AWS Certified Cloud Practitioner に合格しました
こんにちは!どぎーです!
ハプニングに見舞われながらも AWS 認定試験の入門である AWS Certified Cloud Practitioner に合格しました🥳
勉強方法や試験当日についてまとめます💪
背景
7月から AWS を触る機会に恵まれたので、その事前学習の集大成として Cloud Practitioner の受験を決めました。
勉強前のスキルレベル
私は普段 Android アプリエンジニアとして働いており、AWS の実務経験はありません。
AWS どころか、そもそもクラウドやネットワークに関する知識もありませんでした。
ということで、「AWS って何ができるの?」「そもそもクラウドって何が嬉しいの?」という全くの初心者から勉強をスタートしました。
勉強方法
前提
前提として、私は試験に向けて勉強することが苦手です。
試験合格に向けて最短ルートで突き進むことは性質上できません。
なので、いろいろと寄り道をしながら、興味の赴くままに勉強してきました。
飽きたら勉強をやめていましたし、試験日程は2回延期しました😇
「試験日程を決めたら嫌でもやる気が出る」と言いますが、試験日程は延期できるのでやる気は出ません😤
そんな私なので、あくまで試験合格はサブの目的と設定し、次の2点をメインの目的としました。
AWS やクラウド、ネットワークについてざっくり理解すること
今後 AWS を触っていく上での基礎を身につけること
そんなこんなパンナコッタ、よく言えばのんびりと勉強を続け、合格まで約1ヶ月かかりました。
全くもって最短ルートではない自覚があるので、「こういうことしてたんだ〜」程度に読んでもらえたらありがたいです😚
手順とスケジュール
勉強は次のように進めました。
【1日目】とりあえず AWS を触ってみる
【1週目】AWS やクラウド、ネットワークの概要を掴む
【2週目〜3週目】AWS のサービスや機能についてまとめつつ、ひたすら問題を解く
【4週目はじめ】今更?試験ガイドを確認する
【試験前 2日間】試験を意識しつつ、間違えた問題を解く
【1日目】 とりあえず AWS を触ってみる
まずは AWS を触りたかったので Udemy で良さそうな講座を探して取り組んでみました。
私が選んだのは「AWSで作るWEBアプリケーション 実践講座」です。
決め手は、ただ座学で学ぶのではなくて ハンズオン形式で学べるという点です。
こちらの講座では AWS 上に Web アプリケーションを構築していきます。
勉強用に開発している Android アプリの API サーバーを実装したかったので、「ちょうどいいな!」と思い始めました。
ただ予想以上に時間がかかることと、試験対策としては遠回りすぎる気がしたので、VPC を作成して(全体の20%ほど進めて)やめました😇
まだ全然進められていないので、これから続きを進めます😆
余談ですが、ハンズオン教材としては「AWS 日本語ハンズオン」も良さそうです。
公式からも「AWS ハンズオン資料」が出ているようです。
必要に応じて取り組んでみます💪
【1週目】 AWS やクラウド、ネットワークの概要を掴む
なんとなく AWS の触り心地を掴めた(気になった)ので、続いて AWS の全体像を把握していきました。
私は「AWSome Day Online Conference」を視聴しました。
こちらの講座では、めっちゃくちゃざっくりと AWS やクラウドの概要を知ることができました。
AWSome Day Online Conference は視聴できるタイミングが合わない場合もあるので、「AWS Skill Builder」の次の教材から取り組むのも良さそうです。
ただこれらはだいぶ分量があるので、問題を解きつつ適宜復習に使うでも良さそうです。
ちなみに私は「AWS Cloud Practitioner Essentials」のモジュール2で挫折しています😇
【2週目〜3週目】 AWS のサービスや機能についてまとめつつ、ひたすら問題を解く
AWS の概要がなんとなく掴めたので、あとはひたすら問題を解くのみです!
