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【投資】Fireってなんやねん(その2)

(全999文字)
私は週にだいたい7~8冊、いろんなジャンルの本を読みます。

その中でも、5回以上読む本はあまりないのですが、その中の一つを今回はご紹介します。

【一年で億り人になる】
(著者:戸塚真由子さん)

著者がこれまで実際に、じかに会った超お金持ちの方々とのエピソードがリアルに描かれています。他の投資本やお金に関する本と一線を隔するのは、他の書籍ではボヤかされていたり、はっきり書かれていないようなところを結構ストレートに表現されているところです。具体的な投資手法は書かれていませんが、投資の世界全般において大変参考になる本です。

以下、アマゾンの評価と同じような書きっぷりだと喜んでもらえないと思うので、私なりに感じたことなどを簡単にまとめます。

〇 お金持ちは儲かる方法を絶対バラさない。バラすはずがない。
 ⇒ 当たり前ですね(笑)ドストレートに言い切っているのが超々男前(著者は女性の方ですが)だと思った。「この本を買って良かった!」と思った一番のくだりだった。お金に関する本の大半は、本音や真実は殆ど書かれていないからだ。

〇 投資元金を働いたり貯めたりするのは間違い
 ⇒ ここが一番の大金持ちと私のような普通の人との違いなのかと勉強になったのですが…
結婚してて、妻が収入の全てを完全に管理していて、投資には前向きでない場合はほぼ不可能(汗)
ここだけは今の自分では再現できないところなのが残念

〇 お金で解決すべきことをお金以外の方法で解決するものではない
 ⇒ 過去(子供の頃や結婚する前のこと)に家庭内で起こったすべてのことが当てはまった。「まずは財を積むことを最優先にする」は全てにおいて大事なことだと思う。

〇 投資に年齢や性別、職歴や学歴はまったく関係ない
 ⇒ 目からウロコでした。このあたりは金持ち父さん貧乏父さんと同じことを言っているので、腑に落ちまくった。

妻と結婚する前、私はお金に大変苦労した経験があり、読んでいて、とても共感を覚えたところがたくさんありました。見る人にもよりますが、投資手法やメソッドにばかり目を向けるのではなく、たまにはこのような大きな視点を持つことも重要だと言うのを気付かせてくれる良い本だと思います。

この本の通りにうまく再現できるかどうかは人それぞれだと思いますが、つまるところ投資とは人間性が大事なのだと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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