字や言葉に力あり
こんばんは。
今週の習字ペン字の稽古では一月号の行書を書きました。
葉末の露がきらめく朝に
何をみつめる子鹿のひとみ
すべてのものが日々新しいそんな世界を私は信じる
信じることは生きるみなもと
谷川俊太郎「信じる」より
楷書と行書では課題文章が違い、それぞれ読んでほっとするような文が例題になってるのと、新しい本や詩に出逢えることは嬉しいことでもあります。
そして来週、筆のお稽古も(期間限定で)みてもらうことにしました。何十年ぶりに筆です!落ち着いて取り組まねば..
さて。ある日、いつもはPCの文字でやりとりをしていた人が
ご自身で書いた文字で書いてきてくれました。
その時、その字から、紙から発せられる力が見える気がしたんです。
それは驚くような達筆でもなかったです。でも文字にその人自身の存在が
確かにあると感じたのでより一層「文字を書く」ことを知りたくなりました。心がこめられる大切なものでもあり、逆にもしかするとマイナスな思いも込められるのかもしれませんね。
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