私は「Tech Stock」の「ベーシックプラン」を契約しました。
決め手は友人の口コミです😂
Cloud Practitioner の問題は528問用意されており、それぞれに丁寧な解説がついています。
解説では公式ドキュメントが参照されているため、お手軽に一次情報にたどれます。
実際に試験に出題された内容をほぼカバーできていたので、友人の言っていた「Tech Stock だけやれば良いよ!」が証明されました😳
ただこの「Tech Stock だけをやれば良い」がめちゃくちゃ辛かったです😢
次から次に知らない用語が出てきますし、丁寧な解説はそれだけ分量が多いです。
量の暴力にボコボコにされました😇
なので私としては、はじめから解説を読み込みすぎず、とりあえず1周することが良さそうに思います。
間違えた問題を解き直す機能や、また解きたい問題をブックマークする機能があるので、それらの機能を活用しつつ、繰り返し数をこなすことが大事だと思います。
Tech Stock のベーシックプランでは、Cloud Practitioner 以外に ASSOCIATE レベルの試験問題も解けるので、まずはベーシックプランで事足りるように思います。
【4週目はじめ】 今更?試験ガイドを確認する
問題を解いていると、「本当にこれで良いのか?」と疑いや不安の気持ちが湧き上がってきます。
私はこのタイミングで Cloud Practitioner について再度調べ始め、「試験ガイド」なるものが公式から提示されていることを知りました。
この試験ガイドに出会えてだいぶ気持ちが楽になりました😅
試験ガイドでは、試験で何をどこまで出題するのかが体系的にまとめられています。
どの知識がどの分野に属しているのかがまとめられているので、問題を解きまくって散らかっていた知識を整理できました。
また、サービスの主な機能ごとにサービスがグループ化され、まとめられています。
Cloud Practitioner では想定以上に多くの AWS のサービスや機能が扱われます。
ざっと次のスクショのとおりです。
勉強時間が限られてきたので、途中でメモからスクショに切り替えたましたが、それでもこれだけの量でした😫
実際に利用した経験がないと、何がどのようなサービスなのかを覚えるのは難しいです。
どれが似たようなサービスで、どんな機能なのかを整理できるので、試験ガイドを参考に網羅的にサービスを学んでいくのが良さそうです。
各サービスについて深ぼるには、公式から提供されている「AWS サービス別資料」が役立ちました。
【試験前 2日間】 試験を意識しつつ、間違えた問題を解く
ここまでくると、落ちる恐怖との戦いでした。
受験料は12,100円です。
弊社には「勉強し放題制度」があります。
こちらの制度を利用して受験料を負担してもらいましたが、万が一落ちたら…?
もう一度負担してもらうのは技術的には可能そうですが、倫理的には控えた方が良さそうです😇
ということで、さすがに試験直前は合格すべくメラメラ燃えていました🔥
ここまでで Tech Stock の問題のうち60%ほど解けていたので、今まで解いた問題のうち間違えた問題を解き直してから、残りの40%を解いていきました。
試験ガイドを活用して知識が体系化されていたこともあり、正答率が上がったように感じました。
ひとまず、心が安らかになってきた…😚
試験当日
自宅での受験は大変と聞いていたので、私は試験センターで受験しました。
当日はギリギリまで問題を解いていました。
ふと試験前のメールを見返すと、Google カレンダーに登録していた時刻よりも試験開始時刻が45分早かったのです😇
気づいたときにはすでに、間に合うために出発しないといけない時刻でした😶
・・・
やらかした時こそ冷静に。
シャワーを浴びて気合いを入れ直し、全力で会場に向かいました💨
試験開始の15分後に到着しましたが、無事に試験を受けさせていただけました🥺
今後も AWS の認定試験を受ける予定なので、次回からはめちゃくちゃ気を付けます…
試験センターのパソコンで試験を提出し終わった瞬間、合否が分かりました。
合 格
ひとまず「合格」の二文字を確認でき、安堵です。
内心だいぶヒヤヒヤしていたものの、涼しい顔をして試験センターをあとにしました😙
感想
噂に聞いていたとおり、出題範囲が広く、個人的には難しかったです。
何より試験勉強が辛かった…😩
次の観点を整理するのに苦労しました。
請求周り
サポートプラン周り
管理・モニタリング周り
実際に使用したことがないとややこしい範囲なので、余裕があれば実際に触ってみるのが良さそうです。
また、自分はクラウド周りの知識がない状態でスタートしたので、「可用性」や「フォールトトレランス」など、インフラ領域で扱われる?ワードを理解するのにも苦労しました。
ただ、なんだかんだで当初の目的である基礎の学習は達成できたように思います。
続いては ASSOCIATE レベルの AWS Certified Solutions Architect - Associate いわゆる SAA の合格を目指します。
本記事が Cloud Practitioner を受験する方に少しでも参考になれば嬉しいです🥳
ここまで読んでいただきありがとうございました🙌