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京都を歩く@銀閣寺・法然院・南禅寺・桂離宮〜トリキーズオフ会の前に③

旅2日目の朝は雨。
夜中から降っていた雨は、明るくなってもまだやまず、それでもホテルを出る頃にはかなり小降りになっていた。
予報ではもうすぐ上がるはず。ま、大丈夫でしょう、晴れ女なんで🤭

今日は、昨日の帰りに買った地下鉄・バスの一日券を使って移動します。


まずは朝菓子の会へ。

地下鉄とバスを乗り継ぎ、浄土寺で降りてお店へ。
場所を確認して30分ほど散策。
銀閣寺、哲学の道がすぐそばです。

〇哲学の道を散策

バス停は「浄土寺」だった。このお寺のことね。

銀閣寺は大昔に一度行ったことがあるけど、いわゆる「銀閣」しか見なかったのかな。入口の案内図を見たら、とても広くてたくさんの建物があり、周囲の緑もものすごく味わいがあった。入ったところの竹藪が雨に濡れて美しかった。
またいつかゆっくり見に来ようと思いながら中へは入らず、もと来た道へ。

たくさんのカフェやお土産屋さんがある。どこもまだ開店前だけど。

谷崎潤一郎ゆかりのカフェのよう



時間になったので、酒菓喫茶かしはてさんへ。

ここでの食事はあまりに素晴らしかったので、別に書きました!


素敵な食事を終えるともうお昼。
けっこうお腹いっぱいで、今日はランチは不要。午後遅くにお茶でも飲むことにしよう。
そして、雨はすっかり上がって蒸し暑く、さっきまでさしていた傘は日傘として大活躍だ。

16時予約の桂離宮まで、どこに行くか悩んでいたけど、お店の方のおすすめに従い、銀閣寺へ。向月台も観たかったし。

〇銀閣寺

臨済宗相国寺派 銀閣 慈照寺

向月台!!

展望所から見下ろす

観音殿 銀閣

銀閣寺を出て、法然院の方へ向かおうとすると・・・

〇法然院

小さなお寺で本堂は公開されてなかったけど、しっとりしたとてもいい雰囲気で気に入った。
蔵では、絵画の個展をされていた。関東から毎年来られているそう。

苔むした茅葺の山門は圧巻
非公開でした

〇永観堂

「紅葉の永観堂」として有名。夏はどうなんだろうと思っていたけど、夏もみじもとてもきれい。
と言っても、この参道を眺めただけ。

南禅寺への道すがら。

涼しげに流れる水を思わずパチリ

〇南禅寺

三門

でかい!!  

日本三大三門の一つだそう。
他の二つは「東福寺」と「身延山 久遠寺」だそう。
三門も拝観できたけど、上には上がらなかった。眺めいいだろうなあ…


法堂

水路閣

これが見たかった!サスペンスドラマでおなじみ。

上にあがってみた。
今も水が流れている。琵琶湖から来ているんだね。

方丈を拝観

ここで、お茶をいただくこともできる。(もちろん有料)

立派な襖絵などのある部屋は撮影禁止でした。

方丈庭園
広すぎて全景撮れずf;^^

如心庭

「心」に配置された石

いろんなところにある小庭がどこもすばらしい

時間がなくて今回はパスしたが、三大東照宮の一つらしい。他の二つを見られたらここにも来たいな。

南禅寺、すごかった!行ってよかった。

ここに限らず、京都のお寺はどこも、すごい規模と豪華さ。これだけのお寺を建てるなんて、どれだけ権力や財力あったんだろう・・・。
焼き討ちにあうのもわかる気がした。

さて、そろそろ桂離宮へ向かわねば。

交差点でふと橋の下を見下ろすと・・・ん?この線路は何?

