ここは押さえたい!! 肩こり、腰痛で来院される初診のお客様アプローチ注意点③

今回は、いよいよ施術(治療)について説明していきます。
腰痛に関して言えば、福島県立大学の見解などでは、85%が非特異的腰痛(画像診断と一致しないなど)いわゆる原因不明と発表されています。

実は私自身、25歳の頃、バレーボールで腰を痛めて、一時期は歩けないほどの痛みで悩まされました。様々な病院に行き、レントゲン、CT、MRI等を撮り、検査を受けましたが、「特に異状なし」と診断されました。
最後のスポーツ専門の整形外科では「気のせいじゃない!?」とも言われ、一時期は気分的にもとても落ち込みました。
知り合いの勧めで、その当時は私自身があまりよく知らなかったカイロプラクティックの施術を受けて、改善しました。
余談ですが、今考えると、29歳の時に今まで勤めていた県庁を退職して、カイロプラクティックと整体の専門学校に行き、独立開業したので、結果的には今の仕事を知るきっかけが出来て良かったと考えています。

お客様は病名を訴えたり、症状を訴えたりするのですが、診断の基準としては、病名はあくまでも参考程度に考えたほうがいいと考えます。
なぜなら、カイロプラクティックや整体は病名(病気・疾患)を追いかけて治療するものではなく、あくまでも、お客様の自然に良くなろうとする自然治癒力を引き出す療法だからです。
訴える症状、動けない、腰が痛い、腰がうずく、だるい、立っていられない、動かすと痛い、歩けないなどを参考にして施術を組み立てていく必要があります。

腰痛を引き起こす疾患には
椎間板ヘルニア
変形性脊椎症
脊柱管狭窄症
脊椎分離・すべり症
脊椎骨折
椎間関節症候群
等が挙げられますが
最も多いものは 仙腸関節症候群 です。
ですから、骨盤矯正は腰痛緩和の手法としても効果的なんです。

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