見出し画像

【投資】株式市場と言う戦場をゆく(第20話)

今回は投資記事の記念すべき第20話です!

今までのまとめっぽい内容も含まれますが
「少額お小遣いトレード」
について書きたいと思います。

(全3,333文字)

【重要/注意事項】
○ 投資は全て自己責任で行う
○ ネットや本に書かれていること
  他人の意見を鵜呑みにしない
  必ず自分の頭で考えて自分で判断する

以上をご理解頂ける方に限り、続きをご覧ください。
投資での損失につきましては当方は一切責任を持ちません。


1.少額投資の利・不利

10万円の5%は5千円
100万円の5%は5万円

投資は元金が大きければ大きいほど有利です。

では金額が大きければ大きいほどよいのか?

入ってくるリターンは大
取りに行くリスクも当然大

少額投資の場合はその逆です。
リターンは小さいけど、リスクも小さい。

あと大事な事ですが家族の理解や了解も重要です。

将来の老後の貯えとして奥様が一生懸命に貯金されているのを、勝手に相談も無く使い込んでしまうと…(正確には増やそうとしてやっている訳ですが…)その結果は予想できます。

収入の管理をご主人がされている場合は別ですが、私のようにお金の管理を妻にしてもらっている場合は、投資の話はきちんと夫婦間で話し合うことが必要です。

ちなみにうちは「お小遣いの範囲でやってね」と言われています(笑)

それでは、私と同じようにお小遣い制の方向けの、少額からできる投資の具体的なやり方について少し触れたいと思います。

2.少額投資の準備

(1)前提条件

最初に、最も重要な事ですが、必ず最低限の勉強をしてください。まったく知識のない状態で投資はすべきではありません。並行して、自分が利用したい証券会社を検索するなりし、投資用の口座を開設します。銀行口座を持っておられない場合は銀行口座も作りましょう。今はネットから簡単に開設できますが、キャッシュカードの受け渡し時に必ず本人確認があります。

(2)最初にやっておくこと

〇 株式投資の基本を必ず勉強する。
株式投資にはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の二つのアプローチがありますが、私個人の考えでは「どっちでもいい」と思います。
ちなみに私はテクニカルメイン、ファンダは最低限知っておくべきことはこれかな?と言う範囲に絞って勉強中です。

 ここで抑えるポイントは3点です
 ① 株式投資の仕組みを知ること
 ② 株式投資のやり方(株の売り買い)を知ること
 ③ 自分のルールを作ること

〇 ルールを作る
 ① 株を買う条件を決めておく
 ② 株を売る(損切り・利食い)の基準を決めておく
 ③ 資金運用の方法を考えておく
 ④ その他
(ルールについては過去記事に詳しく書いています。)

〇 証券口座の開設
 ① SBI、松井証券、楽天などが代表的
 ② 会社ごとに特性があり全く同じではありません
 ③ 各会社のアプリは機能や使い方が微妙に違いがあります
 ④ NISA枠は1社までと決められています
 ⑤ 複数の会社に口座を開設するメリットはあまりないです
 ⑥ 総合口座取引で税金は源泉徴収される
  (確定申告等の面倒な手続き必要なし)

〇 銀行口座開設
投資用の証券口座にお金を振り込むための口座が必要です。開設方法は銀行やゆうちょ銀行などの一般的な金融機関共通になりますので詳しい説明は省略します。既に口座をお持ちの方はそれを使ってもいいです。

私が最初にちょっと理解しにくかったのが、投資口座へのお金の振り込み方法です。証券会社によって違いがあると思いますが、SBIの場合、証券口座側から自分の口座あてに「振込指示」を行い、銀行口座から指示された証券口座にお金を振り込むと言う手順になります。
(説明文書を読んだけど理解できていなかった(;^_^A))

3.少額投資の方法

(1)具体的手順

〇 とりあえず10万円を目標に貯める
(月2万円でも1万円でもいいので積み立てる。半年~1年。)
〇 貯金中は市場の相場を常にチェックしておく
(貯金している間の約半年~1年の間、100円台~300円台の銘柄を毎日見ておく)
〇 10万円を超えたら観測結果に基づき分散投資
(次の『分散投資の一例』参照。この際、NISA枠で買うことで非課税になる。通常、手数料などで千数百円前後ガス代がかかる)

