いつか子供に教えるサンタクロースの正体を考えてみた話
サンタクロースは、毎年クリスマスに現れる赤い服のご老人。トナカイのひくソリに乗って子供たちにプレゼントをくれるニコニコした素敵なおじいさん。
ですよね?!
長女が年長の時に「ららぽーとのサンタと森のようちえんに来てくれたサンタの顔が違う、あと髭も偽物だと思う。。。誰なん??」と言い出したので「あれはサンタクロース協会のおじさんでサンタさんの部下だよ。1番偉いサンタさんは24日の夜の準備で今めっちゃ忙しいから」と話しましたが、イマイチ納得出来ないようです。
「あの人たちも一番偉いサンタじゃないけど、サンタだよ」と何回言っても、「なんでわざわざ偽物の髭つけるん??堂々としとけばいいやん!」「サンタって何人いるの?」と長女の疑問は尽きません。
そもそも誰も本人の姿を見たことがないはずなのに、どうしてサンタクロースの姿がわかるのか??
っていうか1番偉いサンタってなんだ??
あれはサンタじゃないのか?サンタなのか??
長女が寝た後、一人で考えました。
私はサンタクロースの存在を否定したくありません。人々を幸せにするサンタクロースは絶対にどこかに存在していてほしいのです。でも子供たちが「サンタは存在しないかもしれない」と疑問に思ったときにどういう風に説明しようかな。。。「そんなもん、いない」と言うのは子供の立派な成長ですが、サンタクロースと写真撮りに行ったりクリスマスをワイワイ楽しく過ごせるようにしてきた私の努力が一緒に否定されるのは悲しい。
しばらく考えて私が納得する答えにたどり着きました。
クリスマスに誰かを幸せにしたいと思う気持ちが、実はサンタクロースの正体なのかもしれない
子供のため、恋人のため、目の前にいる誰かがクリスマスに幸せになってほしいと願うその気持ちを目に見える形にすると、ニコニコ笑ったサンタクロースの姿になるのではないかなと感じています。
ショッピングセンターに来ているサンタさんも、普段はサンタじゃない仕事をしていたって、あの瞬間は間違いなくみんなの幸せを願うサンタクロースです!!
嫁と子供のためにプレゼントを買ってくれるパパも、サンタクロースです!!
みんな誰かを幸せにしたいという「サンタクロースっていう気持ち」を持ってるんだよね。気持ちだと解釈すると「見えない、誰も見たことない、だけど存在する」っていうことを理解しやすいと思うんです。見えないものを信じない人もいるから誰にでも分かりやすくしたのが、赤い服の白髭のおじいさんってこと。
この考え方をするとサンタクロースは存在するし、今までの楽しい出来事を否定することもなく、ちゃんと愛されていることを実感できるんじゃないかと思います。
いつかは子供たちも誰かのサンタになれる大人になってほしいな。
私1人で先回りして答えを用意してみましたが、まだ子供には何も教えません。
毎年この時期になるとサンタについて考えるのですが、今年の長女は「サンタは実はスパイで赤い服と思わせといて、実は赤ではないんじゃないか?」と疑っているところです。自分でどういう答えをみつけてくるのか楽しみにしています^^
最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!