可及的速やかに | #12 君の名は

可及的速やかに　
消すほどでもない

消せない　
記憶のカケラ

ふと浮かんだあれこれをつぶやく
「詩」のようなもの

『君の名は』

コロナコロナと
忌み嫌われて
まるで悪者

いつからこんなに
虐げられてしまったのか

こんなはずじゃなかった

太陽コロナ
コロナビール
ファンヒーターはコロナ製
美容室コロナ（家の近所にある）　

太陽みたいに明るく照らす
希望と情熱を込めたはずの名前

今度は
ウィズだのアフターだの付けてみて
共に生きようと？
コロナが終わったら何しようかって？

そして
その小瓶に入ったもので
何をしようとしているのか

君の名は？

『コミナティ』

コミュニティ（community）
プラス
免疫（immunity）
イコール
コミナティ（COMIRNATY ）

つまり
集団免疫をつける

体を守る救世主の登場

しかし…

一切を
急いで忘れようとする

何事もなかったかのように
以前の世界は戻ってくるのだろうか
以前の世界を再現したいと思うだろうか

終息は終わりではない

これからの生き方を問われている
コロナは新しい時代のはじまり

コロナ元年

進まないワクチン接種
つまり
圧倒的に数が足りてない現実
今月下旬には接種予定であったが
入荷目処立たず来月にずれ込む予定
予想通りの想定内の展開
どうなることやら…