掛谷知秀

株式会社スクーティー代表。デジタル一眼レフカメラのファームウェア開発、広告システム開発…

掛谷知秀

株式会社スクーティー代表。デジタル一眼レフカメラのファームウェア開発、広告システム開発などを経て、2012年にベトナムに渡航。2015年に創業し、生成AIと連携したシステム開発などを提供。個人でもOpenAI APIやDifyを使用したアプリ開発を趣味としてやっている。​

記事一覧

Llama 3.2 の概要:マルチモーダル/オンデバイス対応モデル

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 ​Meta社は、2024年9月25日に大規模言語モデル(LLM)「…

掛谷知秀
8時間前
3

DifyでOpenAIの最新モデルo1-previewとo1-miniを利用する方法

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービ…

掛谷知秀
2日前
4

Contextual Retrievalとは:RAGの精度向上の手法

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービ…

掛谷知秀
2日前
3

DifyでReflexionを試す:LLMの出力精度は上がるのか!?

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービ…

0〜
割引あり
掛谷知秀
2週間前
3

OpenAI o1-preview/mini:複雑な問題解決を加速する推論モデル

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービ…

掛谷知秀
2週間前
8

Difyで​SELF-ROUTEを試す

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービ…

掛谷知秀
2週間前
10

最新の画像生成AI対決!Midjourney vs ideogram 2.0 vs FLUX.1

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 今、画像生成AIが熱い! つい先日、高性能なオープンソ…

掛谷知秀
1か月前
16

またまたMidjourneyキラー!?話題の画像生成AI「ideogram」は文字描画も可能!

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 先日FLUX.1という画像生成AIサービスを紹介したばかりで…

掛谷知秀
1か月前
11

Midjourneyキラー!?話題の画像生成AI「FLUX.1」を試す

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 ​​FLUX.1が話題です。 FLUX.1 は、Stable Diffusion …

掛谷知秀
1か月前
12

RAGの性能評価にAWSが公開したRAGCheckerが良さそう

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 最近弊社で、オンプレミス環境でLlama3を使用してRAGを…

掛谷知秀
1か月前
7

ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity : どのAIサービスがおすすめ?徹底比較!

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 「AIサービスってたくさんあって、どれを選べばいいか分…

掛谷知秀
1か月前
36

Difyの音声出力(TTS: Text‐to-Speech)を試す

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 Difyのバージョン0.6.14がリリースされました。このリリ…

掛谷知秀
2か月前
17

Metaが最新言語モデルLlama3.1を発表!脅威のGPT-4o超え!?

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 ​​生成AI技術の進化が止まりません!速すぎてついてい…

掛谷知秀
2か月前
11

簡単なモックアップはもうClaudeのArtifactsでいいと思ってたらFigma AIのほうがいいかもしれない

こんにちは、スクーティーという会社の代表をやっているかけやと申します。 ​ Figmaの新機能発表イベントである「Config 2024」が2024/06/26に開催されました。今回のFigm…

掛谷知秀
3か月前
13

AnthropicがClaudeのProjects機能をリリース|Claude版GPTsが便利!

こんにちは、スクーティーという会社の代表をやっているかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングな…

掛谷知秀
3か月前
21

GPT-4o vs Claude 3.5 Sonnet - 噂の最新言語モデルを徹底検証!

こんにちは、スクーティーという会社の代表をやっているかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングな…

掛谷知秀
3か月前
23

Llama 3.2 の概要:マルチモーダル/オンデバイス対応モデル

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 ​Meta社は、2024年9月25日に大規模言語モデル(LLM)「Llama 3.2」をリリースしました。Llama 3.2は、前バージョンのLlama 3.1を大幅に進化させた、次世代のオープンソースLLMです。最大の特徴は、新たにマルチモーダル機能が追加され、画像を理解できるようになった点、そしてスマートフォンやエッジデバイスといったオンデバイス環境での実行に最

DifyでOpenAIの最新モデルo1-previewとo1-miniを利用する方法

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。 先日OpenAI社から最新の言語モデルであるo1-preview/miniがリリースされましたが、Difyのv0.8.1アップデートで早速これらのモデルが使用できるようになっていました(本記事執筆時点でのDif

Contextual Retrievalとは:RAGの精度向上の手法

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。 ​Anthropicは、Retrieval-Augmented Generation (RAG) における情報検索の精度を向上させる新しい手法「Contextual Retrieval」を発表しました。 Co

DifyでReflexionを試す:LLMの出力精度は上がるのか!?

