kaito katayama

アーティスト。 クラシックギター、アコースティックギター、ウクレレ、弾き語りをします。…

kaito katayama

アーティスト。 クラシックギター、アコースティックギター、ウクレレ、弾き語りをします。レッスンも春日部で開講しています。→https://k-kaitoguitarsalon.jimdofree.com バンド「ヴェルニー」としても活動中。

最近の記事

旅の記録と石川県の記憶⑤ 〜雲の森〜

2日目の朝だ。つまり今日が旅の最終日。 今日も色々な場所に行こう。 まずは宿を出てひがし茶屋街を散歩。 8:00からモーニングを提供しているカフェに入り、一階窓際の席に腰を下ろす。 とても良い匂いに包まれてやってきたパンケーキはふわりとした食感。 とにかく美味しくて、数分でペロリとたいらげてしまった。 セットで付いてきたアイスコーヒーも静かにストローで吸いながら、 表の通りを眺めてぼんやりする。  1人の男が歩いていた。恐らく自分と同じような旅行者だろう。 道の隅々、家

    • 旅の記録と石川県の記憶④ 〜丘からの眺め〜

        21世紀美術館を後にした僕は、その足で当日お世話になる宿 ゲストハウス・「STELLA」へと向かった。 行くまでにひがし茶屋街を通るのだが、 和菓子屋さんやレストラン、バー、雑貨屋、様々な店が 気持ちよく整っており歩くだけでも本当に楽しい。 特に夕暮れ時は格別で、 美しい街が描かれている絵画の中を歩いてる気持ちになった。 「STELLA」のオーナーさんは、親切でとても素敵な方だった。 宿もとても綺麗に整っており、海外からの学生さんも何人か宿泊していた。 ここを選んで正

      • 旅の記録と石川県の記憶③ 〜天井の水面〜

        金沢21世紀美術館で1番人気のアート作品 「スイミング・プール」の内部に行くのには、割と手間がかかる。 階段を降り地下道を進まなければならない物理的な 「距離」があるのはもちろんだが、 整理券をゲットしないといけないほど何時間も前から予約が必要だったからだ。 この作品はアルゼンチンのアーティスト、レアンドロ・エルリッヒが 金沢21世紀美術館のために作った恒久展示作品で 大人から子供までが楽しむことができるアートだ。 プール上部には常に沢山の人が集まっていた。  整理券を手

        • 旅の記録と石川県の記憶② ~まだ弾は残ってる〜

          21世紀美術館のエントランスを通ると、 それまでの暑さが強い冷房と瑞々しい館内の空気で 一気に僕を別の世界へと連れて行ってくれた。  今回開催されていた企画展はアレックス・ダ・コルテ「新鮮な地獄」。 非常に多くの人で賑わっていたが、 正直僕にはさっぱりわからないものが多く、少し疲れてしまった。 館内の常設展も見に行ったのだが、こちらはとても楽しめることができた。 特に、沢山の銃を使って組み立てられた「武装解除時計」。 全て本物の銃が使われている。 メキシコのペドロ・レイ

        旅の記録と石川県の記憶⑤ 〜雲の森〜

          旅の記録と石川県の記憶 1 〜灘へと進め〜

          2024年元旦、というめでたい日に あんな悲しいニュースが飛び込んでくるのはショックだった。 まずは現地の方々がこれ以上、悪い状況にならないことを祈っています。 僕は石川県が大好きです。正確には大好きな場所になりました。 それは昨年、金沢を弾丸で旅して色々な場所へ行き、様々な空気を吸い、素晴らしい景色を見て 食べ、飲み、歩き、沢山のものを感じることが出来たからです。 本来は載せようとは思っていませんでしたが、 このタイミングで石川県のことを話し、 そして自分の中だけに留

          旅の記録と石川県の記憶 1 〜灘へと進め〜

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          Parada

          kaito katayama「Parada」 2017年の僕のファーストアルバム「filament」より収録曲のパラーダというです。作品です。吉祥寺にあった素晴らしいカフェ&ギャラリーの為に作ったソロピースです。「停留所」の意味を持つこのお店で過去何回もコンサートをして、様々な人と出逢い過ごした大切な想いを曲にしました。

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