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今年もちゃんと、夏が来た。

題:夏のはじまり
書:ちー

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最近、夏が始まった。

そんなこと言われなくてもみんな知ってると思う。だって暑いし。

そうじゃなくて、私が言いたいのは、
私の中で夏が始まった感がある、ってこと。

夏の私になった、とも言える。


季節が変わることって、私の中では結構大きなことで、
自分の心の状態とか、性格や価値観までもが、季節によって左右されると思う。

もう25年間も春夏秋冬を繰り返してるのに、
未だに季節の変わり目には、自分でも戸惑うくらいの何とも言えない気持ちに襲われるし、
その心の揺れ動きを消化するのには大きなエネルギーを使う。それも、無意識に。


例えば夏の終わりって、なんだかちょっと寂しさを含んでるというか、心がきゅうってなる感じがするんだけど、
それと比べて夏のはじまりは、どきどきそわそわしてる感じ。

今年もきっといい夏になる、って分かってるからこそ、夏に向けた心の準備をしているのかもしれない。


あーーーーー、、、
今年も夏がはじまる。
もう、そこまで来ている。

そういう、何とも言えないきもち。

ぐっと息が詰まるような、でも嫌じゃない、この感じ。

もう、すぐそこにある夏を迎えるだけなんだけど、
えいッ!って、夏に飛び込んでいくための勢いは欲しい、くらいの感じ。


そんなメンタルになるのは、最近、夏が始まったことを感じる瞬間がすごく多いから。


まず、予定が増えてきた。
夏は忙しい、ような気がする。
仕事も繁忙期だし、イベントも多いし。

仕事も、仕事以外も、やることや考えることがこれまでよりも多く、次々と湧いてくる。
そしてそれが消化しきれないまま、またさらに湧いてきて、溢れる。

今は、そんな夏の予兆を感じながら過ごしている。


夏のはじまりは、窓を開けて過ごす時間が多い。
涼しげな風が入ってくる居間で、風鈴の音と、蚊取り線香の匂いを感じながら、そうめんをすする。
めっちゃ好きなんだよねえ、架け橋でのその時間。なんかいいの。

そういう時に聴きたい曲リスト、そういえば去年作ったんだった。

もう少ししたら窓を閉めてエアコンをつける生活になる。
今の時期だけの、私にとっては大事な日常の時間。


夏のはじまりは、アクティブな自分になる。

時間の使い方がだいぶ攻めている。
思いつきで旅行に行っちゃたり、新しいことを始めたり、隙間なく予定を入れたり、
基本的に、今楽しいかどうかで行動を決めている。

楽しそうなことへの感度が高くなるし、楽しいを摂取するモチベーションが高まる。

そういう、周りの世界に対してのスタンスの変化が出てくるのは、
これから、よりアクティブになる夏に向けた準備なのかもしれない。
(アクティブでもあるし、ただハイになっているとも言える)


夏のはじまりは、恋のはじまりみたい。

え、今、何で自分こんな恥ずかしい表現したんだろって思ったら、
今流れてる音楽で、あいみょんが「これは恋のはじまり〜」って歌ってたからだわ。
思考、単純すぎ。安直に影響されすぎ。
まぁちょうど良いから使わせてもらお。

恋のはじまり。
いろんなことがキラキラして見えるし、不安よりもドキドキで成り立っている、暗闇が怖くない、あの感じ。
大好きな人に会えるというモチベーションで毎日生きてる、あの感じ。
花火とか焚き火とか夕日とか海辺の散歩とか、"いかにも"なエモいシチュエーションに、純粋にときめいちゃう、あの感じ。

そんな、誰かに報告したくなるような出来事が頻繁に起こる、最強無敵モードな時間。


ねね、ところでみんなはどんなことで夏のはじまりを感じてる?

みんなにとって夏のはじまりってどんな感じ?
どんな夏の思い出を思い出してそわそわしてる?

気になる〜〜〜みんな是非教えて!!!
コメントでもDMでもLINEでもお問い合わせでも、何でも良いし誰でも良いから!

なんかさっきから私ばっか話してるからさ、みんなのことも聞きたいよ〜!

note読ませておいてレスポンス欲しがるタイプ。



最近、夏が始まったこと(=夏の私になったこと)に気づいた私は、
どきどきそわそわを抑えられない一方で、
今年もちゃんと夏が来たことに、安心感も覚えた。

気仙沼に来てから1年と3ヶ月が経った。
去年の1年間は、春に住み始めてから夏を経て秋に差しかかるぐらいまで、毎日MAXで楽しかったし、これ以上ない幸せを感じて過ごしていた。

それが秋頃から、仕事で周りの状況や自分のポジションが変わったこともあり、
しんどいと思うことが増えたし、朝起きたくない、動き出したくないと思う日ができるようになった。
(前提、最初から言ってる季節性のメンタルの落ち込みもあるとは思ってる。)

東北の寒い冬を越えるまで、その状態はしばらく続いたけど、
春になってあったかくなってきたら少しずつ元気になってきた。

でも、春になっても、去年とはメンバーも状況も違って、
架け橋での一年間を経験しているからこその慣れなのか何なのかも相まって、
去年の春みたいな無敵さとか勢いみたいなものは、今年の私にはもう無かった。

だから多分、少し心配してたのかもしれない。
夏が始まるとかそんなこと予測する余裕がないくらいには、
目の前のことでいっぱいだったのかもしれない。

それが、6月に入って、気仙沼もだんだん暑くなってきて、そして今、また夏の私になった。

だから、今年もちゃんと私の夏が来たことに安心した。
去年の夏の私みたいな私が今ここにいることに安心した。


気仙沼の夏は、2回目。

去年の夏は、週3で大谷海岸に行ったり、The地元のお祭りに行ったり、大島でキャンプしたり、夜市に行ったり、フットサルとかバレーとかバスケして遊んだり、架け橋の居間で何度も朝を迎えたり、キャンドル灯して縁側で深夜まで語ったり、みしおね横丁のテラス席で乾杯したり、みんなと一緒に一日中みなとまつり楽しんだり、小泉海岸でビーチスポーツしたり、ホルモン大勝で焼肉とビールで打ち上げしたり、、、

めっちゃ固有名詞出しちゃった。

全部全部、ずっと忘れたくない大切な思い出。


少し遡って話をすると、
今年の4月頃、約3ヶ月前くらいの私は、2年目を迎えることが不安だった。
気仙沼での1年目が、あまりにも、あまりにも大事で尊すぎて、他の何にも重ねたくなかった。

もちろん同じような1年になるとは思ってなかったけど、同じ気仙沼という場所で2年目が始まることについては少しの拒否感があった。


でも、話を戻すと、
今、去年と同じ夏が来たことに安心している自分がいる。

言ってること矛盾してるよな、と思いつつ、
そんなこと気にならないくらい、夏の予感に心を占領されている私がいるのかもな、とも思う。
2年目どうこうで不安になる暇がないくらい、夏のはじまりで心がいっぱいだったのかもしれない。

夏の私、基本ポジティブだしね。

夏が来た私はそうなんだな〜、と思って、受け入れていこうと思う。



さて。
今年も夏がはじまるね。

みんなはどう過ごすのかな。
私も、今年の夏はどう過ごすのかな。

たのしみだね。



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今月もnoteを書けたことがうれしい。
今回は割とさらさらと、流れるように文字を打っていた気がする。

読みにくかったらごめんね。
読んでくれた人はありがとう。

また来月!


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