不妊とこどもについて

一時期生理がぜんぜんこないことがあって、まあストレスやろガハハって思ってたけど、まわりのすすめで産婦人科にかかったことがある。
そしたら多嚢胞性卵巣症候群の可能性があるねって。
病名つくんだ！？？？？？と思った。だいたい原因不明で済まされてきたから。
しかも根本的な治療方法がなくて対処療法でなんとか付き合っていくしかないやつ。世の中の病気はそんなんばっかり。

多嚢胞性卵巣は排卵が起きずに卵巣に卵子が溜まった状態のことをいうんだけど、エコーで卵巣みたらかえるの卵みたいにまるいのがぎっしり詰まってた。恐怖画像。
他にも男性ホルモンの数値が高いとか生理がきてないとか先生の判断とかいろいろ組み合わさってるから症候群って名前がついているらしい。
生理がきてても多嚢胞性卵巣でないとは言えないし、生理がきてないと骨粗鬆症の原因になる。
いろいろ調べてたらインスリンの投薬が効果的な場合もあるらしくて、糖尿病家系だからおわったと思った。

とりあえずそのときはこどもほしくないしピルで強制的に生理をこさせるところからはじめましょう、それを続けるしかないね、もし気持ちに変化があったら教えてね、で診療おわり。
いまはピル飲まなくても比較的生理がちゃんとくるようになった。でもいま多嚢胞性卵巣であるかどうかは触診とかエコーとか血液検査をしてみないとわからないという、、そんな簡単に治らないだろ、、こわいので検査できない。まあしなくても死ぬわけじゃないしな！ガハハ！

高校生くらいのときから筋肉がなさすぎて将来腰が曲がりそう、骨粗鬆症になりそうって散々悪口言われてたけど、内蔵的な問題で骨粗鬆症なりやすいんだ、もうほぼ確定じゃん？
外見だけじゃなく内臓もだめなの？この体バグ多くない？

そんなわけで排卵がこない=不妊というわけ。
いまの生理も無排卵月経だと思ってるよ。

こどもすきかきらいかといわれるとよくわからない。にんげんのいいところ集めたみたいなところ、ピュアでイノセント。でもそれだけでは決してないところ。こどもはかしこくうつくしい。
ただにんげんそのものに不快感がすごいので、ウワにんげんだ！となると途端にしんどい。いいところもわるいところも含めてにんげんがすきではない。

妹から言われる「姪っ子甥っ子がほしい」。
妹はわたしがアセクなのも結婚妊娠出産願望がないこともぜんぶ知った上で、半分冗談みたいなダメ元で言ってきてるのわかる。
わかるから笑って返せる。「わたしは産まないけどわたしは姪っ子甥っ子いずれできると思ういいでしょ〜」って、比較的最低なマウントとれる。
まあ不妊だし、しかもこども別にいらないから不妊って聞いたときもそんなにショックじゃなかったし、いまだに実感わかない。
不妊だからこの話題がアウトっていうよりは、わたしがアセクだからアウトってかんじ、わかる？

こどもの話は夢物語ってかんじ、現実味がまったくない。もしもの話。
もしもこどもできたら愛せるのかな、愛しちゃったらこんな世界に産んじゃったのこっちのエゴでごめんねって思うのかな、だってわたしは生きるのしんどいもん。
でも冷静に自分みたいなトンチキなこども産まれてきたら愛せるかは微妙だな。
ていうかそもそも相手誰？種だけ提供してくれそうなてきとうな男捕まえないといけないってこと？いまの日本だとそれで産まれてくるこどもには父親がいないことになってしまいますが、、複雑家庭環境にしちゃうじゃん。

いまの仕事や生活を手放してまでこどもを産もうとは絶対に思えない。
こどもを産む世の中の女性のことは尊敬してるけど、それはこれからの日本を担ってくれる若者の存在の誕生を喜んでいるのであって、こどもかわい〜みたいなやつではないのよ。
かわい〜だけでやっていけるほどひとひとり育てるのは体力気力金銭面いろいろな意味で簡単ではないと思う。
まして興味本位ならなおさら。

こどもの予防接種の数知ってるか？えぐいぞ。
2ヶ月になったら4本、そのあと1ヶ月あけてまた4本、5ヶ月、1才、3才、5才、ワクチン打ちまくり。
なにを予防してるのかだんだんわからなくなりそう。
その間にげんきに育ってるか発達状況みる検診があるわけでしょ、わたしが3才のとき視力検査引っかかったやつだけども。
世の中の親はめちゃくちゃ忙しいぞ。
園に行けばウイルスをもらい、病院へ行き、登園するにも書類が必要だからまた病院。地獄のシステム。これ国が儲かるの？？？
たとえ愛していても育てられない自信がある。最低だな。