでここからは、「あくまで看護師として」安定を求めていくにはどうしたらいいか、について考察していきたいと思います。

安定を求める上、まずは「自分にとっての安定」を定義してみようってことです。

ポイントとしては、社会的な仕組みよりも精神的な要素の方を優先するべきで、そこに大きく影響するのが「拘束時間」って考えられてます。

しかも、単純に「職場にいる時間」ってことじゃなくて「意識がそこに向けられている時間」全てのことを指すから、家に帰っても仕事のことが頭から離れないのならそれは拘束されているのと一緒。

そしてそうなる要因として分かりやすいケースは「自宅学習が強要される」とか「時間外残業が常態化してる」とか。あとは「精神的に追い込まれすぎる」のも意識の切り替えが難しくなる大きな要因だから、新人へのフォローアップの体制とかはかなり重要ですね。

こういう環境を外から見極めるのは結構難しいんですが、ひとつ基準になることとしては「業務量と人員のバランス」です。

人手が足りないと新人のフォローに手が回らなくなるから「自分でなんとかして」の世界になるし、忙しいイライラを「八つ当たり」みたいな形で受けると心理的な安心感を阻害されますよね。

人不足の職場に注意

以上の理由から、1人あたりの業務負荷が多いクリニックは労働環境が悪くなりがちなので気をつけよう、というのがここまでの内容からの結論です。

なんですけど、、

そもそも忙しくない病棟なんてあるの?

って思いますよね。

これについては、次回お話ししていきたいと思います。

続きはこちら。


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