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ケアプラン点検での学びと本音

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

先日私の勤める事業所ではケアプラン点検がありました。

今回点検されたのは「軽度者の車いす貸与」と「個別機能訓練加算を算定している通所利用」に関するケアプラン。

私はこの両方に該当する利用者がいるのでそれぞれケアプランを提出し市役所へ赴き指導を受けました。

私が作るケアプランに対して私自身が薄々感じていた点を見事に指摘され学びにもなりましたし「やっぱりバレたか(笑)」と感じた次第です。

簡単に「軽度者の車いす貸与」と「個別機能訓練加算を算定している」という点について説明します。

軽度者とは「要支援1~要介護1」までの認定を受けている利用者を指します。

軽度者は基本的に車いすや電動ベッドそれに付随する付属品などを介護保険でレンタルすることは出来ません。

でも「主治医の意見」によっては軽度者でも介護保険で車いすや電動ベッドのレンタルが認めらえるようになります。

提出する書類や確認方法は各市区町村でルールが異なる場合があるので割愛します。

「個別機能訓練加算」とは利用者の機能改善に対して利用者個々に取り組み改善を行う為のプロセスや人員を揃えているデイサービスが算定できるものです。

利用者の生活において個々に明確な短期目標を立てたケアプランとそれに沿った通所介護計画を立て、それぞれの計画が突合し合うような支援が出来ているか否かが算定のポイントです。

デイサービスは3カ月に1回利用者宅へ訪問し利用者の生活を踏まえ評価をしながら進める必要があります。

今回のケアプラン点検で私が指摘されたのは軽度者の車いす利用に対しては「利用背景の見える化」。

デイサービスにおける機能訓練加算算定については「利用者の具体的な目標」についてでした。

主に両方ともケアプラン2表に書き込む内容。

私の場合、ケアプラン2表の「サービス内容」の欄に福祉用具は「品目」しか書いていませんでした。

「車いす貸与・安全点検」とか…。

これをどのような場面でどの程度利用するか分かるように書き込んでと言われました。

例えば「買い物や通院等に週1回程度利用する」のであれば、ケアプラン2表を見てそれが明確に分かるように作成するのが好ましいようです。

「機能訓練」については、短期目標に利用者個々の生活における具体的な目標(例えば「ポストまで毎朝新聞を取りに行けるようになる」等)を書き込むように言われました。

これ私も分かっていたんです…。書いた方が良いのは理解しつつも今回のようなケアプラン点検の際に「口頭説明」を踏まえて理解してもらえるようにあえてぼやかして書いていました。

でも、それでは「口頭説明」がないと理解出来ないので好ましくないと言われ「誰でもケアプランを見たら利用者の状態像とそれに合わせた目標が理解できるように」作成して欲しいと指導を受けました。

私個人的な意見としては「ケアプラン2表に事細かに書いたら、それこそ定期的に書き直さなきゃならんでしょ?会議で詳細は確認しつつケアプランはぼやかして書きたいのよ」という本音を見透かされた気分。

指導を受けながら「はい!分かりました」と真剣に答えつつ「バレちゃった(笑)」と思いました。

今後は今回の指導を反映しつつ、より上手く「柔軟なケアプラン」を作成したいと思います(笑)

ガチガチのケアプラン作ったらそれこそ利用者もサービス事業所もやりづらくなっちゃうと個人的には思う訳で…。

「やることやってりゃいいでしょうよ」とぶっちゃけ思ったことはここだけの話。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。


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