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IKEAサラダボウルでスピーカーを作ってみた

はじめに

 こんにちは!χ'tと申します!
今回は知る人ぞ知るIKEAのサラダボウルを使った球体スピーカーを作ってみました。日本で作っている人は数少ないですが、海外掲示板などでは活発に作られているお手軽(?)スピーカーの一つです。

見た目がかわいらしいということで見た目最優先でスピーカーを作ってみました。

使用材料

・ボウル (BLANDA MATT ブランダ マット 12cm)
 ボウルは20cmのモノを4つ買いました。サイズ展開としては3種類あり、12,20,28cmとあります。小さいサイズはツイーターとして利用するといいかもしれません。28cmになるとつけられるユニットの制限がだいぶ緩和されますが少々お高めなので、一サイズ小さいものをセレクトしました。

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・スピーカーユニット [ParcAudio DCU-F101W2]

 Parc Audioの8cmフルレンジです。コーンが木で出来ており、広いレンジの音が出せることで評判が高いです。
完全に見た目で選びましたがいいスピーカーユニットを見つけられました。
購入はいつものコイズミ無線さんにて、感謝感激。

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製作

 エンクロージャーの形はすでにできているので基本的には穴をあけていくだけです。

正面のバッフル面はユニットの外径に合わせて穴をあけ、後面はターミナル用の穴を適当に開けて穴あけ作業は終了。

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中心の出し方は少し考えましたが、底の穴の大きさに合わせてダイソーで買ってきた円形カッターを使ってピッタリのサイズを切り出し、中心部分にペンでマークしました。

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ここで一番の山場がユニットの取り付け面をどうするか。
作例ではのこぎりで両断してふちに取り付けているものもありますが、12cmボウルだと薄すぎますし、前面にユニットの外径よりも大きいバッフルを作ると盛り上がってしまい見た目に満足がいきません。
とりあえずユニットの外径と同じ大きさの穴をあけましたが、この後の進め方にかなり悩んでしまい半年くらい製作期間が空いてしまいました。結果的には学校にあるレーザー加工機を使ってMDFに穴ピッタリのサイズで切り出しました。

レーザー加工機は敷居が高いように思えますが最近ではカインズに設置されていたりもするので案外できなくもない製法です。

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あとはバッフルとボウル同士をボンドで接着して…

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ユニットを取り付けて完成!
吸音材は入れない状態でも特に不満がないので今は入れてませんが、のちに入れるかも…?

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感想

 音に関しては特に計算せずに作りましたが、想像以上に音がよくてびっくりしました。
容量が2.5Lくらい(水を入れてアバウトに計測)しかないですが、低音もかなり出てくれて大変満足な出来になりました。
音も見た目も必要十分で家族からの評価高く、最近作った・買ったスピーカーに対する不満もこれで解消されたかも…?

皆様もぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

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