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梶谷健人 / 新著「生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方」
2021年1月12日 08:48
メディア美学者である武邑さんの新著「プライバシー・パラドックス」が非常に面白かったので、備忘録的に内容と感想をまとめておこうと思う。この本を一言でいうと昨今「データ」や「プライバシー」に対する人々の欲求と行動の間に大きな乖離が生まれている。人々はプライバシーや自己のデータ保護を主張する一方で、そうした権利を脅かす便利なサービスを進んで利用している。そうした「プライバシーパラドクス」とも
2021年1月15日 09:11
フィルターバブルという問題がある。パーソナライズ、レコメンドのアルゴリズムが普及した結果、各ユーザーが自分が見たい情報しか見えなくなり、偏った思想・考えを持ってしまう問題である。この問題は、スマートフォン、そしてそのメインコンテンツであるソーシャルのタイムラインが助長したが、ARグラスの普及、そしてその上で動くARクラウドシステム、ミラーワールド的体験によってさらに助長されると思われる。