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駐在員(夫)のリアル1

子どもがまた発熱。。。マニラ日本人会のクリニックに連れて行く。

クリニックには、フィリピン人のドクターやナースの他、日本人の通訳兼事務スタッフもいる。診察中、その日本人スタッフに、

「奥様も体調崩されてるのですか?」

と言われ、何も考えずに

「いや、元気です」と回答。

すると今度は「お仕事は今日は休まれたんですか?」と。

ここにきて全てを理解。
父親は仕事で母親が主婦というのが駐在員の「常識」。この人は僕が病院に来ていたことを不思議に思って、あんな風に聞いたんだ、と。

確かに、肌感覚では駐在員(特に日本人)の主夫は1%いるかいないかというところ。そう思うのも当然かもしれない。

余談ですが、日本の政府系の組織は、同伴休職制度があるため、その割合は少し上がる。これも完全な主観だけど、政府機関だけで数えれば5%くらいにはなるかなと。

男性が民間で、女性が公務員だと、女性が単身で赴任か、子どもは連れてきて、夫だけ日本に残るパターンも多い。

とはいえ、結局どの国も男性が働き、女性は家事というのは、駐在員に限らず、大多数なんだなと思う。

いろいろな事情もそれぞれありだろうし、その価値観自体は否定しないけど、ちょっと偏りすぎだと思う。もう2024年なのに。。。

大学院の同期に「主夫としてマニラに行く」と言った際、「超最先端じゃん!かっこいい!」と言ってくれたのを思い出す。

ほんと、その通りだ。笑

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