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美容クリニックを「運営者目線で捉える」ってつまりどういうこと?

こんにちは!ぴーなっつです。

ぼくは普段美容クリニックに就職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。

以前、美容クリニックから採用されやすい看護師の特徴という話をしたんですけど、そこで「運営者目線で自分の役割を捉えている人は採用されやすいよ」って感じのことを言いました。

(そのときのやつ↓)

そのときは情報量の関係で、あんまり具体的な解説ができてなかったんですけど、今回は改めてそのことについて1本書いてみようと思います。

他の求職者と圧倒的に差別化できるポイントなので、是非チェックしてってくださいね。

運営者目線ってなに?

ここでいう「運営者目線」がどういうことかっていうと、クリニックを運営している人(社長とか院長とか)の立場でクリニック運営に関わるいろんな業務の目的を理解した上で、その一部を自分が担当してるってことを認識できてることです。

なんとなく伝わりましたかね?

もう少し具体的にしてみましょう。例えば接客のシーンの話。

「基本、笑顔で患者に接するべき」てことはみんななんとなくイメージ出来てると思うんですけど、これがなぜかっていうと、看護師の患者に対する態度がクリニックの価値として顧客に評価されるからです。

美容クリニックの治療(特に皮膚科)って、基本的には同じ機械使ってれば大体どこも同じ結果(価値)を提供できますよね?(厳密には技術の差とかもあろうかと思いますが度外視します)

ということは、患者がサービスを比較検討するときには本来の目的である「治療」ってのは、もはや選択の基準に入ってこないんです。

じゃあ、なにが基準になるかというと、まずは当然「費用」。なんですけど、これも価格設定の段階で大体相場に合わせてくるので、そんなに大きな差別化はできない。

となると、残るのは「付加価値」の部分しか無くなってくるんです。ここに影響してくるのが、例えば接遇。

自分がお客さんの立場になればイメージしやすいと思いますけど、値段と商品が一緒だったら、「店員の対応いいとこ」選びますよね?

だから笑顔が大事。要するにそういうことです。

ちなみに、接遇のパフォーマンスがわかりやすく視覚化されてるのが「クチコミ」です。

グーグルレビューとか、みん評、口コミ広場、なんでもいいんでけど、なんかしら店舗サービスを受けるときって事前にクチコミ見ますよね?

なのでクチコミの管理ってサービスの運営上かなり大事で。

ざっくりいうと、患者はサービスの「本来の価値」+「口コミ(的な情報)の評価」でクリニックを査定してます。

まず、同じ価格帯とサービス内容のクリニックだけに絞って、そこからクチコミの評価で候補を絞る。だから、特別なメニュー入れてないクリニックはクチコミが悪いと致命的。というわけです。

担当者目線で捉えている人を避けたい

で、「クチコミ大事」とかって話は、事業者目線では死活問題なので当たり前なんですけど、担当者目線の次元では「ぶっちゃけ関係ない」ことなんですよね。

どんなに素敵な笑顔を患者さんに提供していようが、ファン化させれる接遇テクニックを持っていようが、インセンティブ要件に規定されてなければ追加で賞与がもらえるわけでもない。

「かんばってもがんばらなくても、受けれる待遇は同じ。なら、なるべくがんばらない方が得だよね?」

これが、担当者目線で業務を捉えた場合の考え方です。そして、実際にその通りであることがポイント。

実際にその通りということは、そういうマインドで働く看護師が一定数いるってことなんですけど、マネジメントする人からするとそういう人たちが一番厄介な人種なんですよ。

付加価値を産まないどころか、サービスの価値を下げる原因になってるわけですからね。

しかも、一回雇用しちゃうとよっぽどの業務不履行がない限り解雇できないのが日本の法律なので、仮に資金力のないクリニックでそんな人材を採用してしまったら、そのスタッフにクリニックを潰されるまであり得ます。

だから逆に、面接の時に運営者目線で会話ができると安心なんですよね。そして結果的に採用される確率が高まります。

と、いうところで、続きは次回に持ち越していきたいと思います。

次回は、

「患者様目線は万能じゃない」って話と、「運勢者目線を面接の場でどのように醸し出すか?」みたいな感じでいきたいと思いますので、是非楽しみにしててください。

●「患者様目線は万能じゃない」的な話はこちら↓

それでは!

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