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「壊す」ことの重要性

人間は分子で構成されていて、絶えず分子が壊されては生成されている。一年経てば、人間を構成している分子は総入れ替えされている。
壊すスピードと生成するスピードのバランスを保つことで、老化や後退、病気にならずに寿命を経る。壊すことを積極的に捉えることが重要なんじゃないかという、提言。
NHKによる生物学者の福岡伸一氏と教授坂本龍一氏の対談は、私にとってなかなかの良い刺激物だった。ありがとうNHK。

作るために、あえて壊す。

本質的だなあと思った。壊すことは一見悪いことのように見える。だけど、生命活動が壊して作ってを繰り返していると聞いて、「そこからかあ〜」と思った。

何事も壊れる。
人間関係もお茶碗も、それこそ愛も心も。
そして、可塑性がある。
だからこそ、次に行ける。

「壊れる」ではなく、「壊す」
積極的な壊すことには、馴染みがないしピンとこないけど、なんだかとても重要な意味があることはなんとなく感じた。

#エッセイ #コンテンツ会議 #福岡伸一 #坂本龍一

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