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応用情報技術者試験 合格体験記

お金を掛けずに合格しました。
本稿は、2018年10月に受験した応用情報技術者試験の合格体験記です。基本情報技術者からのステップアップを考えている方は是非お読みください。

以前につぶやきでも発信していましたが、今回きちんと記事にしました。

試験概要

四肢択一式の午前試験(2時間半)と記述式の午後試験(2時間半)で、それぞれ6割取れれば合格です。難易度的には、基礎レベルの基本情報と高度区分(システム監査技術者とか)の中間といったところです(ITパスポートは入門レベル)。合格率も2割程度と比較的高めです。詳しくは公式HPをご参照ください。

受験前のステータス

約15年前に基本情報技術者試験に合格しています。その少し前に初級シスアドにも合格しています。

基本情報のプログラミングは、アセンブラ言語(CASLII)を選択しました。当初はC言語を勉強していましたが、取っつきにくくて断念しました。アルゴリズムに苦手意識はありませんが、コーディングは趣味も含めて未経験です。

筆者は公認会計士なので、経営や監査の分野には馴染みがあります。

受験結果

詳細なスコアは記録し忘れましたが、午前は8割強、午後は70点台後半だったと思います。手応えもまずまずといったところで、ギリギリ合格感はなかったですね。

午後の選択問題は、経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査を選びました。文系なら鉄板の選択ですね(笑) 問題によってはデータベースを選択する可能性もありましたが。この回のデータベースは難易度高めで選びませんでした。

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学習方法

テキスト・問題集は購入していません。

午前対策
応用情報技術者試験ドットコムの過去問道場だけです。

過去問演習が無料でできる大変すばらしいサイトです。きちんと解説まで付いているので、基本情報の知識があればテキストは不要です。一周目は分からない問題も多いですが、解説でインプットしていく感じですね。こちらを2か月で2000問以上解きました

スマホでもできるので、通勤中の勉強にも最適です。分厚いテキストを持ち歩く必要がありません。サイト内に電卓機能が搭載されているので、計算問題もサクサクできちゃいます。さすがに入れ子構造の再帰のアルゴリズムは紙にメモしながらでないとキツイですが(笑)

情報処理技術者試験は、過去問からの出題が大変多い試験です。計算問題の数値や選択肢まで全く同じという徹底ぶりです。本番でも過去問そのままの問題を見つけて内心ニヤニヤが止まりませんでした。

テキストメインで学習するのは今すぐやめましょう!

午後対策
公式HPの過去問を数年分やりました。特に詳しい解説は要らないかなと思います。なお、前述のとおり、予備としてデータベースもちゃんと解きました。

基本的に文系鉄板の選択問題は、国語の問題なので、午前対策で習得した知識で十分です。筆者は一発合格ですが、運悪く不合格になっても、何回か受ければ当たりを引けるのではないかと思います。

合格特典

応用情報から各種国家試験で特典を受けられます。中小企業診断士試験や弁理士試験では科目免除が受けられます。また、一部の公務員試験(経験者採用)では受験資格になっていることもあります。

おわりに

基本的に筆者はいきなり問題演習をしないタイプで、テキストをしっかり読みたい人です。その筆者が過去問演習だけで良いというのは相当かなと思います。短期合格も可能ですので、迷っている方は是非チャレンジしてみてください。

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