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富樫勇樹 ~日本バスケを引っ張る選手~

映画『BELIEVE』を観てきました。

映画版『SLAMDUNK』と似たような構成になっていて、“熱い”映画でしたね!

比江島選手がめちゃめちゃ格好いい流れになっていて、湘北高校で例えるなら完全に“ミッチー”でした。めちゃくちゃ格好よかったです(涙)

このチームは完全に、女子日本代表を東京五輪銀メダルに導いた「トムホーバスHC」に引っ張られたチームだったんだなと、改めて思いました。

だから、この映画のタイトルも『BELIEVE 』、、、

トムさんに感謝をしたいです。


そんな日本代表の激闘、歴史的な勝利の中に、ひときわ輝いて見えた選手がいたんですけど、それが富樫勇樹選手でした。

映画のエンドロールで日本代表、ワールドカップメンバー(ロスター12名)の名前が順番に流れてくるんですけど、最初(先頭)に出てくる名前が「富樫 勇樹」なんです。

日本のバスケットを昔から見ている人には分かると思うんですけど、「富樫 勇樹」という名前、、、文字として、そして音として、受ける印象、パワーみたいなものに、胸がジーンと熱くなるんです。

富樫選手を知ったのは、僕はやっぱり“全中”(中学バスケの日本一を決める大会)の結果を月刊バスケットボールという雑誌で見た時。まだ坊主頭の、体も細い、でも表情は強気で飄々としている、そんな富樫選手の写真を見たときでした。たしか、チームのエースではあるのですが、キャプテンではなかった。背番号は5番?だった気がします。

表情とか、プレーの写真だけで、「上手そう」というのがなんとなく分かりました。将来の日本代表を引っ張ってくれる存在だろうな、、、と、勝手に想像していたのも確かです。

富樫選手はアンダーの日本代表にも選ばれていて、JAPANのユニフォームを着ている写真も見たことがあります。その時は、背番号4番だったイメージがあります。すごく似合っていましたし、頼りがいのある姿でした。


あの15歳だった少年が、今、日本代表をキャプテンとして引っ張っている現実。“夢”が実現したんだなと、本当に、深く、感動しています。
そこにはどんなメンバーが残ったのだろうと思いながら見ると、富樫選手よりも年上なのは比江島慎選手だけ!それもすごいですよね。誰よりも日本代表を知る男。悔しさを誰よりも経験してきた男。

同学年で、同じ所属チームの、原修太選手の名前があったのもすごい奇跡のような“縁”だなと思います。

渡邊雄太選手も、馬場雄大選手も、ジョシュホーキンソン選手も、みんな富樫選手より年下です。河村選手や富永選手に関しては、7~8年離れています。

まだ富樫選手が15歳だったあの頃には想像できなかったメンバーが、15年の時を経て、大きな偉業を成し遂げたんだなと思うと、本当に人生は何が起こるかわからないし、だからこそ夢があって面白いんだなと痛感しました。


本当に、今、日本のバスケットは、過去最大に盛り上がっています。
世界の舞台でも結果を残しています。

嬉しいです。
楽しいです。
ワクワクします。

チームの状態もいいです。

トムホーバスHC体制での第二章、パリ五輪、どんなドラマが待っているのでしょうか。

楽しみです。