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株式会社の設立は発起設立と募集設立のどっちが早く効率的?

株式会社の設立方法について、ネットで調べたり、書籍を見てみると「発起設立」と「募集設立」という2つの方法が紹介されています。

より、簡単に効率的に設立するには、どちらの設立方法を選べばよいのでしょうか?

発起設立とは、会社を立ち上げるときに発行する株式を発起人がすべて引き受ける設立方法です。

募集設立というのは、発起人以外にも株式を引き受けてくれる人を募集する設立方法です。

要するに、自分たちだけで株式会社を設立するか、それとも他に出資者を募って設立するか、という違いです。

この中で、早く簡単に株式会社を設立させたいのであれば、圧倒的に「発起設立」がおすすめです。

募集設立にすると、関係者がたくさん増えるので、手続きがなかなか進みにくく、また、創立総会など特別な手続きを経なければならないので、株式会社設立までにかなり時間がかかります。

また、用意する書類も複雑になるので、ミスが増え、修正などにさらに時間や手間が必要です。

通常、発起設立であれば、1~3日程度で設立することができますが、募集設立であれば通常2週間程度はかかります。

実際に、募集設立が行われることはほとんどなく、大がかりなビジネスを始めるとき以外、あまりメリットもありません。

そのため、これから株式会社を設立するときは、発起設立がおすすめです。



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