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海外協力隊note

2,018
JICA海外協力隊が執筆した記事を綴るマガジンです。
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2023年8月の記事一覧

7:ベナンの現地語

 Bonjour!  知り合いのベナン人から現地語について教えてもらったので、まとめていきます(データは2014年のもの)。 ・人口の35%=400万人が公用語のフランス語を話すことができる(そのうちの57.3%が経済首都のコトヌー住み) ・英語が話せる人は50万人いる →ベナンは隣国のナイジェリアから電気や日用品を輸入しているのですが、ナイジェリアの公用語は英語なのでベナンには仕事で英語を話す人がいるとのこと。 ・最も多くの人が話すフォン語は人口の26.2% →ナゴ

ニーハオorこんにちは?

Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 活動も3週目に入り、時間だけが過ぎていくことにやや恐怖を覚えます。 生徒がよくオフィスに来てくれるので、引きこもりにはならずにすんでいます。 私の赤子のような英語ですが、頑張って聞こう、伝えようとしてくれるのでなんとか成立しています。 キャンパス内でよく話しかけてきたりオフィスに来る生徒の顔は何人か覚えました。 そのうちの1人は日本が好きで、数キロ先の大学まで日本語を学びに行ってたり(実際に日本語が上手)、日

【番外編】KYALO〜なぜ協力隊へ〜

Mwatindata? みなさま、こんにちは! Kyalo Mutuaとカンバネームをもらった、シゲです! Kyaloとは、カンバ語で【旅】という意味があります。(人生を【旅】のように生きたいので、とても気に入ってます!Mutuaの意味は忘れました…笑) 今回は番外編ということで、僕がなぜ今【協力隊】に参加し、ケニアにあるンジウという所で教鞭をとっているかを書いていこうと思います! ◯世界には教育を受けられていない人がいる◯ 大学1年生の時、授業でいじめや差別に関するレ

人を動かす『ワンシーン』があれば、それは良い『ものがたり』

ハイ、ブエナス〜 中南米・エルサルバドルへ来て、10ヶ月。 ◯ラ・ウニオンへの出張タジェール(ワークショップ) ◯専門家プロジェクトとの連携事業 ◯日本文化フェスへの参加 7月下旬に、ようやく後期の授業が始まったかと思ったら、、、 8月の中南米〜南米は、アゴスティーナというお祭りで、またいきなり1週間お休みである、、、 まぁ、かといってこのタイミングで任国外旅行へ行くことも出来ず、国内でチョロチョロ、、、 隊員は、任国外旅行へ行ける国も限られており、一度任国外

6:任地でのホームステイ(言語編)

 Bonjour!  ベナンの公用語はフランス語ですが、日本の1/3の面積にも関わらず、53の現地語が存在しています。  私の任地であるKétouでは、「ナゴ語」という現地語が話されています。  フランス語は小学校から学ぶ為、学校に行けない人は現地語しか話すことができません。  また、今まで現地語で生きてきた子どもたちに対し、全ての教科をフランス語で授業をします。  そのため、フランス語が分からず、進級試験に落ち、小学校を卒業できない子どもが多いようです。    

5:任地でのホームステイ(生活編)

 Bonjour!   任地に着くまでも知らないベナン人に沢山助けられました。  まだまだフラ語が苦手な私を見越して、隣の席に座っていた仲良くなった学生がホームステイ先のママに電話をしてくれて、無事合流。  まず向かった先は、私の配属先。  配属先長は私のことを大歓迎。  私専用のオフィスまで準備してくださり、「この人のためにも頑張らなくては」という気持ちになりました。  そして念願のホームステイ先へ。  ホームステイは教員のお宅。公務員だけあって、テレビも冷蔵

4:ベナン生活で一番大変な都市間移動

 Bonjour!  2023/8/24〜26まで任地のKétouという街で2泊3日のホームステイをしてきました。  幼い頃から途上国の田舎に興味がある私にとって、楽しみ以外何ものでもありませんでした。  しかし!ベナンは痴呆まで行くまでが大問題。ベナンのタクシーは満席になるまで出発しません。  「出発までに5時間は待つ」「最悪座席を買い取る」という覚悟で駐車場に向かいました。    無事に出発しても ・途中で運転手が自身の用事を済ますのを数十分待つ ・乗客が1