(2)分散投資の一例

〇 300円台×1銘柄100株=約3万円
〇 200円台×2銘柄100株=約4万円
〇 100円台×2銘柄100株=約2万円

⇒ だいたいこの組み合わせで合計約10万円

10万円以内で買える株
100円~300円台の株価の銘柄に絞って
注目しておくだけでいいです。

3区分、各数社で15~20銘柄を見ておきます。
(私は250~260社見てます。)
株価が低い銘柄は比較的値動きが少ないものが多いです。
中には1~2か月でそれなりに上がってくれるものもあります。
(それにヒットするまでは損切りが続くかも…)
株価を地道に根気よく日々チェックすることが重要です。

私はエクセルのシートに日々の終値を入れて集計しています。
(昨年暮れから続けてます。)

銘柄は定期的に証券会社が公表しているランキング表などを見ながら入れ替えるといいと思いますが、同じ会社を一定期間ずっと見ておくことでわかってくることもあると思います。肝心なのは継続することです。

(3)投資資金の管理

私は毎月2万円、お小遣いから投資口座に入れています。
単純計算だと、1年12か月で24万円になります。

月に5%、利益が得られたとした場合…

小学生でもできる計算なので詳しくは書きませんが、トレード結果が思うように伸びない(実際に2月~3月の私のように)こともあるので、あくまでも目安に過ぎません。

ただし、その目安がないと、何がいけなかったのかが分からない。
ルールの見直しをするにも必要な要素になります。

この時に重要なのがトレード日記です。

年間、月間の収益表とトレード日記を見ながら、ルールが上手く機能するように日々改善を重ねます。

この時に注意しておくのが、細かい要素をあまり入れないことです。ルールが複雑になりすぎると取引そのものができなくなるためです。なるべくルールはシンプルな方がいいと思います。

少額投資の場合、常に投資口座内の資金をフル活用するため、予備がありません。せっかく条件に合う銘柄を見つけても、購入資金がない…トレード当初によく直面しました。それからは、2~3万円くらい余力を持たせて、買いたい株がふっと出てきても買えるようにしています。

最初の元金10万円を貯めた後も、投資口座には月々5千円でも1万円でもいいので入れ続ける。目に見えてお金がどんどん増えていくわけではないので実感はないかも知れませんが、この月々の入金が後々大きな差になります。

(4)その他

投資格言集などを読む。

仕事中に株価の変動のことを考えてると、仕事に集中できず良い影響はありません。また家庭内でも、一番、目と心を向けるべきは家族との時間なのに、株式投資をしはじめたことで変なヒビが入ってもいけません。

本格的にトレードをはじめてみて、最近よく思うことは、取引の手法とかも確かに大事なのですが、一番大切なのは「良い投資家になること」、心の修練ではないか?ということです。

過去に出た良書はたくさんありますが、私が読んだ中から2つをご紹介しておきます。


4.まとめ

〇 勉強する
〇 株式投資用の元金をためる
〇 候補銘柄の株価を地道に日々チェックし続ける
〇 投資時は1つの銘柄に集中投資しない
〇 毎月投資口座にお金を入金する
〇 ルールに従った行動を守り続ける

少額投資でも、毎日市場を見て、実際に取引を経験することで見えてくるものもあります。投資を始めた後も少しづつでも良いのでお金を入れ続ければ、利益と合わせて購入できる銘柄の価格が上がっていきます。

最後に重要な事ですが、投資は必ず損失が出ます。
肝心なことは、そこから何を学ぶか。
それだけは忘れないでください。

5.投資記事マガジン紹介

これまでに書いた投資記事をマガジンにまとめています。
よろしければこちらもご覧頂けると嬉しいです。


第20話記念記事、完全に書ききれなかったところもありますが、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

よろしければサポート頂けると嬉しいです。頂いたサポートはクリエイター活動費として使わせて頂きます。