〇蹴上インクライン

あちこちに「蹴上インクライン」という案内があったのはこれだったのね。

春は桜がきれいらしい。

琵琶湖疎水は日本遺産

トンネル発見。
ここを通れば南禅寺からの近道だったのね。

地下鉄の駅へ急ぐ。
それにしても暑い。
こんなに晴れなくても・・・f;^^


京都駅からバスで桂離宮へ。
なんと予約時間に間に合うか微妙になってきた。
市バスに間に合わず、京阪京都バスに乗ったので一日券使えず、ICOCAで支払い。

バス停から小走りで桂離宮へ。きっとこの中だよね、と思うのに受付がなかなかわからない。ガソリンスタンドのおじさんに聞いたら、安全のために遠回りの道を表示してあるらしい。

実は、ここまで何も食べてない。
お腹すいた><

〇桂離宮

なんとか受付を見つけて駆け込む。
入口で、中国人の若い女性が門番?の男性ともめていた。
時間を過ぎて来たらしく、門番?の方がその対応をどうするかと中の人に声をかけていた。

横目に見ながら、なんとか間に合ったと駆け足で中に入ろうとすると
「ちょっとどこ行くんですか?」
とその門番?さんに、厳しい声で呼び止められた。
「え?参観に…」
「勝手に入らないでください。ここでチェックしてますから。私、警察です。」と仰々しく腕章を見せた。
正式には皇宮護衛官というらしい。
ああそうですかという感じで、印刷して来ていた参観許可証を見せたら通してもらえたが、なんだかなあ…時間を過ぎて来た外国人への対応でいっぱいいっぱいだったのかもしれないけど、周囲への目配りといい声掛けの仕方といい、ちょっと残念な対応だった。

その後は普通に受付ができた。
桂離宮は少し前から参観料1000円。(高校生以下は無料)
待合所でしばし待機。エアコン完備、小さな売店、トイレはもちろん、コインロッカー(100円戻ってくる)もありました。

時間が来て、いざ中へ。
「離宮内の撮影は自由です。いいお写真撮ってくださいね^^」ととても優しかった。園内でもビューポイントのたびに、「ここからのお写真おすすめですよ。皆さん撮られたら次へ行きましょうね。」とものすごく親切。

「暑いので、帽子や日傘を。水分補給もしてくださいね。」と、どこまでも親切。

あられこぼしの敷石

御幸門

遠くに見える門が、正式な入口「表門」。
遠近法で、より遠くに見えるように道の太さが変わっているそう。

外腰掛
この前にはソテツがたくさんあった。薩摩島津家からの贈り物だそう。

左手は砂雪隠(飾り雪隠)

二重枡形の手水鉢

月を楽しむ庭なので、邪魔しないよう灯篭は背が低い

洲浜
先の橋は、天橋立にみたてているそう。

岬の灯台にみたてている

松琴亭(茶室)

園内の飛び石は、場所によって、切り石だけの「真の飛石」、切り石と自然石から成る「行の飛石」、自然石だけの「草の飛石」があり、それぞれ「楷書」「行書」「草書」に対応するそう。

坂を上る

賞花亭
園内の一番高いところにある茶室。池を掘った土を盛って作られた小高い丘に建つ。

園林堂

笑意軒(茶室)

池は眺めるだけでなく、舟遊びをするところ。下を通れるよう、橋が高く、それぞれの茶室には船着き場がある。

船着き場

書院。たくさんの建物があった。後の時代に次々作られたそう。

月波楼

月見台

目隠しの松

お客様が園内に行く前にお庭を見てしまわないように

案内してくれた若い女性、皆さんに気配りしながらとても上手に説明してくださったのだけど、帰りに他のお客様と話しているのが聞こえて来たら、この4月から来たばかりとのこと。
歴史から何から完璧に覚えていて、関連した内容を尋ねられてもすっと答えていたのに、まだ3ヶ月とは…すごいなあ😍

帰ります。門の外もなかなかの景色。

桂橋そばの交差点。

帰りは市バスに乗った。
京都のバスって、とてもわかりやすくて、たくさん走っている。これなら足として使えるよね。うらやましい。

無事京都駅へ。
お腹はペコペコだったけど、手早くあっさりしたものが食べたかった。
ヨドバシカメラのビルの中で、とろろごはん的なものを食べた。

ぺろり

すっかり疲れてホテルへ帰る。
今日の歩数は、22750歩。

明日は早起きして修学院離宮へ行かねば。
おやすみなさい。


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