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備えた方が良いのか、何もしなくて良いのか迷う無限ループ


「魔女の宅急便」に感化されてるだけなんですが
ちょっとお付き合いください。


うちの長女がまもなく10歳になりますので
私たちが魔女だったら、長女は3年後の満月の日に修行に出さないといけません。

ご飯も作れへんのに?!
給食袋も月曜の朝までほったらかしやのに?
1人でどうやって生活するん??

大ピンチです!!


なんとか自立させなければ!!
と、急に思いたって
日曜日のお昼ごはん、知らんふりしてみました。
※ 念のため、私が何もしたくなかったわけではないよ。

長女、うどん茹でるぐらいは出来るからね。


ずっと食事は私が用意してたんですが、
ご飯が出ていてもお腹が空くまでは食べないとか
微妙な量が残ってたりとか
ちょっとモヤモヤするよね。

なんだかな〜。


しかし!!

あと3年で修行に出すとすれば
身の回りの自分のことはもう少しできた方がいいと思うのです。余計な苦労しないようにとアレコレ手を出して世話した結果、子どもが自分で生活するための準備をする機会を奪っているのかもしれません。
学校行った日とか、時間がないときは用意するけど
もうそろそろ自炊の練習してもいいんじゃない?

もしご飯は作れないとしても
たまに作って料理の作業量を知っていたら
感謝の気持ちは持てると思うんですよ。


ただ、

こうやって考えるのも結局は過保護なんじゃないか?と思ったりもします。


私は色んな人にに助けてもらったからね。
何も出来ないまま修行に出したって、困ったときに考えればいいし、きっと親切な誰かに助けてもらって覚えることがあるはずです。
(もしも昔と時代が同じならば。。。)



魔女の宅急便で昔から大好きなシーンがあります。
ここ!!


キキ「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、分からなくなっちゃった」

ウルスラ「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」

キキ「でも、やっぱり飛べなかったら?」

ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」

昔は飛べなくなったキキを見て、
「よし、私も頑張ろう」って思ってたんだけど
今は「見守るしかないのか。。。」っていう心境。



現代社会の「子どもがご飯を作る練習」は
将来を心配しすぎた親の過保護なのか
家庭で教える一般常識の範囲なのか
家事を押し付けられたヤングケアラーなのか

視点が多様化しすぎて、難しい。



ねぇ、
昔は家の手伝いするのは当たり前だったよね?
いつから子どもって「何かを与えられるだけの存在」になったんだろか??
ゲームしてお菓子食べて生きてたら良いんだっけ?

(私の見解では、お手伝いさせた方が賢くなりますよ!これは100%間違いないと思うんだけど、話したいのは教育のための楽しいお手伝いじゃなくて、家族が生きていくための家族の一員として背負う義務みたいな面倒くさいお手伝いね。)

なんだか社会が多様化して
子どものウェルビーイングをこじらせている??!
これはお手伝いだけじゃなくて
勉強や登校におきかえることも出来ると思うんだけど
いったいどこに線を引けばいいのだろう??


全てを子どもに合わせてしまったら、子どもは他者に合わせることを学べるんだろうか?!
ってか学ばなくても大丈夫な社会になるんだろうか??って思ってたら
イチローさんがこんなこと言ってました。

体罰や精神的に追い詰める指導、虐待は論外として、
大人には子どもを育てる責任はないのだろうか??って話ですよね。

子どもをほっといて自分で辿り着けるレベルは大したことないということも知っていて、ある程度は大人が関わってサポートしないといけないと考えてますが、
サポートなのか?余計なお世話か?」大人の私が迷ってるよね。



ここまで書いてみて、
ちょっと私の頭が整理されてきたんだけど
抜け出すカギになりそうなのは「普遍的」な人間の成長を考えることにあるような気がしています。

ってことは、やっぱりご飯作らせれば良いのか。
長女は、家臣がいっぱいの姫様じゃないもんな。



難しく考えすぎて結局どうしたら良いのかわからんが、
子どもの権利を守った現代の子育てが難しすぎる。

昔とは時代背景も違うし
考え方いっぱいありすぎるし
10年後の未来もわからないなんて
どうしたらいいん??
視界不良、着地点不明!!

ってことで

親はジタバタして当然。




何歳になってもスランプってあるんだよね。
ウルスラ姉さんが言うみたいに、嫌になったときは、散歩したり昼寝して何もせずに過ごしたらいいんかな??と思います。


以上、
手を出すのか、ほっておくのか、
珍しく無限ループに落ちている悩みでした。


追記
りんこさんの言葉
親が子を想い、親であることに悩みながらも向き合って答えを見つけていこうとしていれば、きっと子どもは幸せだろう」が、とても優しい>_<
こちらで全文どうぞ ↓↓


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