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近くて遠い国、中国の人って本人の前で平気で「太ってるね!」って言うんですよ!

留学時代の思い出とハーブファスティング

北京で留学中に気が付いた中国人の不思議な様子。太ってる人本人に対して「太ってるね!」と第三者が言う、言われた本人も「私は太ってるよ!」と笑っている。???日本ではあり得ない光景を何度も目撃した。

日本で「太ってるね!」って本人の前で言ったら大変ですよねー(笑)これが大陸的と言う事なのかな?と妙に感心してましたが、違ってました。

当時僕は大学の授業の他に、日本語を勉強している中国人の学生とお互いに日本語を教える代わりに中国語を教えてもらうと言う事を週3回やっていた。その人も太目なので思い切って聞いてみた。

「日本では、太ってるって本人の前で言うと、気を悪くするか怒り出す事が多いんだけど、なぜ中国の人は平気なんですか?」と聞くと、「私も太ってるよ!」と日本語で笑いながら答えました。なかなかこちらの意図が伝わらなかったが、「日本では太ってるってどんな漢字を使うんですか?」と質問を受けたので、「肥」と答えたら、変な顔をされました。(ちなみに太ってるの「太」の字は中国語では全く違う意味になります)

その人に言われました「これでは怒って当たり前です!」これは動物が太っていると言う意味で人に向かって使う字ではないそうです。中国語で人が太っていると言う字は「胖」[pang]と書きます。

注:「猪」[zhu](中国語で豚の意味)も人を罵倒する言葉でこれは日本と同じですね。「この豚野郎!」みたいに使います。(喧嘩になります)

ようやく理解出来ました。中国語には人用と動物用の太っていると言う言葉が2つ有るのに対して、日本語の太っていると言う言葉は1つしかなくそれも動物用の「肥」しかなかった事でした。驚きですね。

漢字は伝来したけど思想は伝わらなかったかも知れない・・・・

中国から日本に漢字が伝来したのは4世紀後半の弥生時代と言われていますが、太っていると言う漢字は1つしか伝わらなかったのでしょうか?

僕が思うに、多分2つとも伝わったが、1つは使われなくなったのでは?と思います。

二千年以上前の記録がかなりの数残っている記録好きの中国人と百年どころか数十年前の記録でも曖昧な日本人。日本では芸や術や技などを伝える時は言葉ではない部分で伝えています。中国では多民族国家故に曖昧さを排除して文字で記録したのでは?と思います。

外国に住むと日本との違いを考える事が多く、それは同時に日本の良さや良くない所を考えます。つまり文化の違いを考える事になります。

「肥」と言う文字のついでにハーブファスティングについて(笑)

昨年11月からハーブファスティング実践コースを始め、全行程を終えた3月下旬、体重は12キロ減って55キロになってました!55キロの体重って高校3年の時と同じです(笑)

高校時代からずっと痩せていると言われて来ましたが、痩せてる人でも痩せると何だか嬉しく感じ、逆にウエストの肉がつかめるようになると何だか嫌な感じがするのは「太っている=肥えて美味しそうな動物」と日本人のDNAに刷り込まれているからでしょうか?

ファスティング(断食)=苦しい、大変 と言うイメージはあるかも知れませんが、ハーブファスティングは全く苦にならず、会社で仕事しながらでも問題ありませんでした。

ハーブファスティング全行程を終えた後、今も月に最低でも3日のファスティングを今も実践続けています。(入会して1年3か月)

深い健康を手に入れ、電磁波だらけの生活から身を守るため、そして新型コロナウイルス感染を予防したい方におすすめします。





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