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【Kakedas導入事例】株式会社トヨタエンタプライズ

トヨタグループで人材サービス事業や施設運営事業など幅広く手がける「提案型総合サービス会社」トヨタエンタプライズ。同社では以前から、人事相談窓口を設置して従業員の声を聞くことに取り組んでいましたが、「離職する従業員の本音が見えない」「従業員の視野が狭い」といった悩みもあったといいます。Kakedasを導入することで、特に中堅社員の視野を広げ、自分の市場価値も適切に理解してほしいそうです。

Kakedasの導入を推進された、元人事部長で現在は広域事業本部広域営業部の濱田幹生様に導入の背景や狙いについてお話を伺いました。

思い悩む従業員が退職する前にケアすることと、従業員の視野を広げることが課題だった

ーーKakedasをご利用されようと思ったきっかけは何でしたか?

弊社は会社の制度として人事相談窓口や、健康相談窓口を用意しています。
また、日常的にも何かあれば上司に相談してほしいということも従業員に伝えています。
しかし、相談に来た時にはすでに退職すると心を決めているというケースも見られました。そのため、思い悩む従業員にいいツールは何かないかと思っていました。

また、辞める理由も現在の「職場」や「上司」など、視野が狭いと感じる退職理由も多かったです。そのため、将来的な展望まで考えて、自分のキャリアについて深掘りできるようなツールがないかとかねがね探していました。

そこで、Kakedasというサービスと出会いました。

ーー
Kakedasの第一印象はどうでしたか

最初は実はネガティブな印象でした(笑)
というのも、キャリコンと聞いて退職促進に繋がってしまうのではないかという先入観がありました。

ーーそうだったんですね! その考えは、どう変わりました?

まずは、Kakedasが「転職を前提としないキャリア相談」というのを強く打ち出しているのを見たことです。そこから、サービスに興味を持ち、色々とお話をさせていただくようになりました。

また、在宅勤務が進んだことで従業員がオンラインに慣れてきたこともあり
オンラインでのキャリア相談ができるサービスは有効だと思いました。
弊社は事務所も離れていますので、オンラインで場所に関係がなくサービスを利用できるのは嬉しいです。

また、人事マネジメントを補完するだけでなく、現場の社員が喜んでくれるサービスだという点も導入を進めたいと思った理由の1つです。

中堅社員に視野を広げてもらいつつ、自分の市場価値を正しく理解し自信を持ってもらいたい

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ーーどのように社内でKakedasの導入を進めましたか?

まずは、30代前後の中堅社員を対象として利用することにしました。
入社してある程度の期間が経ち、現状の業務には習熟しているものの、次のステップに思い悩むだろう世代を選びました。

また、中堅社員での利用が上手くいけば、今後は階層別研修や昇格前後の研修に合わせてKakedasによるキャリア面談をセットすることで、より研修の深みが出るのではと期待しています。
そして、弊社はクライアント企業に研修サービスも提供しているため、社内でも進めつつ、お客様にも同様のパッケージを提案できるのではないかと思っています。

ーー導入の懸念点はありましたか?

相談のデータがレポートとして残るので、相談内容が人事や上司に伝わることの不安を従業員が感じそうだと懸念していましたが、従業員個人が特定される情報は開示されないことを伝えたら、安心してサービスをを利用してもらえました。

ーーKakedasの導入で、どのような効果を期待していますか?

中堅社員は今の仕事の延長線だけを考える傾向にあり、まだまだ視野が狭い従業員も多いと感じています。外部のキャリアコンサルタントと話すことで、様々な知見を聞き視野を広げてほしいと思っています。

また、実際の能力に反して自己肯定感が低い従業員も多いとも感じるので
キャリアの棚卸を通じて、客観的な評価をもらい市場価値を知ることで、自信をつけるとともに自分の位置や価値を適正に評価できるようになることを期待しています。

ーーKakedasの導入を通して、ご担当者自身が得たものはありますか?

サービスの導入にあたりお話をしていく中で、Kakedas社のスタートアップとしてのスピード感と、日常的にマーケットと触れてサービスの細部を変えていく姿やフレキシビリティを見て刺激を受けました。

そこから、私も色々なウェブセミナーに顔を出すようになったんです。
ウェビナーで得たナレッジを、またKakedasの担当者さんと話したいなと思って聞いています(笑)

社内の若い社員にも積極的に外の情報を取ってほしいなと思います。

【Kakedasとは】
株式会社Kakedasが企業向けに提供するソフトウェアサービスです。
企業の従業員が国家資格「キャリアコンサルタント」を有する相談員に、オンラインでキャリア相談できます。

企業で働く従業員の「転職を前提としないキャリア相談」を実現し、企業の経営課題である「従業員のキャリア自律」を促進しています。
800名超の登録コンサルタントの中から、AIが相性の合う相談相手をマッチングし、従業員1人ひとりに最適な相談環境を提供します。
ライフステージの変化に伴うキャリア形成支援の不足によって生じる「従業員の離職率の増加」「モチベーション・生産性の低下」など、企業が抱える様々な課題を「キャリアコンサルティング」という対話の切り口から解決し、従業員1人ひとりが意欲的に働ける企業作りをサポートしています。

サービスの詳細はこちら https://what.kakedas.ooo/


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