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フランス語検定3級に「初学で」「3ヶ月で」「独学で」合格する方法|使う参考書からペースまで、すべてお教えします。

今回は、タイトルにある通り、

フランス語検定3級に「初学で」「約3ヶ月で」「独学で」合格する方法

「何週間目に」「どの参考書の」「どこをやるか」

まで具体的にお伝えしていきます。

つまり、使う参考書だけでなく、どの時期にどれくらいのペースでやるべきかまで、すべてお伝えします

というのも、この勉強方法で僕自身が、

フランス語検定3級に「初学で」「約3ヶ月で」合格することができたからです。(点数は85点でした)

フランス語検定3級に初学から独学で3ヶ月で合格する方法

週5で普通に働いている僕ができたので、社会人の方や学生さんでも再現可能だと確信しています。

少しでもフランス語検定3級の勉強方法にお悩みの方は、ぜひ今回の記事をご覧になって合格を掴み取ってください!

コチラのブログ「仏検3級に3ヶ月で独学で合格するための方法」から来た方は、最初の参考書とマインドの部分は飛ばしてOKです。

  

使用する参考書

仏検3級_独学参考書

まずは使用する参考書をご紹介します。

【単語帳】
でる順仏検単語集(でる順単語集)
フランス語 基本の500単語(基本の500単語)

【文法書】
はじめてのフランス語
文法から学べるフランス語

【問題集】
仏検公式ガイドブックセレクション4級・5級(公式ガイド4級・5級)
仏検公式ガイドブックセレクション3級(公式ガイド3級)
仏検3級スピード合格(スピード合格)

 

マインドセット

具体的な勉強法をご紹介する前に、フランス語検定3級に約3ヶ月で合格するための気持ちや意識の部分を、まずは簡単にお話しします。

①2時間を毎日続けることを意識すること

3ヶ月で合格を勝ち取りたいのであれば、まずは勉強習慣をつくるところからはじめましょう。

目標は毎日「2時間」です。

社会人の方でも学生の方でも、日中のタスクを終えた後、寝るまでに2時間くらいは取れるはず。

「どうしても2時間取れない…!」という場合でも、1時間、あるいは30分だけでも勉強する時間をとりましょう

語学学習で何よりも大切なのは「継続」です。

本当に時間がなくて、それでも仏検3級を取りたいという方は、極論、「5分」とか「1単語」だけでも構いません。

とにかく、必ず「毎日」フランス語に触れるようにしてください

そして、ガッツリと時間を取れる時間で、一気に進めましょう。

  

②「フランス語を身につける」というよりは「試験に合格する」という意識を持つこと

ハッキリ言います。

仏検3級の出題範囲には「文法の全範囲」とありますが、頻出の範囲は決まっていますし、直前になったら重点的に見直すべき場所がはっきりしてきます。

このときに「フランス語を身につけよう」とまじめになってしまうと、「試験に合格する」ための効率は落ちてしまいます

ここではあくまで「約3ヶ月で」「仏検3級合格」の方法をお伝えしているので、
「留学のために身につけたい」
「旅行前に話せるようになりたい」
という方は、検定が終わってからにしましょう。

どちらにしても「3級合格の力」があれば、会話やフレーズが格段に聞けるようになっていますし、暗記力も高まっているはずですから。

  

③語彙は4級レベルと問題集のものでOK

もう一つ、ハッキリ言います。

仏検3級レベルとされる「1670語」は絶対にウソです。笑

というのも、僕は結局、単語帳の4級レベルまでと『仏検3級スピード合格』に載っている単語を覚えただけで仏検3級で85点を取ることができたからです。

文法の参考書を進めていると、出てくる単語が結構似てきます。

その中で自然と見る回数が増え、覚えているというものあります。

何より、初学者が短期間で語学の勉強を進めるのであれば、単語の勉強は一番最初にガッツリと時間を割き、以降は時間をかけすぎないというのがとても大切ですからね。

 

👇 参考書やマインドセットについて、さらに詳しくはコチラの記事でまとめています👇

   

フランス語検定3級に「初学で」「約3ヶ月で」合格する具体的な方法

ではここから、具体的な勉強方法をお話ししていきます!

3ヶ月を12週間として考え、各週で何をするべきかをお話ししていきます。

☆すべての勉強で共通のこと

まずはすべての勉強において共通の進め方をお伝えします。

それが、「復習日を必ず設けること」です。

具体的には、1週間のうち「前5日で1周」「残りの2日で1周」、つまり「1週間で計2周する」ということです。

これは非常に重要なペース配分です。

というのも、言語学習に限らず、勉強は復習しないとどんどん抜けていきます。

その抜けた状態で次の範囲に進んでも、前の範囲ができている前提の内容だと、せっかくやっている新しい内容の精度が落ちてしまいます。

しかも、一度やった範囲を1ヶ月後に2周目、とやっていたら、それこそほとんど覚えていないでしょう。

せっかく1周網羅したのに覚えていないとなると「自分は能力がないのか。。」とどうしても感じてしまいますよね。

抜けてしまうのは人間の記憶の仕組み上、仕方のないことです。

ただ、記憶から抜ける量を少しでも減らす工夫はできます。

それが、「復習日の確保」なのです。

「前5日で1周」「残りの2日で1周」

この1週間のペースを必ず守ってください。

  

①最初の2週間

【単語】

まずは単語の学習から始めます。

『基本の500単語』「一日50〜100単語」のペースで進めます。

はい、単語は「一日50〜100単語」進めます!

フランス語 基本の500単語

できれば100単語で進めていきたいですが、多すぎてここでモチベーションが落ちるくらいなら最低50にしても問題ありません。

どちらにしても、最初のうちは単語の勉強で結構な時間を費やすと考えてください。

また、単語を見ただけで発音を想像できるようになるまでは、必ず音を聞くようにしてください。

仏検3級の問題には、単語の書き取り・ディクテーション(聞こえた単語を書く)の問題があります

慣れないうちはフランス語の綴りは本当に謎なのですが(笑)、勉強を進めると「発音から何となく綴りが想像できるように」なります。

これは僕自身、本当にできて驚いた成長だったのですが、とにかくフランス語は音を聞いてください

『基本の500単語』の目標は、最初の1週目のうち「前5日で1周」「残りの2日で1周」、つまり、1週間で計2周です。

「休みの日にまとまった時間をとってやるつもりだった!」という方は、
週の「最初」と「最後」に休みの日が来るように1週間の設定をしてください。
(土日休みの方の場合、日曜日を週の初め、土曜日を週の終わりとする。)

こうすることで、週の最初に一気に進め、仕事の日は最低限触れて復習とし、週の最後に再度一気に復習をかける、というサイクルを作ることができます。

『基本の500単語』は、最初の2週間のうちに最低でも3周しましょう。

この3周ですべての単語を覚えることができればベストですが、8割完成させれば次にいけます。

   

【文法】

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