見出し画像

YouTubeをはじめるなら企画もしっかりやろう!②

こんにちは!かけるるです。
この記事では、Youtubeの企画設定の基本と実践を紹介します。


コンテンツ作成をはじめるにあたって、まず企画を考える必要があります。
(1つ1つの動画もそうですが、コンテンツ全体の方向性・方針を決める必要もあります。)

このシリーズでは、ユーザー像➡視聴動機➡企画方針順で明確にする方法を紹介します。
まずは、ユーザー像を明確にする~ユーザーが動画を見る状況編~です。

前回のコースがまだの方はこちら⇩


それでは今回のコースをはじめます!


🔵伝えたい人を明確にする(再掲)

動画制作をはじめる際、何を作りたいかを決めている人は、伝えたい人を明確にしてみましょう。

何を伝えるかは自分の中にあるため、はっきりさせやすいですが
誰に伝えたいかは自分の外にあるため、あいまいではないですか?

このまま進めてしまうと、自己満足のコンテンツが出来上がります。
(自己満足のコンテンツ作りが目的の場合は別です!)

そこで、企画段階でユーザー目線のコンテンツデザインを取り入れ、
品質を上げる方法を取り入れましょう!

(やり方は様々ですが、今回は基本的な方法の紹介です)

🔽ユーザーが動画を見る状況

あなたが作成すコンテンツを誰が視聴するか考える際は、ユーザーが自分の動画を目にするまでの状況をイメージしないといけません。

同じ品質の動画でも、ユーザーの見る状況が違えば、全員同じように視聴することはありません。

ある人は、頭からお尻までしっかり閲覧したり、何度も見てくれたりするかもしれせん。
またある人は、動画を倍速で見たり、結末から見たりするかもしれません。
またまたある人は、サムネイルだけ見て中身を見ないかもしれません。

つまり、ユーザーの置かれている状況によって、視聴ポイント(動機)が異なります。

そこで、今回はユーザーの動画を見る状況を理解するため、
興味度に合わせて3タイプを紹介します⇩

①必然タイプ

探していた情報と探してほしかった情報がマッチする状況です。
特に、動画に対する興味度が一番高いです。

このタイプは欲しい情報が明確なため、その情報を探していた結果、
動画を探し出して動画を見てくれます。


②偶然タイプ

探していた情報と探していた情報に関連する情報がマッチする状況です。
必然タイプの次に興味度が高いです。

このタイプは、別の動画から関連動画として自分の動画が表示され
そこで初めて興味をもって見てくれます

補足ですが、この主体的に起こした偶然はセレンディピティと言われ、
最近注目されているキーワードなので、知っておいて損なしです⇩

セレンディピティとは?

セレンディピティ(Serendipity)とは、「偶然の産物」「幸運な偶然を手に入れる力」を意味する言葉です。イギリスの小説家・政治家であるホレース・ウォルポールが生みだした造語で、『セレンディップと3人の王子(The Three Princes of Serendip)』というおとぎ話が語源になっています。『セレンディップと3人の王子』とは、王子たちが旅先で優れた能力や才気によって、有益なものを偶然発見して手に入れるという物語です。単なる「偶然の発見」ではなく、「幸福な偶然を引き寄せる力」とも言えるでしょう。

GLOBIS CAREER NOTE


③想定外タイプ

探していた情報と関係なくプラットフォームから受動的におすすめされた情報とマッチする状況です。
3タイプの中で動画に対する興味度が一番低いです。

このタイプは欲しい情報が不明確なため、ユーザーの属性などから統計的に興味がありそうな情報を提示されて、たまたま動画を見てくれます。


それでは、ユーザーの状況にあわせてサムネイルや題名を
考えてみるとどのような要素が必要でしょうか?

必然タイプは、欲しい情報が明確なため、
動画を探し出して動画を見てくれます。
➡欲しい情報のキーワードが含まれる要素

偶然タイプは、関連動画として自分の動画が表示されて
興味をもって見てくれます。
➡関連してみたい情報として表示される要素

想定外タイプは、興味がありそうな情報を提示されて、
たまたま動画を見てくれます。
➡雑多な中から目を引く要素

🔽実践②

それでは、前回の実践①結果を利用して、

『中小企業診断士』のコンテンツを興味のあるキーワードで検索してみてくれるユーザーに向けてコンテンツを作っていきます。

ユーザーの幅は狭くなりますが、興味度は一番高いので、具体的なキーワードを入れて作っていきます。

ざーっくり説明すると、探している人には伝わるけど、たまたま見かけた人には何のことかわからないコンテンツです。

試験に合格したいユーザー像と具体的なキーワードを組み合わせると、
タイトルは

 (例)
 ユーザー像+中小企業診断士+過去問+2018年+財務
=10分で過去問解説!2018年度中小企業診断士『財務・会計』編#1
そして、サムネイルは内容が伝わるキーワードで作成

となります。どうですか?興味ないとさっぱりじゃないですか?
でも、勉強したい層にはドンピシャ(まだ見た目ですが(笑))のはず…


今日はひな祭りなので、特別にもう1パターンやってみます。

前回とは別の無料ツールを使用してみます⇩

それでは、ユーザーの目的を調べていきます!

ポチポチ

キーワード『ひな祭り』と入力して、検索範囲をJapanにして検索します⇩

じゃん!

検索ワードとボリュームが出てきました。
歌やアニメが関連キーワードの人気があるようです。

気になった内容は、実際にYoutubeで検索をかけてみるとイメージがわくと思います。

BGMの需要があるキーワード
アニメの海外反応を知りたいのかな?

BGMとリアクションでは全く違う内容でしたね。
今回はBGMを検索したユーザーの状況に合わせましょう。

きっと、おうちや幼稚園、小学校など伝統行事としてBGMを探しているのではないでしょうか?

その場合は

 (例)
 ユーザー像+ひな祭り+歌+BGM+オルゴール
=【イベント用BGM】ひな祭り~うれしいひなまつり~
そして、サムネイルは子供向けの内容が伝わる見た目で作成

…となります。どうですか?探しているユーザーから必然的に見てもらえそうにできればOKです。

本日のコースはここまで。

次回のコースはユーザーが動画を見る目的です⇩



以上、YouTubeをはじめるなら企画もしっかりやろう!② 
伝えたい人を明確にする~ユーザーが動画をみる状況編~
でした。

参考になったらスキボタン ♡⇒♥ 
フォローよろしくお願いします!

  1. オリジナル
    #タダスキルライブラリー #はじめてのYouTube企画

  2. 募集中のお題企画
    #やってみた #ひな祭り

  3. 投稿内容
    #企画 #YouTube #中小企業診断士 #検索キーワード #Youtube

  4. 人気
    #順位 #ボリューム #ツール #過去問 #事例 #解説 #ひな祭り

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?