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【#飯】スタグル(スタジアムグルメ)のススメ

※この記事は某discord鯖のアドベントカレンダー12/22分の記事になります。期日後の投稿になったことをお詫び申し上げます。

また12/22公開の他の方の記事はこちらです。皆さん力作記事ですね。
いわしまさん:同人音楽オタクによる2021年秋冬CDこれくしょん(仮)
ボルボロスさん:2021年オタク楽曲10選!!!!!
リンリンさん:Twitchで見かけた私的おすすめストリーマー
チケットさん:今年導入された中で実際に打ったパチンコとスロットの感想
Anthoneyさん:オタ芸の話
smack17さん:2021年に遭遇した「良かった曲」拡張パック



おはようございます!kaki0121と申します。
普段はクラブで遊んだりたまにDJしたり、キャンプをしたりサッカー観戦を趣味に生きている者です。
今回は趣味の一つのサッカー観戦において、とても重要な要素であるスタジアムグルメ(以降スタグルと略します)について紹介いたします。

【スタグルとは】

スタグルとは何でしょう?辞典やwikipediaにもなかったので、ネットの海で解説しているサイトを見つけたので上げてみることにします。

https://srdk.rakuten.jp/entry/2020/03/26/103000

突然ですが、皆さんは「スタグル」という言葉を聞いたことがありますか? スポーツの試合などが開催されるスタジアムで楽しめる「スタジアムグルメ」のことです。
特にサッカーファンの間では有名で、その土地ならではの食材を使用した料理が各スタジアムにズラリと並ぶのだとか。その光景を見て「ご当地グルメのイベントみたい」と言う人も多いらしく、こうしたスタグル目当てで遠征するサポーター(サッカーファン)も少なくないとのこと。ご当地グルメ研究家としては気になってしまいます。


どうやらスタグルとは①スポーツの試合が開催されるスタジアムで食べられるフードで、②その土地ならではの食材を使用した料理が並ぶ、ものだそうです。

唐突ではございますが、私はFC東京というJリーグチームのサポーターをやっております。
FC東京はその名の通り東京のチームでして、調布市にあります味の素スタジアム(a-nationとか仮面ライダーオーズ/OOOのOPとかで有名なあれ)が本拠地のチームです。

FC東京の場合本拠地が東京なため、その土地ならではの食材、というものがあまりありません。
そのため、地方のチームに比べて特産品!というスタグルがある訳ではないのですが、ホームゲームでは東京の名店と各地方の有名スタグルを集めた
「青赤パーク」という催しを開催しております。
https://www.fctokyo.co.jp/news/13063

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上のURLは2021シーズン最後の青赤パークですが、フードと酒とスイーツで計15の出店がスタジアムの周りをぐるりと囲み、ちょっとしたお祭りみたいになります。

今回の記事ではその青赤パークで食べられるスタグルとはどんなものか、かいつまんで紹介致します。

【スタグル一例(FC東京 青赤パーク編)】

青赤パークで出店されるスタグルは本当に肉料理が多い!肉料理じゃない料理の方が少ないほどですが、どれもハイレベルで美味しいお店が多いです
その中でも、これは…!!っとなったおすすめスタグルを今回は5つ紹介します。

1.肉の大山:肉山の肉弁当
東京・吉祥寺に本店を置く、3か月先まで予約が取れないと有名な肉料理屋さんですが、2021シーズンから青赤パークへ出店されております。
土日の試合では肉山弁当を、水曜日の試合(2021シーズンはオリンピックの影響で水曜開催の試合が多かったのです)は肉山カレーを提供されておりました。

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https://twitter.com/kaki00121/status/1314782268452270082?s=20

その肉山弁当ですが、すごいんです!牛肉のローストビーフ・大和煮・カルビと、おいしい部位がこれでもか!と言わんばかりに敷き詰められてる一品なのです。あと地味にキムチが絶妙な辛さで美味しいんだなこれが。

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スタグルの販売車では、その場で炊き立てごはんを詰めて、焼いた肉を並べてくれるので熱々の状態の弁当が提供されます。
暖かい白米にうまい牛肉、シンプルながらめちゃめちゃにおいしいです。
今シーズン終盤は事前予約制での販売で当日購入ができなくなりましたが、初めてスタグルを食べる、という方にはおすすめしたい一品です。


2.ロックなカレー屋 YASSカレー:YASSカレー
東京・町田市に本店を置く地元密着型のカレー屋さんです。今まではJリーグの「町田ゼルビア」にてカレーフードカーの出張をされていたそうですが、2021シーズンからFC東京の試合にもフードカーを出店しています。

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画像はFC東京公式Twitterより
YASSカレーの角煮カレーですが、玉ねぎとスパイスがいい塩梅に煮込まれた滋味深いルウに、一目見てわかる大きさにカットされた角煮が2つ乗ったボリューミーなカレーです。
こちらもキッチンカーの寸胴にて提供前までルウを煮込まれており、温かい状態で食べることができます。
角煮もスプーンで崩せるほどほろほろに煮込まれていておいしいのですが、ここのカレーはスパイスが辛く感じる程強すぎない状態でしっかり煮込まれたコクのあるルウが万人に認められる美味しいルウでとても良いです。

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こちらは本店のYASSカレーです。キッチンカーで出されるお弁当はこの角煮カレーが元になっています。
本店の店内は、一度入店すればロックとJリーグが好きなことがひしひしと伝わる様子になってます。町田駅前で食事に困った際には覗くといいと思います。

