居宅サービス計画書と福祉用具貸与実績報告書の記載内容の統一って重要??
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
来年4月からケアプランの一部様式が変わるようです。
※今回の記事はケアマネジャーや一部職種の方しか読んでいてもピンとこない内容になりますので、非常に読むのが面倒だと思います。
正確には居宅サービス計画書6表・7表(サービス利用票・別票)の記載方法に変更があるようです。
正直私個人としては「また国が面倒な手間を増やしてきた」と感じています。
これ使用している介護ソフトによっては膨大な手間になる可能性があると思います。
そもそも何がどのように変更になる予定なのか?
福祉用具貸与の記載方法が変更されます。詳しくはこちらを。
現在は福祉用具貸与の欄には「特殊寝台」「特殊寝台付属品」「手すり」等と貸与品の品目と利用単位数を記載する簡素なものです。
それを「用具名称(機種名)」と「TAISコード」まで記載することが必須になる…。
TAISコードとは福祉用具情報システム上の管理コードのことで5桁の「企業コード」と6桁の「福祉用具コード」を「-(ハイフン)」で結んでいるものです。(例:00001-000002)
これ下手したら現在利用者が利用している福祉用具をすべて手入力でソフトに登録する必要性が出てくるのではないかと私はビクビクしています。
そして新たな福祉用具が出たらその都度TAISコードをソフトに入力する…。入力したのちは膨大なデータから利用票・別票に転記する為にソフトから探し出す…。
私が利用しているソフトは「ほのぼのmini2」というものですが、ぶっちゃけ非常に使いにくいです。
ワイズマンに慣れていた私は初めあまりの使いにくさに事務に掛かる時間が膨大に増えました。
何が使いにくいって、ケアプランに載せるサービス事業所を探し出すのもいちいちスクロールしながら自分の目で探し出さないといけないわけで…。検索欄とかないんです。
他にもいくつも手間が掛かる点が多いのですが、ソフト利用料の月額は安価なので当事業所では採用しているのだと思います。
話が逸れてしまいましたが、ケアマネにとっては自分の事業所が使用している介護ソフトがどのようにアップデートされるかで手間の掛かり具合がとてつもないことになり兼ねない。
そもそも論でここまで詳細に記載する必要性があるのか?
私は無駄だと思っています。何故なら毎月の給付管理で「サービス種類」と「保険点数」を居宅介護支援事業所と福祉用具事業所で合致させているわけで、それ以上何が必要なのか?
用具名称とTAISコードを都度入力するということは同じ「車いす」という項目でも使用している商品を変更すれば一から入力する手間が増える。
本当に必要なこと以外は「簡素化」が今後重要になってくるケアマネジメントにおいて「福祉用具の名称とTAISコード管理」はそれほど重要なのでしょうか?
これで介護給付費が抑えられるの?
個人的にはこんなことしなくとも、利用者に対して適切な福祉用具を選定し、不要になれば返却し、その為にモニタリングを繰り返しているのに無駄な仕事を増やされうんざりしています。
「居宅サービス計画書と福祉用具貸与実績報告書の記載内容が統一」ってそんなに重要なことなのでしょうか?
国が何をしたいのか正直分からない。
愚痴っぽい記事になりましたが最後まで読んで頂いてありがとうございました。
良し!切り替えよう!
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