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TEDへの想い!せら課長

2021年12月。Twitterで活躍されている方を中心にコミュニティやオンラインサロン運営を行っている5人の先駆者の方にご協力いただき、「応援され、愛され、長く売れ続けるコミュニティ術」をインタビューで伺わせていただいてTwitterの企画として発信。多くの方に手にしていただきました。
大変ご好評いただいたので、こぼれ話など少しだけ、こちらでお一人ずつご紹介させていただくことにしました。
ビジネスにも人生にも活かせる内容になっています。
ぜひ、あなたの可能性がさらに広がっていきますようお役立て頂けたら嬉しく思います。

人が集まる場所

コワーキングスペースを2022年に出店したい。
リアルに人が集まれる場所をつくりたい。
オンラインとオフラインそれぞれで人が集まれる場所を作りたい。

その為には、いきなりコワーキングスペースを作るのではなくオンラインで人を集めておくことが必要だと思う。
店が無くてもオンライン上で交流ができる状態をまずは作っていきたいから。これからは「オンラインだけでなく、『場所』も作ったから、ここに集まってもいいよ」という自由な空間を作っていきたい。

僕自身が夢を掲げてTwitterを発信している中で、日ごろから「夢祭り」などの企画を打ちだしたりもしているんだけど、どうしたらみんな夢を持てるかなぁ。どうしたら当たり前に夢を語れる世の中になるかなぁ。ということをずっと考えていたんです。おかげさまでフォロワーさんが増えていく中で、気づいたことがあって、夢が見つかるきっかけって人との出会いだな。と感じたんですよね。

どういうことかというと「知らないから」。

叶え方を知らない。叶え方を知ってる人を知らない。
宇宙旅行になんて行けるわけないじゃん。という人に前澤さんは55億払えば行けるということを示した。すれで、民間人でもお金を払えば行けるということを知れたと思うんですよ。それって、経験した人が示してくれたから知ることができたこと。パン屋さんになりたい。という人がいたとき、パン屋さんは身近にあるからどんな大変さがあって、どんな喜びがあってなどはイメージはできるんですよね。

でも起業したい。となった時、周りに起業した人が一人もいなかったら、やめとけっていう風になるんですよね。会社員の方が安定してて絶対いいから。という風になる。それって知らないだけだと思うんです。
それを知っている人に出逢えるかどうか、いろんなアイディアに出逢えるかどうか、自分の背中を押してくれる人に出逢えるかどうか。
そして自分がどうありたいか、どんなふうにいたいかを見つけられるかどうか、だと思うんです。

だからそういう場所を作ることで、人と人を繋いだり、ビジネスとビジネスを繋いだり、きっかけを提供する。お料理教室をやりたい人に、うちのスペースを使って週末だけでもやっちゃいなよ。とか、動画編集している人にスタジオ用意してあるからうちで撮影しちゃいなよ。など、人の一歩を踏み出すようなことをやっていきたい。ということを考えたとき、これができるのはコワーキングスペース(シェアオフィス)だな。そこに人を集めていろんなことやりたいな。というのがきっかけです。

目的と目標

漠然と『宇宙旅行に行きたい』というような大きすぎる目標では道筋が見えないと思うんです。そこに進んでいる実感も持ちづらい、だから続けられないし不安になってしまう。
僕は目的として夢としてTEDスピーチの舞台に立つと決めた。でもやり方なんてわからないから、ひたすら2年間どうしたらできるのかな。と繰り返し考える毎日を過ごしてきました。まず、TEDスピーチの動画を見ていると世の中に対して、影響を与える体験、活動をしているような人があのステージに立って話をしているということがわかったんです。そこで当時、僕は会社員だったので、まずは体験を作ることからか。という目標を立てたんです。

次に、どんな体験を作ろうかなと考えたときに、やらなきゃいけないとか、やらされることじゃなく、自分がワクワクすること、やりたいと思うことが大事だなと思って。
改めて自分がワクワクすること、やりたいと思うことはなんだろ、と考えた時、全国の本屋さんに僕が書いた本が並んだらめっちゃすごいな。と思ったんです。だからまずはそこを目指そうと決めたんですよ。

