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会社設立の詳細と動機

前回の続きです。


私は昨年の10月から会社を設立しました。

アスリートが1人の人間として自分の出来ることを考え、人と繋がり輪を拡げながら人のためになることを模索し続ける会社。
成長しながら人種、年齢、性別問わず、多くの人の役に立つことで、アスリートの価値を高めていく。
そんな第二の人生を躍動出来るチームを作ります。
株式会社KAITO STYLE経営理念

そのために今、私が出来ることを簡単にご説明します。
①子供たちに健康促進運動や姿勢矯正の運動トレーニングを提供
②フレイル前の年齢層に対しての健康促進運動や姿勢矯正の生活習慣トレーニングを提供
③実体験から学ぶ講演会
(小学校、中学校、高校、大学、保護者、高齢者、企業)


書いてるだけでもワクワクしてきます。
何故これを福島から自分の会社でやろうと決断したのか?
それには、こんな経験があったからです。

実は私はサッカーを通して手術を6回しています。その度にバランスが崩れてリハビリをしてという経験を繰り返しています。普段からも多少の痛みはありながらも練習や試合を良くするし、プロ生活を重ねれば重ねるほど当たり前のように痛い箇所は増えていきます!
そうやって痛みを抱えながらプレーしていたり、手術をすることで身体のバランスは少しずつズレていきました。

その中で特に酷かったのは、練習中に腰椎ヘルニアを発症してピッチから起き上がれなくなったときです。
寝れないほどの激痛を1ヶ月間経験し、ベッドに寝たきりで寝返りすらもやっとの状態でした。
なんとか手術も終えて、いつものようにリハビリだと思っていたのですが痛みは取れても時間が経過しても今回は今までには無い大きな問題がありました。
それは神経が圧迫されて下半身麻痺が強く残ってしまったことです。実際に歩こうとしても足が全く動かず脳で動けと指示してもピクリとも動きませんでした。正直、終わったと思いました。

そんな中で、毎年のようにお世話になっている私のパーソナルトレーナーの方がいるのですが現状報告として電話をかけさせてもらいました。すると、トレーナーの方にこう言われたのです。

『海人くんはどうしたい?まだ、出来るかもしれないよ!復帰までは大変だけど。』

嘘でしょ⁉︎そんなこと可能なの?まともに歩けない状態からジャンプしたり走ったり蹴ったり出来るなんて、その時は想像も出来なかった。
それ以前に私生活にも支障が残るんじゃないかと不安でしたから。
それでも、自分と向き合った結果どうしてもプロを続けたくてやっぱりサッカーをプレーすることが好きで可能性がある限りはリハビリをすると決意しました。
ここまで行くと完全なサッカー小僧を超越したサッカーオタクですよね。そこからはトレーナーの力を借りながら姿勢の改善を根本から治し、コツコツと努力を重ねました。それはそれは、大変な毎日でしたよ(笑)
その結果、次の年の開幕にはスタメンとして出場してそれから今でもJリーガーとしてプレーさせてもらっています!

そんな経験から身体の使い方や姿勢の大切さを自ら体験してきて、感動して、これを世の中に還元出来たらどれだけ人の役に立つだろうなって思ったんです。
僕なりな還元はしっかりとした軸の強いサッカー選手を作るためだけの思考ではなく、スポーツ全般、そして勉強をする人やデスクワークのお仕事をしている方、更には年配層の健康寿命を延ばすためにも貢献をしたいです。
『姿勢』に重点をおいて、サッカーも知らない人たちにも必要な事としてまずは、福島のために活動していこうと思っています。

私が意識して治した姿勢や身体の使い方を学べば子供は何のスポーツにおいても役に立つ基盤が向上します!更にはスポーツをしない子には姿勢+勉強の記憶力も上がる要素も取り入れたいです。
デスクワークの方にはストレス発散、集中力向上、そして1番は鬱病の改善や予防にも繋がります。
高齢者は健康寿命が延びて少しでも長く自分の足で行きたい場所に行けるように、そして認知症予防にも効果があるとされています。

福島市立矢野目小学校

このような活動を通してサッカーという枠組みだけでなく一般の方を普段から、生活の一部として手助け出来ることを考えて作っています!
そして、これを数年後に元アスリートやアスリートを目指していたセミアスリートの雇用の場として考えています。地元に残りたいけど何をしたら良いか分からない。
そんなパワーの有り余った若者を地域のために残して貢献させれる会社を目指したいです。

まずは福島県のために広げて今より価値のある人間となり
必要とされる会社を目指したいと思います。
そしてそれを東北、全国、世界へと広げていきます。

次回は何故、福島でこれを始めるのかをお伝えしたいと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました!

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