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。 Reflexionという手法が注目されています。LLMの出力の精度を上げる有効な手法のようです。 簡単に言うとLLMの出力を別のLLMが評価し、その評価結果を元に改善点をLLMが言語化し、その改善点に従って生

¥0〜
割引あり

OpenAI o1-preview/mini:複雑な問題解決を加速する推論モデル

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。 OpenAI社が、2024年9月12日、高度な推論能力を備えたAIモデルシリーズ「OpenAI o1」を発表しました。 これは、人間のように思考プロセスを用いて複雑な問題に取り組み、より洗練された、高精度なア

Difyで​SELF-ROUTEを試す

こんにちは、スクーティーという会社の代表のかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。 SELF-ROUTEという手法が注目されています。RAGの精度を上げる有効な手法のようです。 簡単に言うとRAGとLC(Long-Context:要は、情報源となるテキストをプロンプトにそのまま突っ込むやりか

最新の画像生成AI対決!Midjourney vs ideogram 2.0 vs FLUX.1

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 今、画像生成AIが熱い! つい先日、高性能なオープンソースの生成AIである「FLUX.1」が発表され、記事を書いたばかりなのですが、その直後である2024/08/21に、Ideogram AI社より、最新バージョンの「Ideogram 2.0」が発表されました。 「Ideogram 2.0」はベンチマークでMidjourneyを超えたスコアを出していると言われて

またまたMidjourneyキラー!?話題の画像生成AI「ideogram」は文字描画も可能!

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 先日FLUX.1という画像生成AIサービスを紹介したばかりですが、その直後の2024/08/21にIdeogram AI社から、最新バージョンであるIdeogram 2.0が発表され、ベンチマークではMidjourney超えと話題です。 この記事ではIdeogramの概要をお伝えします! Ideogramの全体像と利用開始の準備Ideogramとは何か? Id

Midjourneyキラー!?話題の画像生成AI「FLUX.1」を試す

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 ​​FLUX.1が話題です。 FLUX.1 は、Stable Diffusion 3 のリリース後、開発元を離れたメンバーにより設立された Black Forest Labs 社による、高性能なオープンソースの Text-to-Image モデルです。Midjourney に匹敵する高品質な画像を生成できる上に、複雑なプロンプト記述が不要な点も魅力です。 本記事

RAGの性能評価にAWSが公開したRAGCheckerが良さそう

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 最近弊社で、オンプレミス環境でLlama3を使用してRAGを構築するという案件があり、RAGの性能を検証するために評価方法を色々調べていたのですが、AmazonのAWS AIチームからRAGCheckerというものが公開されていたため、論文を読んでみました。 本記事は、その論文の要約になります。 RAGCheckerとはRAGChekerとは、RAGシステムの精

ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity : どのAIサービスがおすすめ?徹底比較!

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 「AIサービスってたくさんあって、どれを選べばいいか分からない…」 そんな悩みをお持ちのあなたへ。今回は、ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexityの4つのAIサービスを徹底比較! 精度や価格、機能など、比較ポイントを分かりやすくまとめました。 自分にぴったりのAIサービスを見つけて、日々の作業効率アップを目指しましょう!​ 本記事は20

Difyの音声出力(TTS: Text‐to-Speech)を試す

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 Difyのバージョン0.6.14がリリースされました。このリリースではいくつかの新しい機能が追加されていますが、その中でも音声出力(TTS: Text-to-Speech)機能が追加されており、早く試そう試そうと思いつつ、やっと試すことができました! なのですが、、、あれれ?どうやって使うの・・・・・・?ということで結構はまったので(僕だけでしょうか??)、使い方

Metaが最新言語モデルLlama3.1を発表!脅威のGPT-4o超え!?

こんにちは、スクーティーという生成AIを活用したシステム開発が得意な会社の代表をやっているかけやと申します。 ​​生成AI技術の進化が止まりません!速すぎてついていくのが大変です! 米国時間で2024年7月23日、Meta社の最新のLLMであるLlama3.1が発表され、多くの注目を集めています。Llama 3からLlama 3.1へのマイナーバージョンアップではありますが、大幅に進化したLlama 3.1は、その驚異的な性能とオープンソース化という決断により、生成AIの

簡単なモックアップはもうClaudeのArtifactsでいいと思ってたらFigma AIのほうがいいかもしれない

こんにちは、スクーティーという会社の代表をやっているかけやと申します。 ​ Figmaの新機能発表イベントである「Config 2024」が2024/06/26に開催されました。今回のFigmaの発表、今まででもかなり大きいアップデートでしたが、特にFigma AIが凄いです!「Make Design」で、テキストプロンプトを入力するだけでデザインが自動生成されます。「ピザ検索アプリ」と入力すれば、地図やレストランのカードが瞬時に作成され、テーマや色、フォントもカスタマイズ可

AnthropicがClaudeのProjects機能をリリース|Claude版GPTsが便利!

こんにちは、スクーティーという会社の代表をやっているかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。 ところで、日々の業務で新しいテクノロジーを取り入れて効率を向上させたいと考えたことはありませんか? 2024/06/26にAnthropicがリリースした、ClaudeのProjects機能は、まさ

GPT-4o vs Claude 3.5 Sonnet - 噂の最新言語モデルを徹底検証!

こんにちは、スクーティーという会社の代表をやっているかけやと申します。 ​ 弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。 さて、​2024年6月21日にAnthropic社から衝撃の発表がありました。最新の言語モデル、Claude 3.5 Sonnetです。ベンチマーク評価結果が業界トップと言うこともありますが、Arti