見出し画像

給食食べに来たんじゃなかったのかよ

僕の記憶が正しければ、小学校低学年までは、担任の先生が全ての教科を担当していた。

要するに、担任の先生が病欠、となれば、全ての授業においてヘルプが入る、という必然があるのだ。

実際、一度だけそういう経験があった。その日は、担任の先生がお休みで、全ての授業において、別の先生が駆け付けた。それは、それはなにか、新鮮な気分にもさせられた。不思議な感覚だった。

いつもの授業であって、いつもの授業じゃない
、というか。

え、あれ?
上手く説明できてる?

??

まあ、良いとして、

それは、給食時間でも例外でなく、「給食時間の生徒たちを見守る」という、ちゃんとした業務として、また別の先生があてがわれていた。

こくご、
さんすう、
と、

別の先生がそれを担当して、
きゅうしょく、
も、

きゅうしょく、
の、
ために、
別の先生が来ている。

僕は思ってしまった。
授業の際に来た教員は、当然ながら、授業をするために教室を訪れたわけで、
給食時間に、この先生が、来たということは、



この先生、


ただ給食食べに来ただけじゃねぇか!!!


、と。
いや、そんなことない。
そんなことない、ということは、当時の僕でもわかっていたが、「そんなこと」として考える方が、面白い、という結論が、当時の僕の中にあったのだ。

そうして、僕は、

「いや、先生給食食べに来ただけじゃん!!!😆😆

と、
ニッコニコで、
思いっきり、声に出して言ってみたのだ。

ウケると思ったし。
ほんのジョークのつもりだったし。
ニッコニコだったし。







結果、めちゃくちゃ叱られました。


叱られるんかい。

給食時間、担任の代わりに来た教員に、

「給食食べに来ただけじゃん!!!😆😆」
って、ニッコニコで言ったら、

叱られるんかい。

知らんかった。

びっくりした。


びっっっっっくりした。
ウケると思ってたのに、叱られて。


なんか、あんまり憶えてないけど、
「そんなこと言うなお前◯△★😩😩!!」
みたいなこと、
ずっと言われてたような気がする。

ん〜、



叱られるんかい。


その日の給食は美味しくなかった。


この経験以来、僕の中で、

「大人=理不尽に怒ってくる生物」

という方程式が成立した。
同級生の子供のやつらは、みんな僕の馬鹿げたノリを真に受けることなく、笑ってくれる子もいた筈だった。

大人もそうだと思っていた。
そいつは、飛んだ思い込みだったのだ。
ぶっ飛んだ思い込みだったのだ。


そして、今もこの方程式は効力を失っていない。

今も大人は怖いし、高校生とか、ほぼ大人に片足突っ込んでるようなものなので、正直、高校生活三年間、ずっとしんどかった。
なんか急に怒られそうで怖かった。

なんか、

性的嗜好がちょっと小児性愛気味なのもこういう経験が関係してるのかな。

↑うわ、急に変な性癖をカミングアウトすんな!!
びっくりした!!





びっくりした〜、

あの日みたいに。

あわよくばnote一本で食っていきたい〜とか考えてるので是非よろしくお願いします。