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3.バルバッコア:シュラスコセット
東京発祥ではありませんがシュラスコ等のブラジルの肉料理を提供しているバルバッコアさんがスタジアムで本格的なシュラスコのセットを提供しております。
シュラスコとは、串に刺した肉を炭火で焼いたもののことです。バルバッコアさんの場合はその場で炭火焼し、その場で切り落としした肉をプラのパックで閉められない程盛り、焼きたて熱々の状態で提供してくださいます。最高。

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写真はFC東京公式Twitterより
2021シーズンにFC東京にて出店された日は当日大雨でしたが、試合開始前までに完売する盛況ぶりで、私もあまりのおいしさに初めて同じフードを2回並んで食べました。焼いて切り落としした肉は最高!
2022シーズンでも青赤パークへの出店を希望する店舗の一つです。


4.キッチンカー lamb'z:生ラム肉のジンギスカン甘タレ/塩ネギタレ
こちらも東京発祥ではありませんが、東京や横浜、川崎を中心に展開されているジンギスカンをメインにしたキッチンカーです。
炊き立てごはんを敷き詰めた上にミディアムレア状態で焼かれたのラム肉をぎっしり詰め込んだお弁当です。

ラム肉には甘塩っぱい特製タレとネギ塩タレの2種類を選んでかけることができます、そのラム肉も上質なもも肉を使っているためか、柔らかく程よくくさみがなくてするする食べられます。

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焼いたラム肉と甘塩っぱいタレだけでいくらでも白米が進む定番弁当ですので、スタグルで見つけるといつもシメで注文していることが多いです。


5.フクアリ喜作:ソーセージ盛り合わせ
こちらはJリーグのチーム「ジェフ千葉」の本拠地「フクダ電子アリーナ」の名物売店である喜作さんのソーセージ盛り合わせです。
Jリーグのサポーターならソーセージの盛り合わせ、といえば喜作!という位サポーター内では有名なソーセージです。
あまりに有名なため、フクダ電子アリーナ以外の関東のスタジアムでも大きなゲームや重要な試合が開催される際に、出張の出店が出されて、その度に長蛇の列を成す程のソーセージ屋さんです。

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写真のテーブルに4つ乗ったソーセージの小いさな山が喜作さんのソーセージ盛り合わせです。1つの舟が1人前になります。

こちらは出店内の鉄板で熱々になった状態で焦げ目のついたソーセージをプラの舟にこんもり盛られた状態で提供されます。
ぷりぷりの皮にものすごくジューシーな肉がこれでもかと詰まったソーセージをメインに、コショウやセイジ、チョリソーがミックスされて提供されるので味に飽きずにぺろりと食べられます。
これアテに生ビールを飲みに行くだけでスタジアムに行く価値のある一品です。

さらに喜作の場合は自前のタッパーを用意した方には、そのタッパーに詰めてもらうサービスもやっています。
持参のタッパーに「○人前で!」と注文すると、ざっぱざっぱとソーセージが盛っていただけるので、見ていてとても清々しい気持ちがになります。
私もこれが一度やりたくて、大き目のタッパーを用意して10人前注文したことがあります。

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https://twitter.com/kaki00121/status/1203150423411941377?s=20
ここまで行くと店側も気持ちよくなって、めちゃめちゃ盛っていただきました。おかげ様でその場に10数人いたのに皆腹いっぱいになって試合開始を迎えた覚えがあります。
タッパー持参の場合はボリュームにお気を付けください。ほどほどに!あと内側にアルミホイルを敷くと冷めにくくて熱々を維持できるそうです。


【おわりに】

いかがでしたでしょうか(これがやりたかった)
他にも肉料理だけでなく、某スタジアムのもつ煮やサンクトガーレンのビールやいもくり佐太郎や…など色々紹介したかったのですが、これ以上紹介すると情報過多になってしまうので、本記事はこの辺りで締めたいと思います。

今回はFC東京のホームゲームで食ベることができるスタグルを中心に紹介致しましたが、他の都道府県のサッカーチームでも同じように地元に密着したグルメがあります。
興味がありましたら地元チームのHP等で面白いスタグルを見つけていただければ冥利につきます。

2020シーズンはCOVID-19により、無観客での開催や開催の延期が発生しました。また2021シーズンも観客ありでの開催が復活しても、席数を減らしたりアウェイチームの来場NGの試合もあったため、ここ2年間はJリーグ・クラブでの収入が大幅に落ちたシーズンでした。

我々サポーターができることは、クラブの収入を増やすために、年間チケットを購入したりクラブサポーターになることが一つの解だと考えますが、すべてのファン・サポーターが年間チケット(3万円~)を買うことは難しいと思います。
私個人としては、サッカーの試合を例え見なかったとしても、スタジアムに行ってスタグルを食べるだけでもクラブの収入に繋がると思いますし、あわよくば試合を見て、また次の試合もスタジアムに足を運んでいただければ嬉しいな、と思いこの記事を起こすに至りました。

来年2022シーズンはまだまだ状況が読めませんが、もし試合開催に関して現状維持・緩和されれば、サッカーにあまり興味ない人を青赤パークに連れてドカ食い気絶部を実施したいな、と個人的に計画しつつ、この記事を締めたいと思います。

スタジアムには美味いものがある、それだけを覚えて頂ければ本望です。

kaki0121

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