と言っても、TEDも出版も相当ハードルが高いということもわかっている。なぜなら僕はただの会社員だし、ずば抜けたスーパーエリートでも何でもないから。
それでもこの僕が何をどうやったら本出せるの?と考えたときに、やっぱりSNSで影響力をもつということが、そこに近づけるんじゃないかな~と思って、まずはやってみよーってなくらいな感じで始めました。
そして、だったら誰も言っていなかった5万フォロワーを目指そう!と思った。

当時は、みんな1万フォロワー目指している人は多かったけど5万フォロワーまでの目標を掲げている人はいなかったんですよね。

だったらよしっ!5万を目指そうと思って(笑)

さて、誰も言っていないくらいの目標を打ち出したのはいいけど、これもどうしようか。って思って。

Twitter始めたその日から100人、1000人、5000人と順調に増えていくけど、5万人までの道のりはまだまだ長いし、そこまで本当に行けるの?どうやって増やしていくの?ということは常に考えて発信してました。

ただ今度は5万人まで増えたとしても、それだけでは本書けないよな。とも思い始めて。
「5万人フォロワーなりました!」「よかったね、それで?」と聞かれたとき僕は何も答えられないな。と思ったんですよね。

せらさん

実績とか結果をもとに、何をしたの?どうなったの?ということが必要だと思って、自分がワクワクすることは何でもやってみよう。やりたいと思ったことをもっと何でもやってみようと思って、起業することにしたりとか、人のビジネスのお手伝いをしてみたりとか、90分5000円100人限定でZOOM飲みを企画したりとか、共感マーケ講座とか、巻き込み力講座とか、無料のサロンを立ち上げてみたりとか、食のサブスクを立ち上げたりとか・・・。
その一つがコワーキングスペースなんです。

僕がフォロワーさんが増えてきて、少しずつ信用してもらえるようになった、影響力増えてきた、じゃあそれで何すんの?どうつなげるの?というところで、今言ったようないろんなことをやって一つ一つの体験として積み重なったときに本として書けるんじゃないかな。と思ったんですよね。

本って1冊だいたい8万文字なので、それだけ書けるボリューム、そして人に伝えられる想いとか人を動かせる説得力というものを現在進行形で作っていっている感じです。

実際、掲げてきた目標はかなえてきたから、やりたいと思ったこともかなえているから、本当に本の出版も決まったし、このままの方向に進んでいけばTEDへのステージに届くんじゃないかなっていうイメージはできています。

ただ明日TEDに出てください。と言われても、まだ話せる体験やネタが弱いな。とも思う。全てがまだ”これから”だから。本もサブスクも、コワーキングスペースもこれからだから。
でもそれらをかなえていけば、TEDへの道もかなえられるんじゃないかなって思ってるんです。

一番大きな目的に対して、それはどうしたらできるのかなというのを通過点として目標をいくつか考えて、その中にまた一つ一つの小さな目標がある。

5万人フォロワー行くまでに月に1000人増やすことを目標にするとか、一つ一つの小さな目標を達成していくことで、ちゃんと進んでる。今までこれだけ目標を達成してきたから何かできる方法があるはずだ。どうしたらできるかな。と自分を奮い立たせていくことができる。継続していける。と思っています。

TEDへの想い

かっこいいと思ったから。
ワクワクすること。

もともと僕は父親のDVがひどくて。
なにをきっかけにキレるかわからない父親だったから、DVやモラハラも当たり前の日常でビクビクしながら幼少期から高校生まで育ってきた。
夢なんてマジでなくてやりたいこともないし、だから人の顔色を常に見て話をしたり、人見知り、引っ込み思案というのがあって、営業の仕事でちょっとずつマシにはなってきたけど、大勢の前で立って何か発表するなんてことは全くダメで、TEDは舞台の上にたった一人で、自分一人にスポットライトをパンッてあてられて、何百人の人が目の前にいて、カメラからも世界に向けて発信されるなんてなったらヤバイと思って、もし自分がそこに立つができるのであれば、今のこの現状、人前で話せないとか引っ込み思案とか今までの辛かった経験などが全部変わる。ってことだと思ったんですよ。それを想像したらめっちゃかっこいいな。自分もこんな風にしゃべれるようになりたいな。って思ったんです。