3:ベナンスタイルのフランス語研修

 Bonjour!  2023/8/14からフランス語の語学研修が始まりました。  場所はホテルの4階。部屋から歩いて20秒の会議室です。  他国の同期はプレゼンや社会問題についてのディベートなどを行っているようですが、私達は長野県駒ヶ根市での派遣前訓練と同じような内容ばかり。正直焦りもあります。  しかし、フランス人が話すフランス語とはアクセントが異なるため、「ゆっくり確実に」と自分に言い聞かせながら頑張っています。  2日目に30分の誰も何も聞き取れないような謎

ザンビアで広がるにっぽん人の知名度

Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 活動2週目が終了し、ニッポン人の「Shota」が大学内や地域に少しずつ浸透してきたように感じます。 校内を歩いていても先生や生徒が「Shota!!」と遠くから声をかけてきたり、すれ違いにハイタッチしてきたり、、 少しずつ居場所が構築されている気がします。 大学の周辺はコンパウンド(低所得者層居住地区)があり、主要道路までは大学を通過する形で一本道です。 そのため、大学構内、周辺には一般の方も多いです。 大学

海外協力隊活動日誌🇩🇴26日目

今日は校外学習の日! ソナ・コロニアル(zona colonial)へ! さすが世界遺産。 larimar(ドミニカでしか取れないと宝石)と ドミニカ共和国の正装(実はあった!) chacabanaをGET! 現地人の先生たちと行ったので 高値ふっかけられないし、 なんなら値切って完璧な買い物🛍️ ソナコロニアルは 植民都市として有名なのだが、 本当にかわいい!!!! 今日一番の衝撃は concho(コンチョ)乗り合いタクシーです。 JICAで乗るのを禁止されていま

男だけど女として労働許可されてた

Muli bwanji. 青年海外協力隊のしょーたです。 活動も2週目が終了。 主な活動は資料作成。 大学の授業用スライドをちまちま作っていました。 分野によりますが勉強しながら手探りの資料作成はなかなか時間がかかる。 オフィスのドアをフルオープンにしているおかげで、学生がよく訪れてくれます。 本校では生徒と教授にかなり壁があり、生徒は恐る恐る教授のオフィスに入り、教授は結構高圧的です。(オフィス外では親しく接しています) 私のオフィスは入りやすいのか私が高圧的

海外協力隊活動日誌🇩🇴25日目

休校開け、学校の日。 今日はプレゼン原稿をチェックしてもらう日。 とりあえず31枚の大作プレゼンテーションが 完成しました。 来週すらすら読めるように練習しようと思います! 私がドミニカ共和国🇩🇴でできること の一部ページだけ抜粋して紹介します。 「ドミニカ共和国のために私に何ができるのか」 語学学校の口頭試問で うまく答えられず涙した質問。 私が世界を知りたくて、 それを日本の子どもたちに伝えたくて、 それがJICA海外協力隊に参加する 大きな目的になりすぎて、 1番

海外協力隊活動日誌🇩🇴24日目

熱帯暴風雨のため休校2日目。 9:00から授業開始で登校に30分くらいかかる私のお家。 いつもすこしはやめの8:00ごろに出て、 スーパーでお昼を買って行くのが恒例。 けれど今日も朝から大雨に雷と中々の天気。 この雨で登校したら 蚊にかじられて傷だらけの足に 冠水の汚い水が触れたら どんな病気になるか分からん!行けん! という判断のもと、自宅勝手に待機笑。 (ちゃんと8時前に学校ありますか?って確認しました。無断欠席では一応ないです。その勇気はありません😂) すると8:40頃

海外協力隊活動日誌🇩🇴23日目

今日はフランクリンの到来で休校です。 さっそく1日の振り返り。 朝ごはんを食べて、 今日はずっとスライド作り。 語学学校最終日に、 「自分の配属先で自己紹介する」 ということを想定した発表会があります。 そのためのスライドと原稿を作る必要がありました。 私はスライドを作ってから原稿を書くタイプなのですが、意外とみんなバラバラみたいでどうなんでしょう? というのも、今週木曜日に原稿の締め切り、 語学学校最終日前日にリハ(ここまでにスライド等準備)。 ということで、先に原