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夢の音楽室

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2021年7月の記事一覧

ルネッサンス 〜クラシックとトラッドとロックの融合

ヤードバーズが生んだバンドというとどうしてもレッドツェッペリンとジェフベックグループの二大バンドになるが、実はもう一つ抜けている。
元ボーカルのキースレルフとその妹、ジェーンレルフが結成したルネッサンス である。

○初期ルネッサンス
新生ルネッサンス へと繋ぐトラッドの影響が伺える。

このバンドは短期間しか活動しなかったが、その音楽性とバンドの名前を引き継いだ新生ルネッサンス が誕生する。

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アルディメオラ〜スペイン高速悪魔との死闘

今日はアルディメオラ67歳の誕生日。

初来日公演へ行きました。
先のリッチーブラックモアズ・レインボーでロックコンサートが厳戒体制が敷かれるなか、フュージョンは想定外。
ディメオラは客席まで降りてストーンズでジャンプ。
この時まだ24才の若者だったとは⁉︎

売れてなくても名曲4〜サンタナ〜ベラ

今日サンタナ74歳のお誕生日、彼は息子と娘に曲を贈っている。
息子サルバドルには歪みの効いたディストーションのブルースを作り、こちらベラはクリーンなトーンでブルースを弾いている。
サンタナの数多くのインストの中でも哀愁ある名曲の一つである(^^)

音楽はパクリからはじまる〜パクリとリスペクトの違い

音楽はパクリからはじまる〜パクリとリスペクトの違い

最近プロコルパルムのベスト盤を買って聴いてる。
このバンドはプログレのルーツ的な存在である。
なかでも「青い影」は名曲だ。
この曲は多くのアーティストらに影響を与えた。
おそらく多くの方が書かれてるのでここは夢野流にまとめておきたい。

○プロコルパルム
青い影

そしてこちらが元の曲といわれるバッハの「G線上のアリア」

なるほど確かにモチーフにしてることが一目瞭然。
でもボーカル面ではパーシー

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フュージョン真説〜フュージョンは本当に終わってしまった音楽なのか? 後編

フュージョン真説〜フュージョンは本当に終わってしまった音楽なのか? 後編

さて現在フュージョンを語る際に筆者は不満がある。
それはジャズフュージョンという用語が一般化してることだ。
フュージョンという音楽は確かにジャズが初めて一般化させたかもしれないが、元々は他の音楽ジャンルを融合させた音楽なのにジャズをつけてジャズに無理矢理入れようとしてるところに疑問を感じる。

さてロック側のフュージョンを取り上げてみよう。
フュージョン指向であったジェフベックやサンタナは以前個別

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フュージョン真説〜フュージョンは本当に終わった音楽なのか?前篇

フュージョン真説〜フュージョンは本当に終わった音楽なのか?前篇

職場で最近小耳に挟んだのが、「フュージョンてニュースや天気予報に流れるBGMでしょう?」顔に出なかったが、ショックであった。
もはやフュージョンはBGMに過ぎないのか‥

フュージョンをWikiで調べてみる。
1960年代後半に始まったジャズロック、エレクトリックジャズが元であると記されている。
アーティストとしてはマイルスデイビスが電気楽器を大胆に導入してロックサウンドをジャズに取り入れたとある

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売れなくても良い曲3〜ロニーモントローズ〜非情の街

ヴァンヘイレンのボーカル、サミーヘイガーも在籍したザ・モントローズのリーダー、ロニーモントローズが放つギターインスト。
かってはジャズドラマー、トニーウィリアムスと組んでハードフュージョンを引っ下げ来日も果たしている。
ゲイリームーアやサンタナのような泣きがなかなかいけてる。
原曲は古いドラマか映画のテーマソングだったか?