だから有名になりたいとか、お金稼ぎたいとかそういうことじゃなくて、自分がかっこいいと思ったからなんです。

巻き込み力

二つあるんだけど、一つはみんなで喜びを分かち合いたい。昔の会社の元上司が「みんなで一位とるぞ!」とかよく言ってたんです。成績発表が出る節目にはみんなでいい成績とってご褒美の旅行もらってうまい酒飲もうぜ!って毎回毎回伝えてくれていたんですよね。こんな風にみんなで共通のゴールを目指すとか想像してワクワクするってめっちゃ楽しいな。って思っていたから一人でやるよりもいろんな人と喜びを分かち合いたい。というのが一つ目。

二つ目はシンプルに僕ができないから、ポンコツだから無理なんですよね(笑)
失敗や怒られること、がっかりさせてしまうことも多くあるから、助けてもらわないと無理なんですよ。

最終的には

大人が当たり前に夢を語れる世の中を作りたい。が僕の夢

自分の周りにいる5人が自分の年収を決めるってよく言われてますよね。要は環境が大事だっていう話だけど、夢も同じだと思っているんです。世の中を変えるのは大層なことだと思うけど、自分の周り100人でいいと思うんですよ。自分が会う、自分がしゃべる、一緒に何かする100人がみんな夢を語る、夢を応援する、夢を挑戦する人たちになったら、僕の世の中は変わるんですよ。

僕の周りの100人のまた周りの100人が少しずつでも変えていくことができたら、ゆっくりでも派生していけるとも思うんですよね。だから僕は目の前の100人を作るということと、僕のビジョン「大人が当たり前に夢を語れる世の中を作りたい」を伝え続けていく。そしたらゆっくり変わっていくかな。と思っているんですよね。

これからコミュニティを作りたい人へ

コミュニティを作って何をしたいかの軸は大事にした方がいいと思う。
組織、チームもそうだと思うんだけど、みんなどこを目指したらいいの?っていう結局在り方だと思うんです。その軸があってみんながその軸をわかっているからそれぞれが気づいたことをやったり、助け合ったりできている。ということが大事だと思うんですよね。

もし本気で宇宙を目指すとしたときに、前澤さんが知っている宇宙の情報だけじゃなくて、同じ想いを持った人が集まっていれば他にもいろいろな情報をとってきたり、シェアしたりしていくと思うんですよね。宇宙に行くという軸でみんなが動くから、そのコミュニティに居続ける理由ができると思うんです。なので、共通のゴールであるビジョンを掲げられるか、軸となるコミュニティの存在意義を立てられるかどうか。だと思うんです。

それに、オンラインビジネスで自分が儲けたいとかだとしたら見透かされると思っています。
例えば、マーケティングの知識を持っていたとします。マーケティングの知識を全部渡すから、このサロンに来てください。とする。その目的は優れたマーケターを生み出したいから、そのために、自分の経験をすべてこのサロンに投入する。だから僕から技術を盗んで将来マーケターとして一緒に活躍しよう!となったら、自分もあの人のようになりたい。マーケティングを学んであの人と一緒に何かやりたい!というゴールができてみんなが何を目指せばいいかがみつかる。

だけど、マーケティングのことだけ教えるから、勉強しておいて。というサロンだったら勉強することが目的となるから、その後どうしたらいいんだろうってなって、何となくわかった段階で、居続ける理由もなくなるし面白くなくなると思うんです。だから、いかに面白いと感じるビジョン、ゴールを見せてあげられるか。だと思っていて、それがないと見透かされちゃうと思います。

コミュニティを作って何をしたいか。これは大事にした方がいいし、これからもしていきたいと思っています。





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